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Airalo とは|200カ国以上で使える eSIM ストアの仕組みと選び方

最終更新: 2026-04-11 / 検証日: 2026-04-11

「Airaloって本当に使えるの?」
「初めての海外eSIMで失敗したくない…」

そう思って情報を集めている人は多いはずです。

Airaloは200カ国以上に対応するeSIM専業ストアで、空港のSIMカウンターを丸ごと飛ばせる手段として、最もハードルが低い選択肢の一つです。

この記事では、Airaloの仕組み・プラン構造・向き不向き・出発前のチェックリストまでをまとめます。

そもそも eSIM って何?

海外旅行でデータ通信を確保する方法は、大きく4つあります。

  1. 日本のキャリアの国際ローミング(最も高い)
  2. 空港で物理SIMを買う(現地価格で安い、時間と言語の壁)
  3. ポケットWiFi レンタル(ハードウェア管理が面倒)
  4. eSIM を事前購入(出発前にスマホ内で設定完結)

Airalo は 4 のカテゴリで、eSIM 専業のストアです。スマホに埋め込まれたデジタルSIM(= eSIM)を、日本にいるうちにクレカで購入し、QRコードをスキャンするだけでインストール完了。空港で SIMショップを探したり、日本語が通じない店員に話しかけたりする手間がゼロになります。

eSIM の仕組み自体は Airalo 固有のものではなく、端末(iPhone XS以降、Pixel 3以降など)の標準機能。Airalo はその仕組みに対して「200カ国以上の国別プランを即時販売する”eSIM ストア”」というポジションに立っています。

Airalo のプラン3層構造

Airalo のプランは大きく3種類に分かれます。

1. 国別 eSIM(Local)

タイだけ、日本だけ、アメリカだけ、というように 1カ国専用の eSIM。1カ国を集中的に訪れる旅行で最も安く、データ単価が有利。スタートは $4 USD 前後で、容量と期間の組み合わせで複数プランから選びます。

こういう人向け:

  • 特定の1カ国に数日〜2週間くらい滞在する
  • 他の国には行かない(または行っても連絡用にローミングで済ます)

2. 地域 eSIM(Regional)

Europe・Asia・North America など、広域エリアを1枚でカバーする eSIM。例えば「Europe eSIM」ならEU加盟国を中心に広い範囲で使える。複数国周遊の旅行で便利で、国別を何枚も買うより安くなるケースが多い。

こういう人向け:

  • ヨーロッパで5〜6カ国周遊
  • 東南アジア周遊(タイ → ベトナム → カンボジア → ラオス など)
  • 国境越えのたびに eSIM を切り替えるのが面倒

3. Discover+ グローバル eSIM

130カ国以上で使える1枚で世界対応の eSIM。データ通信に加えて、音声通話と SMS(米国ベースの国際電話番号付き)が含まれます。長期の世界一周、複数大陸を跨ぐ出張旅行向け。

こういう人向け:

  • 世界一周や複数大陸を跨ぐ長期旅行
  • 頻繁な国際出張で、毎回 eSIM を買い直すのが面倒
  • 電話番号も必要な場面がある

Airalo を選ぶべきケース、選ばないケース

Airalo が向いてる場面

  • 初めての海外 eSIM — 導入導線がシンプルで、失敗しにくい
  • 短期旅行(1〜2週間) — 現地SIM を探す時間を飛ばせる価値が大きい
  • 複数国周遊 — 地域プランで切り替え不要
  • 空港到着から即ネット接続が必要 — 事前設定で到着と同時に使える
  • 日本語UIと日本語サポートが欲しい — ウェブ・アプリとも日本語対応

Airalo が向いてない場面

  • 長期滞在(1ヶ月以上) — 現地SIMショップの物理SIMのほうが GB単価で安いケース多い
  • 大容量データが必要(動画配信・リモートワーク中心) — Airalo の大容量プランは単価が上がる
  • 音声通話が必須 — 多くの国別プランはデータ専用。通話が必要なら Discover+ か現地SIM
  • eSIM 非対応端末を使ってる — iPhone 8以前、Android の一部旧機種では使えない

Airalo vs 他の eSIM サービス(Saily / Holafly など)

eSIM ストアは Airalo 以外にも Saily(Nord 系)や Holafly(スペイン系、無制限プラン強め)など複数あります。それぞれ料金体系や強みが違い、例えば:

  • Saily: NordVPN 系列、セキュリティ機能とのバンドル訴求が強い
  • Holafly: 無制限データプランがあるのが特徴(割高だがデータ量を気にしなくていい)
  • Airalo: 国別プランの品揃えと価格レンジの広さ、日本語対応の厚みで初心者に優しい

細かい価格比較は変動が激しいので、出発前に複数サービスの最新料金を並べて検討するのが現実的です。初めて eSIM を使うなら、まず Airalo の国別プランで感覚を掴むのが、選択肢の広さと日本語対応の厚みの両方を取れる無難な入口になります。

出発前のチェックリスト

Airalo で eSIM を買う前に確認することは4つだけ。

  1. 端末が eSIM 対応か(設定 → モバイル通信 → eSIM の追加メニューがあるか)
  2. SIM ロックがかかってないか(2021年以降の日本のキャリア販売機種は原則 SIM フリー)
  3. 滞在日数と必要データ量の見積もり(7日 1GB〜3GB がライトユースの目安)
  4. 出発前に Wi-Fi 環境でインストール(現地到着後にインストールしようとすると、ネット接続がなくて詰む)

インストール自体は QRコードをカメラで読むだけで数分で完了します。

まとめ:迷ったらまず国別プランから

初めての eSIM で何を選ぶか迷ったら、「訪問する国の国別プラン・7日〜15日・1GB〜3GB」 から試すのが最もローリスクです。$4〜10 USD 前後で試せるので、失敗しても損失が小さい。

次の旅行で「周遊だから国別を切り替えるのが面倒」と感じたら地域プラン、世界一周のフェーズに入ったら Discover+、という順番で卒業していくのが自然な学習曲線になります。

他社との比較は 海外eSIM比較ハブ にまとめています。出発前の通信準備全般は 到着後チェックリスト も併せてどうぞ。

Airalo の良いところ

  • 物理SIMの差し替え不要。アプリでQRコード購入 → インストール完了まで5分程度(公式情報)
  • 200カ国以上をカバーしており、マイナー国でも eSIM が手に入る
  • 国別・地域別・グローバルと選択肢が豊富で、旅行スタイルに合わせて選べる
  • クレジットカード決済で即時購入、到着前に設定を済ませられる
  • 物理SIMと違って紛失・破損のリスクがない
  • 日本語ウェブサイトあり、日本からのユーザーでも購入導線が整っている

Airalo の弱点・注意点

  • 端末が eSIM 対応である必要がある(iPhone XS以降、Pixel 3以降、一部Android機種)
  • 国別 eSIM はデータ通信専用で音声通話・SMS 非対応のプランが多い(Discover+ など一部例外あり)
  • 現地の物理SIM(直販)と比較すると割高なケースあり。長期滞在・大容量は現地調達のほうが安いことも
  • Wi-Fi 環境でのインストールが前提(出発前の初期設定推奨)
  • プラン途中で容量を使い切った場合はトップアップで追加購入

手数料・料金一覧

月額費用
なし(プリペイド型)
月額や年会費はなく、使う分だけ都度購入する方式
国別 eSIM
$4 USD 前後〜(国と容量で変動)
例えばタイや日本向けの国別 eSIM は $4〜 のレンジで提供されている
プラン期間
7日/15日/30日/60日/180日/365日
滞在日数に合わせて選べる
データ容量
1GB/2GB/3GB/5GB/10GB/20GB ほか
国やプランにより選択肢が異なる
地域 eSIM(複数国対応)
追加料金で Europe / Asia / North America などの広域プランあり
周遊旅行では国別を複数買うより安くなることが多い
Discover+ グローバル eSIM
130カ国以上対応、音声・SMS付き
世界中を移動する長期旅行者や出張族向け

料金は改定されることがあるため、契約前に公式の最新情報を必ずご確認ください。

Airalo を公式サイトで確認する

申し込みは出発2週間前までに。本人確認に数日かかる場合があります。

Airalo 公式サイトへ →

よくある質問

eSIM ってそもそも何ですか?物理SIMと何が違う?

eSIM は「スマホに埋め込まれたSIM」で、物理的なカードではなくデジタル情報で回線を切り替える仕組みです。Airalo で購入すると、アプリやウェブサイトからQRコードが発行され、スマホのカメラで読み取るだけでプロファイルがインストールされます。物理SIMの差し替え不要、紛失の心配もなし、複数の eSIM を同じ端末に入れて切り替えることも可能。

どのスマホで使えますか?

eSIM 対応端末が必要です。iPhone なら XS(2018年)以降、Google Pixel なら Pixel 3 以降、Samsung Galaxy なら S20 以降の一部機種などが対応しています。購入前に必ず「自分の端末が eSIM 対応か」を確認してください(設定 → モバイル通信 → eSIM の追加 メニューが出るかで判断できます)。

Airalo と現地の物理SIMはどっちが安い?

短期旅行(1〜2週間)なら Airalo のほうが空港での時間・手間を節約できて実質トータルが安上がりなことが多いです。長期滞在(1ヶ月以上)や大容量が必要な場合は、現地SIMショップの物理SIM のほうが GB 単価で安くなる傾向があります。旅行スタイル次第。

ポケットWiFiと比較するとどうですか?

ポケットWiFi はデバイス貸出 + 電池管理 + 返却の手間が発生します。Airalo は端末にインストールするだけなので、電池切れを気にする必要がなく、帰国後に返却する必要もない。複数人で同じ回線を共有したい場合のみポケットWiFiが有利(ただし eSIM + テザリングでも代替可)。

公式サイトと App Store アプリ、どっちで買うべき?

どちらでも購入できますが、アプリのほうが eSIM のインストール導線がシームレスです。出発前にアプリをダウンロード → プラン購入 → QRコードの代わりにワンタップでインストール、という流れがスムーズ。ウェブサイト経由で買った場合も QR コードをカメラで読めばインストール可能。

出典・参考

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