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ヒューストンの詐欺 グリーンカード詐取と偽装誘拐【2026】

ヒューストンの詐欺・ぼったくりの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.15 KAIGAI-RISK

ヒューストンは在留邦人・留学生・駐在員が多い分、移民・ビザ関連の詐欺が活発な街。在ヒューストン日本国総領事館の最新注意喚起を基に、観光客にも届く詐欺手口を整理します。

TESTIMONY · 旅行者A
「あなたのクレジットカードで武器が購入された。マネーロンダリングの疑いがある」と警察を名乗る電話が来ました。着信表示も本物の警察番号に見えて焦ったけど、電話を切って総領事館に相談したら詐欺でした。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ニューヨーク日本国総領事館「安全の手引き」(2025年版)

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グリーンカード更新詐欺(2025年5月発生)

グリーンカード更新手数料の詐取被害の発生(2025年5月6日)

ヒューストン総領事館が直接注意喚起したケース。長期滞在者・永住者向けだけど、観光客も「USCISから連絡が来た」と言われたら全部詐欺として扱えばOK。

USCIS が個人に電話することはない。支払いは公式サイト my.uscis.gov のみ。

F-1ビザ・SEVIS記録取消事案

全米各地における留学生の査証(F-1ビザ等)及び滞在資格(SEVIS記録及びI-20)の取り消し事案の発生

留学生向け論点だけど、フィッシングメール(偽の「ビザ取消通知」)が観光客にも届くことがあります。メールのリンクをクリックせず、公式サイトに URL 直打ちで確認するのが安全。

総領事館・警察・税関なりすまし

全米共通の手口がヒューストンでも発生:

銀行員、警察官、税関職員、総領事館職員を装った者による詐欺事案が増加しています。(在NY総領事館。全米共通)

「あなたのクレカで武器が買われた」「マネーロンダリング容疑」「日本宛荷物に違法薬物」と脅して保釈金名目で送金させる手口。着信表示は偽装可能金銭・個人情報要求の電話は全部詐欺

Travel Alert 02

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詐欺未遂事案(2024年11月)

詐欺未遂事案の発生(2024年11月14日)

ヒューストン総領事館が個別に発出した注意喚起。具体的手口は領事館サイトで確認しましょう。

偽装誘拐

現実的に支払い可能な金額を振り込ませる『偽装誘拐』も発生しています。

家族・親族から「拘束されている」と電話があった時:

  1. 一度電話を切る
  2. 本人の電話番号にかけ直す
  3. つながらなければ共通の家族・知人を経由
  4. 警察+総領事館に相談
  5. 送金は最後の手段

最近はAI音声合成で家族の声を模倣する手口もあるので、声が似ているだけで信用しない。

TESTIMONY · 旅行者B
「旅行先で交通事故に遭った。お金が必要」と親族を名乗る電話がありました。声も似ていたけど、一度切って本人に直接かけ直したら無事で、詐欺だと分かりました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在シアトル日本国総領事館「安全の手引き」

ESTA申請代行サイトの過剰請求

現在、ESTAの申請手数料は21ドルですが、申請代行サイトにて手続きを行った結果、本来の数倍の手数料を請求されるという事例が発生(外務省)

公式は esta.cbp.dhs.gov(21ドル)。Google検索で「ESTA」を上位に出る代行サイトは100ドル前後を上乗せします。URLを直接入力が安全。

Travel Alert 03

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国際ロマンス詐欺

外務省広域情報(2025年C015)で世界共通注意。マッチングアプリで知り合った相手の送金要求は詐欺確定。米軍人・医師を名乗るのが定番なので、SNSで知り合っただけの相手に送金しないこと。

観光向けぼったくり

ヒューストン市内のタクシー・レストランは比較的ぼったくり被害は少ない。トラブル時:

  1. その場で支払い拒否
  2. レシート要求
  3. クレカ決済ならチャージバック申請
  4. 警察+観光局に通報

レンタカー追加保険の押し売り

空港のレンタカーカウンターで「追加保険入らないと事故時に大変だよ」と高額な保険を押し売りされるケース。日本のクレジットカード(ゴールド以上)にレンタカー保険が付帯していることがあるので、出発前に確認。Collision Damage Waiver は契約しておくのが無難ですが、不要なオプションは断る。

Travel Alert 04

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ホテル「室内現金=チップ」問題

LA総領事館の警告がヒューストンでも当てはまる:

日本とは違い、室内に置いてある現金は、清掃員へのチップと判断される可能性があります

机に置いた現金がチップ判断される構造。チップは枕の上+Thank youメモで意思表示。

メキシコ国境地域の詐欺・誘拐

メキシコとの国境地域や中南米地域において誘拐事件が多発しています。

国境観光自体を避けるのが基本。エルパソ・ラレド・マッカレンへの旅行は推奨されません。

手口早見表

手口きっかけ見抜き方
グリーンカード更新詐欺USCISを名乗る電話USCISは電話で個人連絡しない
F-1ビザ取消フィッシングメールで「取消通知」学校のISO+SEVIS公式で確認
総領事館なりすまし「クレカで武器購入」と脅迫金銭要求=詐欺確定
偽装誘拐家族を装い送金要求別ルートで本人確認
ESTA代行サイトGoogle検索上位の広告公式21ドル(esta.cbp.dhs.gov)

Travel Alert 05

空港であなたを待ちうける5つの罠
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被害に遭ったら

  1. 送金前に気づいた: 即電話切断、総領事館に報告
  2. 送金してしまった: 送金会社に連絡(成功率低い)、警察+総領事館
  3. クレカ不正請求: カード会社にチャージバック申請
  4. 個人情報を渡してしまった: クレカ・銀行口座のモニタリング強化
  5. 在ヒューストン総領事館: +1-713-652-2977

詐欺はクレカ付帯保険・旅行保険ともに補償対象外がほとんど。引っかからないことが最大の防御です。

よくある質問

「グリーンカード更新の手数料を払って」と電話があった、本物?

詐欺の可能性が高いです。在ヒューストン総領事館は2025年5月6日に「グリーンカード更新手数料の詐取被害の発生」を注意喚起しています。USCIS(米国市民権・移民局)が電話で個人に手数料を要求することはありません。**支払いは公式サイト my.uscis.gov 経由のみ**。電話で支払い指示があれば100%詐欺。

F-1ビザの「取消通知」がメールで来た、応じるべき?

在ヒューストン総領事館が「全米各地における留学生の査証(F-1ビザ等)及び滞在資格(SEVIS記録及びI-20)の取り消し事案の発生」を警告しています。実際の取消事案も発生しているので、メールが本物か怪しい場合は**学校のInternational Student Office と SEVIS 公式サイト(studyinthestates.dhs.gov)で確認**。フィッシングメールの可能性もあるので、リンクは直接クリックせず公式サイトにURL直打ちで。

偽装誘拐の電話が来た、家族の声も聞こえる

演技の可能性が高いです。在ヒューストン総領事館は「現実的に支払い可能な金額を振り込ませる『偽装誘拐』も発生しています」と警告。AI音声合成で家族の声を模倣する手口もあります。**一度電話を切って、本人の電話番号にかけ直す**、共通の家族・知人を経由して安否確認、警察+総領事館に相談してから判断してください。

出典

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