スバ市内では2024〜2025年の1年間に、日本人がスリ・ひったくり・路上強盗の被害に遭った事例が在フィジー大使館の安全の手引きに記録されています。日中も夜間も、ぞれぞれ異なる手口で狙われる構造です。フィジーの全体概況はフィジー国記事、街の特徴はスバの治安を確認してください。
Travel Alert 01
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手口1: 胸ポケット狙いのぶつかりスリ(日中)
スマートフォンをシャツ胸ポケットに入れ、日中スバ市内を歩行していたところ、見知らぬ現地人が突然ぶつかり、その後スマホ盗難に気付いた。
これはスバの典型的な日中スリ。胸ポケットのスマホは、すれ違いざまにぶつかりながら抜き取られる。気付くのは数十秒後で、振り返っても犯人はもう人混みに消えています。
防御策
- 胸ポケットにスマホは絶対に入れない
- スマホは内ポケット、ストラップ付きでクロスボディ、またはインナーバッグ
- 写真を撮るときも撮影後すぐ内ポケットに戻す
- 人混みでは特に意識して身体の前にバッグを抱える
Travel Alert 02
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手口2: 親しげ握手→財布抜取り(日中)
親しげに話しかけてくる現地人と握手・ハグに応じた間に、ズボンポケットから財布を抜取られた。
フィジーは伝統的に「ブラ!(こんにちは)」と気さくに挨拶する文化があります。本当に親切な人がほとんどですが、その文化を逆手に取る犯人もいる。握手・ハグの瞬間が最大の隙で、その間に共犯が後ろから財布を抜くパターンも報告されています。
防御策
- 知らない人との握手・ハグは丁寧に距離を取る(無礼ではない、自分の身を守るため)
- 財布は後ろポケット・脇ポケット・前ズボンポケットすべてNG
- 財布はインナーバッグ or 身体に密着するウエストポーチ
- 旅行費用全額を1か所にまとめない(紛失時の被害を限定)
手口3: 夜間集団強奪(夜間)
日没後、ナンディ繁華街で買い物・夕食をした後、少し離れたホテルへ徒歩で帰る途中、数人のフィジー人男性に囲まれ、ハンドバッグ等を強奪された。強く引っ張られて転倒し、手足を負傷した。
これは厳密にはナンディの事例ですが、外務省は同等のリスクをスバ・ラウトカ・ナンディ町(デナラウを除く)・バ町に共通でレベル1指定しています。スバでも夜間徒歩は同じリスクです。
防御策
- 夜間の徒歩移動は避ける(距離・時間に関係なく)
- ホテル送迎・タクシー・配車を使う
- 飲食店からタクシーを呼んでもらい、玄関先まで来てから乗る
- 持ち歩く現金は最小限、カードもメインと予備を分ける
- 「強奪されたら抵抗しない」を徹底(手引きにも「身体の安全を最優先」とあり)
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
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手口4: 置き引き(カフェ・ホテルロビー)
具体的事例の記載は手引きにないですが、外務省が「窃盗・強盗・詐欺」を確認している以上、観光地の標準的な置き引きリスクは存在します。
想定シーン
- カフェの椅子にバッグを掛けて注文・トイレ
- ホテルロビーのソファにバッグを置いてフロント手続き
- 空港の両替所・カフェで足下にバッグ
防御策
- バッグは絶対に椅子にかけない、座席に置かない、足下に置かない
- 移動中は必ず身体に固定(たすき掛け)
- ホテル客室では金庫にしまうか持ち歩く
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
警察への通報 — 期待しすぎない
フィジーの警察など治安当局の能力や信頼性は低いと言わざるを得ない。
これが手引きの率直な記述。被害に遭ったら最寄りの警察署で被害届を出す(保険請求に必要)が、犯人逮捕や所持品回収は期待しないほうがいい。「巻き込まれない」が最大の防御です。
被害に遭った場合の流れ:
- 安全な場所に移動(ホテル・大使館・カフェ)
- 怪我があれば病院へ
- クレジットカード会社に紛失届(24時間ホットライン)
- 警察に被害届(ポリスレポートをもらう、保険請求に必須)
- 在フィジー日本国大使館に連絡(パスポート紛失なら必須)
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
海外旅行保険でカバーされる範囲
スリ・ひったくり・置き引きで失ったものは、海外旅行保険の携行品損害で部分補償されます。ただし、
- スマホの補償は限度額が低い(通常10万円程度)
- 現金は対象外
- ポリスレポートが必須
詳細はオセアニア旅行の保険ガイドで。
よくある質問
日中のスバ市内も危ない?
日中でもぶつかり手口・握手手口でのスリが報告されています。スマホは胸ポケットに入れない、財布は後ろポケットに入れない、知らない人との握手・ハグは距離を取るのが基本です。
夜間ホテルからレストランまで徒歩何分なら安全?
距離に関係なく夜間徒歩は推奨されません。数人組による集団強奪事例があり、配車かホテル送迎を使ってください。
フレンドリーに話しかけてくるフィジー人は危険?
フィジー人の多くは本当にフレンドリーで親切です。ただし、その文化を逆手に取る犯人がいるため、握手やハグで身体接触する場面では財布・スマホの位置を意識する習慣が必要です。