Kaigai Risk
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キガリの治安 住居侵入・バイク強盗・誤送金詐欺電話【2026】

キガリの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

キガリはルワンダの首都で、人口約120万人。「アフリカで最も清潔な首都」と呼ばれ、月1回の住民清掃日(ウムガンダ)、レジ袋持ち込み禁止、夜間も比較的安全に歩ける街として観光ガイドに掲載されることが多い都市です。外務省の危険レベルはレベル1(十分注意)。ただし、在ルワンダ日本国大使館は具体的な邦人被害事例として2024年にキミフルラ地区戸建て住宅で電化製品の侵入窃盗を記録し、外国人が多く住む6地区(キヨブ・ニャルタラマ・カチル・ガチュリロ・キバガバガ・キミフルラ)で侵入窃盗が度々発生、バイク二人組ひったくり、モバイルマネー詐欺電話、モト(バイクタクシー)の事故リスク。観光客視点のキガリは「比較的安全」が正解ですが、滞在期間が長くなる旅行者は危機感を補正しておく必要があります。

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エリア別の注意点

キヨブ(Kiyovu)地区: キガリ中心部の歴史的住宅地で、各国大使館や高級ホテル(Hôtel des Mille Collinesなど)が集まる。外国人居住者が多く、外務省は「侵入窃盗が度々発生」する地区として名指し。

ニャルタラマ(Nyarutarama)地区: ゴルフコース周辺の高級住宅地。同様に外国人居住者が多く、外務省・在ルワンダ大使館が侵入窃盗多発エリアとして警告。

カチル(Kacyiru)地区: 政府機関・国際機関事務所が集まる行政エリア。大使館も近い。King Faisal Hospitalもこの地区にあり、医療アクセス上は便利な反面、侵入窃盗のターゲットエリアでもある。

ガチュリロ(Gacuriro)地区: 北部の住宅地。新興の高級住宅エリアで外国人居住者が増加。

キバガバガ(Kibagabaga)地区: 北東部の住宅地で、Kibagabaga Hospitalなど中規模医療機関がある。

キミフルラ(Kimihurura)地区: 中心部に近い住宅地で、レストラン・カフェも多い人気エリア。2024年に戸建て住宅で電化製品の侵入窃盗が在ルワンダ大使館に記録された地区。

これら6地区はいずれも「外国人が多く居住するため侵入窃盗のターゲットになりやすい」と外務省が明記。他の地域も「外国人の居住数が少ないため、外国人被害の犯罪は少ないと錯覚しがち」だが、安全であるとは油断せず行動すること、と大使館は付記しています。

邦人被害事例 --- 2024年のキミフルラ侵入窃盗

在ルワンダ日本国大使館の安全の手引き(2025年2月改訂)はこう記録しています。

2024年中の邦人被害の犯罪発生状況:侵入窃盗(キガリ市内) キミフルラ地区の戸建て住宅において、電化製品などが盗まれる被害が発生。

外務省の安全対策基礎データも一般的な被害類型を列挙。

侵入窃盗:就寝中や外出中に自宅に侵入され、金品やテレビ、パソコン、タブレット端末等高価な家電類を盗まれる。

ひったくり:夜間に徒歩で帰宅途中に単独または二人組が乗車するバイクが接近してきて、バッグ等を盗まれる。

スリ:人混みやバス乗車中にポケットやバッグの中から財布やスマートフォンを盗まれる。

置き引き:レストランやカフェでバッグや財布、スマートフォン等を置いたまま離席した際に盗まれる。

詳細はキガリのスリ・侵入で解説しています。

バイク二人組ひったくり

バイクタクシーを装った犯人によるひったくり事件も各地で発生しています。

夜間の徒歩帰宅中、後方からバイクが接近して走行しながらバッグを引き剥がす手口。バッグを首肩から下げていると引きずられて転倒・骨折のリスクがあるため、街ではバッグを体の前で抱える車道側に持たない斜め掛けは外して持つが基本。

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モバイルマネー誤送金詐欺電話

外務省が具体的な手口を記録しています。

詐欺電話:「誤ってモバイルマネーを送金してしまったので返金してほしい」との電話があり、電話会社社員役、警察官役、弁護士役等に分かれて代わる代わる送金を促す。

ルワンダのモバイルマネー(MTN Mobile Money、Airtel Money)はSMS認証で取引が完結するため、「送り間違えたから返金して」というシナリオに電話会社→警察官→弁護士役が連携して圧力をかけてきます。「誤送金返金」は電話で頼まれた時点で詐欺と決め打ちで対応する。返金処理は本人が自分の端末から正規のアプリで実行するしかありません。電話を受けたら通話を切って、自分のアプリで残高と取引履歴を確認すれば終わり。詳細はキガリの詐欺・ぼったくりで。

モト(バイクタクシー) --- ルワンダ旅行最大リスク

在ルワンダ日本国大使館が極めて強い表現で警告しています。

モト(オートバイタクシー)の利用は危険です。ルワンダでは、モトは最も手軽で安価な公共交通機関と言えますが、運転手への安全教育や運転技術の訓練もなされておらず、いわば自己流の運転のため、急停止・急旋回・速度超過等の危険な運転を繰り返しており、交通事故の可能性が極めて高く、事故の場合は深刻な怪我に直結します。実際、ルワンダにおける交通事故で最も多いのがモトに関するものです。ルワンダでは日本と同様の医療を受けられず、日本では治療可能な怪我でも命に関わる可能性も十分考えられます。

外務省「世界の医療事情」も。

自動車運転は、総じて荒く無理な追い越しやスピードの出し過ぎも多く、接触事故をよく見かけます。特に、バイクタクシー(MOTO)は、自動車以上にルールなき運転が多く、マナーも悪く極めて危険です。MOTOは、捕まえやすく安価で利用しやすいのですが、事故に巻き込まれる危険性が高く、バスや通常のタクシーを利用するのが賢明です。交通外傷は、当地で想定される最も身近な危険です

YegoMoto、Move、Yego Cab等の配車アプリを使う場合も4輪車(Cab)を選択。モト体験を観光ガイドが薦めていても、絶対に乗らない。

深い側溝への転落事故

側溝が広くて深い道路が多く、もし落ちてしまった場合、運転者・同乗者が負傷したり、車両が大きく損壊する可能性があります。

夜間の徒歩移動でも、雨季の側溝周辺でも要注意。夜間の徒歩は短距離でも避け、配車を使う

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キガリ市内マラリア急増

在ルワンダ日本国大使館は2024年12月20日付で警告。

ルワンダはマラリアの流行地域です。現在、首都キガリにおいても、在留邦人を含め、多くのマラリア感染者が発生しています。

ルワンダ保健省(2025年1月4日)。

国内において感染者が急増している旨発表するとともに、国民に対して予防策に取り組むよう呼びかけた。特に感染が増加している地区は、ガサボ(Gasabo)、キチュキロ(Kicukiro)、ブゲセラ(Bugesera)、ギサガラ(Gisagara)、ニャマガベ(Nyamagabe)の5地区。

ガサボ・キチュキロはキガリの行政区で、マラリア急増の最前線。「キガリは標高1,500mで蚊が少ない」という古い認識は通用しません。詳細はキガリの医療事情へ。

路上販売禁止 --- 買い手も罰金

キガリ市内では路上販売が禁止されています。売り手・買い手を問わず罰せられるため関わらないでください。

観光客が観光地で「気軽に屋台で果物を買う」感覚は通用しません。買い手も罰金対象。土産物・飲食物は正規の店舗・市場(キミロンコ市場等の指定エリア)で。

犯人を撮影しない・抵抗しない・深追いしない

スマートフォンのカメラで犯人の顔や行動を撮影することは相手を刺激させ、更に深刻な被害に至りかねず大変危険な行為です。

万が一の時は人命を最優先する。抵抗や犯人の深追いをしない。

被害に遭った場合の鉄則は、世界共通で「抵抗しない・撮影しない・深追いしない」。命を最優先で。

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夜間外出と暗い道

夜間の一人歩きは、ひったくりや性犯罪など、様々な被害に遭う確率が日中に比べて一層高くなります。夜間は不要不急の単独での外出を控えるとともに、街灯がない暗い道を歩かないように心掛けてください。

キガリは「アフリカで最も清潔・安全な首都」と言われますが、夜間の単独徒歩は性犯罪リスクを含めて警戒対象。配車アプリでホテルまで戻るのが基本。

ムズング偏見 --- 「外国人=お金持ち」の現地語

在ルワンダ日本国大使館の安全の手引き。

ルワンダの現地語では外国人のことを総じて「ムズング」と呼びますが、この言葉には「外国人」という意味と、「お金持ち」という意味があります。即ち、外国人イコールお金持ちということになり、時には外国人が犯罪のターゲットとなり得る場合も十分に考えられます。

「ムズング」と声をかけてくる現地人がいても、これ自体は侮蔑語ではなく中立語ですが、外国人=裕福という前提でターゲット化される構造を理解しておく。装飾品・高価なカメラ・ブランドバッグは目立たないように。

カテゴリ別のトラブル

カテゴリ主な手口詳細
スリ・侵入6地区侵入窃盗・キミフルラ戸建て電化製品強奪・バイク二人組ひったくり・置き引き・スリキガリのスリ・侵入
詐欺・両替モバイルマネー誤送金詐欺・電話会社/警察官/弁護士役の連携・モト料金交渉キガリの詐欺・ぼったくり
健康・医療キガリ市内マラリア急増・モト交通外傷・HIV成人3%・結核・湖の住血吸虫・近隣国緊急移送キガリの医療事情

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緊急時の連絡先

機関電話番号
警察一般112
交通事故113
火災111
救急912
在ルワンダ日本国大使館(代表)+250-252-500-884
領事班(時間外・土日祝)+250-788-385-404
King Faisal Hospital3939 / +250-788-123-200

3か月未満の短期渡航者は「たびレジ」、3か月以上は「在留届」の登録を。詳細はルワンダの治安アフリカ旅行の保険ガイド海外eSIM比較ガイドも併せて。

この都市のトラブル別ガイド

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