アフリカは「まだ行ったことがない」という人が多い地域ですが、南アフリカ、エジプト、モロッコ、タンザニアのように年間数百万人の観光客が訪れる国もあります。テーブルマウンテン、ピラミッド、マラケシュのスーク、5,895mのキリマンジャロ。魅力的な観光地が揃う一方で、治安は日本と全く違います。南アフリカは2024年度の殺人27,590件で日本の約30倍、エジプトでは流しのタクシー強盗、モロッコでは2025年に約78万件の犯罪、タンザニアでは長距離バスでの睡眠薬強盗――どれも日常的に起きています。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
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アフリカ全体の傾向
- 凶悪犯罪が旅行者の想定外レベル
- 南アフリカではヨハネスブルグ・プレトリア・ダーバンのCBDで日本人も首締め強盗、銃器強盗・カージャックが日常レベル。日本人が暴漢に胸を刺された事例で保険金約350万円の支払い記録あり
- スリ・ひったくり・強盗が旅行者被害の中心
- エジプトのバイクひったくり、トゥクトゥクで暗がりに連行&バッグ強奪。モロッコのカサブランカでバイク2人組ひったくり、ナイフ恐喝。タンザニアの長距離バス睡眠薬強盗
- 偽警官・偽ガイド・偽セキュリティ詐欺がアフリカの定番
- 南アフリカではブルーライト・ギャングの偽パトカー、ATM声がけカードすり替え。エジプトの偽警官、モロッコの偽ガイド、タンザニアの偽入管職員、マダガスカルの偽警察恐喝
- 薬物リスクが高い
- エジプトは違法薬物の密輸・所持に死刑を含む重刑。モロッコは大麻約170トン押収、所持で重い禁固刑。タンザニアでは観光地で売人が外国人情報を警察に通報してマージンを取る罠
- テロの記憶が残る地域
- ケニアでは2013年ウェストゲートSC襲撃67人死亡、2019年DusitD2ホテル21人死亡。エジプトでは2018・2019年にギザのピラミッド周辺で観光バスを狙った爆発事件。モロッコでは2011年のジャマエルフナ広場カフェ爆破テロ。南アフリカでは2022年にヨハネスブルグ・サントン地区で米国大使館がテロ警告
- 医療費は高額で緊急移送が高コスト
- 南アフリカは結核世界トップクラス+HIV高感染率、医師付き添い搬送で350万円。エジプトでは脳内出血895万円、国外緊急移送は通常1千万円以上。タンザニアのキリマンジャロ高山病で337万円。マダガスカルは公立病院が邦人利用不可レベルで重症は南ア/パリへ緊急移送前提。マラウイは脳神経外科・全身麻酔手術ができず重症は南ア搬送前提(参考: ジンバブエ→南ア搬送505万円)
- 保険義務化の動き
- ザンジバルは2024年10月から外国人短期渡航者にZIC保険(44米ドル)加入を義務化
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
国別の治安情報
- 南アフリカの治安 --- 殺人日本の30倍・CBDレベル2・首締め強盗・カージャック・暴漢襲撃350万円・結核世界トップ
- エジプトの治安 --- タクシー強盗・トゥクトゥク暴行・偽警官詐欺、ピラミッド周辺で爆発事件2件、脳内出血895万円、薬物は死刑、レベル1〜3
- モロッコの治安 --- 犯罪78万件(日本の3倍)、スリ・ナイフ恐喝・偽ガイド・大麻170トン、レベル1全土、ジャマエルフナ広場テロの記憶
- ケニアの治安 --- 凶悪犯罪のほとんどに銃器使用、ウェストゲートSC襲撃67人・DusitD2で21人死亡テロ、偽警官監禁恐喝、空港賄賂、マラリア・デング熱、レベル1〜4
- タンザニアの治安 --- ダルエスサラームのタクシー強盗・睡眠薬強盗、キリマンジャロ高山病337万円、ザンジバル保険義務化44ドル、2025年大統領選後デモで全土レベル1、薬物厳罰
- マダガスカルの治安 --- 2025年デモ→暫定政権樹立・強盗600件・誘拐200件、独立大通り集団スリ・刃物切り込み、偽警察恐喝、ペスト世界有数・狂犬病・ポリオ再流行、重症は南ア/パリ緊急移送、ホシガメ購入で逮捕、レベル1全土
- マラウイの治安 --- 住居侵入9,219件・偽電力会社員手引き強盗・置き石襲撃、マラウイ湖の住血吸虫はシャワーでも感染、医療は南アフリカ搬送前提(参考505万円)、2025年9月総選挙、レベル1
- ザンビアの治安 --- ルサカ州窃盗100万人当たり2,098件(日本3倍超)、邦人被害61件のうち住居侵入22件・スリ26件、「ジャンキーズ」薬物徒党の夜間強盗、バー女性同伴薬物強奪、2025年金銭目的誘拐6件、コンゴ・アンゴラ国境レベル2、マラリア99%熱帯熱・コレラ2024雨季流行・南ア搬送505万円
- ジンバブエの治安 --- 強盗12,000件の30%がハラレ集中・犯罪率日本の10倍・けん銃集団強盗・スマッシュ&グラブ・コレラ4万人・南ア搬送505万円・薬物最高15年懲役、レベル1全土
- エチオピアの治安 --- ティグライ州レベル3継続・ボレ国際空港保安検査員関与の邦人窃盗・首絞め強盗・マラソン中スリ・標高2,400m高山病・近隣国搬送337〜1,116万円、首都アディスアベバはレベル1
- チュニジアの治安 --- 2015年バルドー博物館襲撃で日本人3名死亡・2018-2020年首都自爆テロ3年連続・路面電車スリ・公園バイク強盗・メディナ偽ガイド・カスリン地雷被害・狂犬病死者年5名、レベル1〜3
- セネガルの治安 --- ダカール「日中散歩中の刃物強盗」「金ネックレスバイクひったくりで死亡」、コルニッシュ通り襲撃、空き巣で鉄製錠2カ所物理破壊、カザマンス地方レベル3地雷リスク・JNIM浸透警戒、黄熱イエローカード義務、レベル1〜3
- ナミビアの治安 --- 全土レベル1新規発出・短距離徒歩でも路上強盗・アナログ式スキミング・ATMカード詐欺、2023-2024年に観光客拉致事件2件・走行中誘導襲撃、HIV感染率10%超・結核世界ワースト9位、私立病院は前払い必須・南ア搬送(参考505万円)、2025年4月から日本人も観光査証必要
- ナイジェリアの治安 --- 全土レベル2-4、北東部はボコ・ハラム/ISWAPでレベル4、アブジャ・ラゴスもレベル2不要不急の渡航中止、ワンチャンス強盗・偽検問・空港の荷物預かり詐欺・薬物終身刑、ロマンス詐欺国際拠点、観光想定なし駐在/出張前提
- モーリシャスの治安 --- ハネムーン定番のインド洋島嶼国でレベル0、しかし夕方5時で店じまい・夜間は全土でひと気消失、商店街スリ・薬物絡み強盗増加、ダイビング減圧症の高圧酸素療法は国内Victoria Hospital 1か所のみ、重症は南ア/レユニオン/パリへ国外搬送(参考337〜895万円)
- セーシェルの治安 --- インド洋115島のリゾート国でレベル0・凶悪犯罪ほぼなし、ただし夜間ビーチ・市街地でスリ置き引き・夕方5時以降は街灯まばらで人通り消失、2024年マヘ島コポリア・トレイルで外国人女性3名強盗致傷・2025年St Louis Rd邦人車上狙い、チクングニア熱2026年流行・外科手術不可で南ア/モーリシャス搬送前提(近隣事例337〜505万円)
- ウガンダの治安 --- 2025年6月カンパラ近郊宗教施設で自爆テロ未遂2件・ADF/ISCAP・2024年誘拐245件・コロロ/Ntinda/Muyenga住居侵入・渋滞中車内強奪・カウェンペ飲食店爆破・カラモジャ牛泥棒抗争、コンゴ国境ホイマ県以北レベル3、2026年1月大統領選暴動警戒、近隣借用337〜1,116万円
- アルジェリアの治安 --- レベル1〜4の地域別・国境地帯はリビア/マリ/ニジェール/モーリタニアでレベル4退避勧告、2013年イナメナス事件で日本人10名死亡・AQIM/JNIM活動継続、首都アルジェのカスバ地区はすり/ひったくり/強盗/殺人発生で警察エスコート必須、外国人のアルジェ県外移動は政府公認ガイド義務、出国時7,500ユーロ超は没収・罰金、欧州への医療搬送が一般的(参考505〜895万円)
- ガーナの治安 --- 「西アフリカで比較的安定」でもアクラでバイク2人組の鉈・銃強盗、深夜の高級ホテル客室ノック強盗、コトカ国際空港の偽出迎え誘拐強盗が頻発、詐欺は「419事件」本場で金・ダイヤ商取引詐欺は拉致監禁、北部ブルキナファソ国境はJNIM浸透でレベル2、黄熱イエローカード入国必須、近隣借用337〜1,116万円
- ボツワナの治安 --- 全土レベル相当の危険情報なしだがハボローネで集団強盗増加、2026年4月Fields Mall付近CBDで10名集団刃物強盗・2024年アジア人夫婦殺害・電線切断→無防備化→侵入の2段階手口、HIV感染率世界トップ層22.8%・結核10万人当たり300人・北部マラリア、重症は南ア搬送(参考505万円)、半貴石・野生動物製品持出禁制
- ルワンダの治安 --- 2025年1月コンゴ民主東部ゴマ陥落・ギセニから500m国境に流れ弾、ルバブ-ニャビフ郡レベル3・ルシジ郡レベル2引き上げ、2021年キガリ爆弾テロ未遂13人逮捕、キガリ侵入窃盗6地区・2024年キミフルラ戸建電化製品盗・モバイルマネー詐欺電話・モト最大旅行リスク・首都マラリア急増・近隣借用337〜1,116万円
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
旅行保険と通信の備え
アフリカは「医療費を払わないと治療が始まらない」「英語が通じる病院がほぼない」という環境です。南アフリカでは損保ジャパン off! の支払事例で暴漢襲撃350万円、エジプトではSBI損保で脳内出血895万円・肺炎415万円、タンザニアではキリマンジャロ高山病で337万円が記録されています。国外への緊急移送は通常1千万円以上。モロッコの隣国スペインではヘリ搬送1,263万円の事例もあり、治療救援費用は最低でも1,000万円、できれば無制限で。補償額の比較はアフリカ旅行の保険ガイドにまとめています。
通信は到着直後から使える eSIM が便利です。盗難に遭ったときの警察への連絡、大使館の緊急電話番号の検索、地図アプリで安全なルートを選ぶなど、通信手段は安全装備そのもの。選び方は海外eSIM比較ガイド、フリーWi-Fi経由の情報漏えい対策は海外VPN比較に。婚前交渉の禁止や大麻の誘いといったイスラム圏特有の禁忌は致命的禁忌マップで全体像を確認できます。
この地域の国
- アルジェリア アルジェリアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在アルジェリア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ボツワナ共和国 ボツワナの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ボツワナ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- エジプト エジプトの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在エジプト日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- エチオピア エチオピアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在エチオピア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ガーナ ガーナの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ガーナ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ケニア ケニアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ケニア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- マダガスカル マダガスカルの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在マダガスカル日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- マラウイ マラウイの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在マラウイ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- モーリシャス モーリシャスの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在モーリシャス日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- モロッコ モロッコの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在モロッコ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ナミビア ナミビアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ナミビア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ナイジェリア ナイジェリアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ナイジェリア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ルワンダ ルワンダの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ルワンダ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- セネガル セネガルの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在セネガル日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- セーシェル セーシェルの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在セーシェル日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- 南アフリカ 南アフリカの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在南アフリカ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- タンザニア タンザニアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在タンザニア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- チュニジア チュニジアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在チュニジア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ウガンダ ウガンダの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ウガンダ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ザンビア ザンビアの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ザンビア日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。
- ジンバブエ ジンバブエの治安や危険エリア、トラブル、医療費を、外務省と在ジンバブエ日本国大使館の情報からわかりやすくまとめました。