シウダー・デル・エステ(Ciudad del Este)はパラグアイ東端の都市で、パラナ川を挟んでブラジル・フォス・ド・イグアスと接しています。「友情の橋」でブラジルと直結し、アルゼンチン・プエルト・イグアスとも至近距離。イグアスの滝を訪れる旅行者が通過する三国国境の街ですが、大使館の「安全の手引き」ではアスンシオンと並んで路上強盗の多発地域として名指しされています。
外務省の危険レベルはシウダー・デル・エステ市がレベル1ですが、すぐ隣のプレシデンテ・フランコ市はレベル2(不要不急の渡航中止)。貧民街があり、強盗や薬物犯罪に関与する犯罪者が潜伏していると書かれています。
Travel Alert 01
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友情の橋 --- 入国スタンプを忘れると罰金
ブラジルからシウダー・デル・エステへ陸路で入る旅行者が最もハマる落とし穴がこれ。大使館の観光旅行者向け注意事項にこう書いてあります。
陸路、特にブラジル側からパラグアイへ入国する場合、出入国管理が甘いため、入国手続きを忘れてしまう日本人旅行者が多く、その結果、パラグアイ出国時に罰金を科される例が散見されます。
友情の橋を渡ったら、橋のたもとにある出入国管理事務所で必ず入国スタンプをもらうこと。橋を歩いて渡ると管理事務所を素通りしてしまうパターンが多いようです。イグアスの滝だけ見て日帰りするつもりでも、パラグアイ側に入れば出入国手続きは必要です。
Travel Alert 02
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バイク2人組の路上強盗はここでも多発
大使館の手引きは、路上強盗の多発エリアとして「アスンシオン都市圏及びエステ市」を並べて名指ししています。手口はアスンシオンと同じで、バイク2人組や自動車の集団が歩行者から携帯電話やバッグを奪う。犯人は武装していることが多く、抵抗すれば拳銃や刃物で危害を加えられる。
2024年4月にはシウダー・デル・エステ市サン・ミゲル地区のガソリンスタンドで、夜間に強盗目的のバイク2人組が押しかけ、警備員がショットガンで応戦したものの別の犯人に銃撃されて死亡する事件が起きています。
武装集団の住宅強盗 --- 周辺農村部が危険
2023年には、シウダー・デル・エステ周辺のアルト・パラナ県イグアス市・ミンガ・グアス市で、武装集団が住宅に押し入り住人を拘束した上で金品を強奪する事件が頻発。大使館はこうした住宅強盗の背景として「現金の引き出しや取引等に関する情報が身近な人から漏れ出ることにより、標的になる」パターンを指摘しています。
Travel Alert 03
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三国国境とテロリスク
外務省のテロ情勢資料には、シウダー・デル・エステについてこう書いてあります。
パラグアイ側のエステ市及びその周辺には、イスラム教徒のコミュニティが点在しており、一部はイスラム過激派組織に資金援助等を行っているとの情報もあります
具体的な攻撃は確認されていないものの、三国国境はパラグアイ側の国境管理が脆弱で、組織犯罪の関係者が容易に出入国できる状態にあると指摘されています。
Travel Alert 04
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行動のポイント
- 友情の橋を渡ったら必ず入国管理事務所でスタンプを取得。日帰りでも必要
- 夜間の徒歩移動は避ける。特にプレシデンテ・フランコ市方面には近づかない
- 携帯電話は路上で出さない。犯人のメインターゲットはスマホ
- 強盗に遭ったら絶対に抵抗しない。犯人が武装している確率が非常に高い
Travel Alert 05
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準備はできていますか?
緊急連絡先
| 機関 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察(緊急通報) | 911 |
| 救急車 | 141 |
| 在パラグアイ日本国大使館(アスンシオン) | (021) 604-616 |
| 在エンカルナシオン領事事務所 | (071) 202-287 |
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