高雄は台湾南部最大の港町で、龍虎塔や蓮池潭、六合夜市、旗津半島のシーフードなど見どころが多いエリアです。成田や関空からPeach・タイガーエアの直行便があり、台北を経由せずに行けるのもポイント。
外務省の危険情報は出ていません。台湾全体の治安は比較的良好ですが、観光客を狙ったスリや詐欺は発生しており、高雄も例外ではありません。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
高雄で注意したいトラブル
高雄に限定した犯罪事例の報告は多くありませんが、台湾全体で日本人が被害に遭いやすいトラブルのパターンはこのあたりです。
スリ・置き引き
2024年の台湾全体の窃盗件数は54,608件(前年比42.4%増)。六合夜市や瑞豊夜市など人が密集する場所では、バッグの外ポケットから財布を抜かれる、食事中に荷物から目を離した隙に置き引きされるといった被害が起きやすい環境です。
バッグはジッパーを閉めて体の前で抱えること。バックパックは混雑した場所では避けたほうが安全です。
詐欺・ぼったくり
台湾全体で2024年の詐欺件数は122,805件(前年比224.7%増)と急増しています。違法タクシーでの法外な請求、SNS経由の投資詐欺やロマンス詐欺が目立ちます。
タクシーは車体に営業許可の表示がある正規のものを利用してください。車体の汚れがひどい、窓に不透明なフィルムが貼ってあるタクシーは避けましょう。
交通事故
台湾の交通事故件数は2023年で年間40万件超。人口が日本の約5分の1にもかかわらず、日本の発生件数を上回っています。高雄はバイク文化が特に根強く、歩道をバイクが走行することもあります。歩いているときも前後のバイクに注意してください。
バスの運転も日本のように丁寧ではなく、乗客の着席を待たずに発車したり急ブレーキをかけたりすることがあります。
薬物
台湾では薬物の取り締まりが非常に厳しく、最高刑は死刑です。知らない人から「おみやげを持って行ってほしい」と頼まれても絶対に断ること。空港で手荷物から目を離さないことも大切です。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
健康・感染症リスク
台湾は日本より高温多湿で、東南アジアに近い感染症リスクがあります。高雄で特に気をつけたいのが以下の2つ。
ツツガムシ病
台湾では毎年4月から10月にかけてツツガムシ病の感染事例が確認されており、高雄市は多発地域として名指しされています(花蓮縣、南投縣、台東縣、金門縣、澎湖縣とともに)。野外活動の際は長袖・長ズボンを着用し、虫除け対策を徹底してください。
デング熱
台湾では毎年夏を中心にデング熱の感染事例があり、台湾域内でクラスター発生も確認されています。台湾中南部に位置する高雄は特に蚊が多い時期に注意が必要です。
医療費について
台湾で旅行者が医療を受ける場合、全民健康保険カードを持っていないため医療費は全額自己負担になります。保険会社の事例では、バス車内で気分が悪くなり脳動脈瘤破裂で35日間入院・手術した結果、697万円の請求になったケースも報告されています。渡航前に海外旅行保険への加入を強くおすすめします。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
安全に旅行するための基本ルール
- 夜市や観光地ではバッグを体の前で抱える
- 流しのタクシーは車体と運転手の状態を確認してから乗る
- 女性の一人でのタクシー乗車はできるだけ避ける
- 歩道でもバイクの走行に注意する
- 野外活動では虫除け対策をする(特に4〜10月)
- 泥酔して路上で寝込むと貴重品を盗まれるリスクが高い
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
緊急時の連絡先(高雄)
- 警察:110
- 消防・救急:119
- 日本台湾交流協会 高雄事務所:07-771-4008(平日9:00〜17:30、時間外も緊急対応あり)
- 所在地:高雄市苓雅区・南和平ビル9F
- 管轄:南台湾全域
- 医療施設リスト・日本語対応可能な法律事務所リストの提供あり
台湾には日本大使館・総領事館がないため、日本台湾交流協会が領事館に相当する機能を担っています。パスポート紛失や事件・事故に巻き込まれた場合はまず高雄事務所に連絡してください。
台湾の法律・薬物規制・マナーについては台湾の治安・法律・マナーにまとめています。
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