グアムは「レンタカーで島を回る」のが定番ルートです。ただし在ハガッニャ総領事館と外務省のデータを並べると、金銭トラブルと事故リスクの両方が観光客に集中してるのが見えてきます。特に空港徒歩移動とレンタカー修理代請求は、総領事館が2025年の注意喚起で名指しで警告してる項目。
以下は「借りる前・走る間・返す時・歩く時」の場面別に、ソースに載ってる実例と対策を整理したものです。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
タモンの交通トラブルの全体像
総領事館は2025年8月の注意喚起でこう書いてます。
レンタカートラブル:身に覚えのない修理代請求などのトラブルが複数発生しています。
さらに四半期レポートでは空港周辺の徒歩移動についても個別に警告。歩行者としても、運転者としても、日本とルールが違う場面で事故と金銭トラブルに遭いやすい構造です。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
典型トラブル(安全の手引き・注意喚起より)
トラブル1:日本免許・国際免許の「30日ルール」
グアムは米国の準州ですが、免許ルールはグアム独自です。手引きの明示。
グアムでは、日本の運転免許証で入国日から30日間は運転することができます。日本で発行された国際運転免許証についても、通常免許と同じく入国から30日間のみが使用限度となります。
30日超えたら運転できない。入国日はパスポートのスタンプで証明されるので、レンタカー利用中も必ずパスポート携行。31日以降はグアム州免許の取得が必要になります。
トラブル2:レンタカーの「身に覚えのない修理代請求」
総領事館が注意喚起で名指ししてるのがこれ。四半期レポートの記述。
レンタカー会社から高額な修理代を請求されたなどのトラブルが複数発生しています。レンタカー利用の前後は店員を立ち会わせた上で車両内外を写真・動画撮影して記録化することを推奨します。また、極端に料金が安い会社の利用は慎重に検討する必要があります。契約前に必ず契約内容(特に保険適用条件・範囲)を確認し、トラブル防止に努めてください。
対策は3点セット。
(1)極端に安価なレンタカー会社は利用しない、(2)契約前に契約内容・保険適用条件などを必ず確認する、(3)利用前後に車両内外・車底部などを写真撮影する。
外務省も「車体の傷などのトラブルを避けるため、契約時に車両内外の確認を徹底するとともに、動画撮影しておくことが望ましい」と書いてます。借りる時も返す時も、店員を立ち合わせて全周+車底を動画で撮る、これだけで返却後の「前からあった傷を直しました」請求は弾けるようになる。
タモンで借りたレンタカーを返した後、身に覚えのない修理代を請求されました。借りる前にしっかり車両チェックしていなかったので、反論する材料がなくて焦りました。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ハガッニャ日本国総領事館「グアム旅行される方へのお知らせ(注意喚起)」)
トラブル3:空港からホテルへの徒歩移動(歩道なし・死亡リスク)
タモン中心部⇔アントニオ・B・ウォンパット国際空港は約3km。一見徒歩圏に見えますが、総領事館が明確に禁止レベルで警告してます。
グアム空港周辺を徒歩で移動する観光客がおり、安全上問題との報道もあります。空港周辺道路は歩道がなく、夜間は非常に暗く危険です。徒歩移動は避け、車両(タクシー、旅行会社の送迎サービス等)をご利用ください。
歩道がない上に夜間は真っ暗。タクシー、ホテルの送迎、配車アプリのどれかを必ず使ってください。深夜便でタモンに着いたとき、節約のつもりで歩こうとするのが一番危ない。
トラブル4:赤信号右折ルールと歩行者軽視
グアムの交通事故リスクの根っこがこれです。手引きの明示。
「No Turn On Red」等の標識がある場所以外は、赤信号でも一時停止した後、安全を確認した上で右折可能です。
歩行者側の注意は外務省。
グアムは車社会であり、歩行者が少ないことから、歩行者の有無を確認しない運転者が多く見られます。(中略) 特に、グアムは赤色信号であっても車両は交差点を右折可能であることから、道路を横断する際は右折車に注意して下さい。
手引きの事故例。
横断歩道を青色信号で横断中、赤色信号で交差点を右折してきた車両に衝突されて負傷した。
交差点を左折する際、直進車両用信号機を見て左折できると勘違いし、対向車両と衝突した。
青信号でも右折車が来る前提で歩く、左折時は歩行者用信号を見ない、この2点だけは覚えておきたい。
トラブル5:ホテルロード横断中の死亡事故(薬物運転)
手引きに掲載されてる死亡事例がこれ。
ホテルロードを横断中の日本人が、薬物を吸引していた少年が運転する車にはねられて死亡した。
ホテルロードはタモン観光の1本道で、日本人が必ず横断する場所。薬物運転者がいる前提で、横断歩道でも必ず車の動きを見てから渡る。2019年以降グアムは21歳以上の娯楽用大麻が合法化されてる(米連邦法では違法)ので、薬物絡みの運転リスクは日本より高い、という前提で動いてください。
トラブル6:マイル表示・白色アスファルト・方向指示器
運転者側の慣習ギャップも手引きが整理してます。
ア 速度はマイル表示(1マイル=約1.6㎞/h)ですので、速度超過にご注意ください。 イ 多くの車が方向指示器を出さずに右左折、車線変更します。 ウ 「No Turn On Red」等の標識がある場所以外は、赤信号でも一時停止した後、安全を確認した上で右折可能です。 エ スクールバスが停車した場合は、対向車線も含めて全車両が停止しなければなりません。
白色アスファルトはサンゴの混入により滑りやすいため、路面が濡れている時はより慎重な運転を心掛ける。
1マイル=約1.6kmなので、日本感覚で「時速50」と思うと実際は80km/h出てる計算。スコール後の白色アスファルトはとくに滑るので、雨上がりは減速が必須。
トラブル7:レンタカー駐車中の車上狙い・盗難
交通の文脈でも知っておきたいのが、駐車中の車両被害。手引きが車上狙いと自動車盗の発生スポットを列挙してます。
展望台・公園・洞窟等の駐車場(アサン湾展望台、セラ湾展望台、アプガン砦、セッティ湾展望台、アサンビーチ公園、アガットケーブ、マーボケーブ等)/ビーチ駐車場(イパオビーチ、ミニッツビーチ、ガンビーチ、リティディアンビーチ、イーストアガニアビーチ、イナラハンビーチ等)
タンギサンビーチ駐車場にレンタカーを駐車し、ビーチから戻ったところ、車両が盗まれていた。ビーチに置いていた荷物を確認したところ、レンタカーの鍵だけが盗まれていた。
ビーチに置いた荷物から鍵だけ抜かれて車ごと持ち去られるパターン。車を離れる時は貴重品を全て身につける、鍵はビーチに持ち込むなら肌身離さない。詳しい手口はタモンのスリ・ひったくり・強盗にまとめています。
トラブル早見表
| トラブル | 発生場面 | 注意すべきサイン | 主な対策 |
|---|---|---|---|
| 30日免許ルール超過 | 長期滞在 | 入国日から31日目以降 | 30日超ならグアム州免許取得 |
| レンタカー修理代請求 | 返却後の請求 | 極端に安い業者・契約書未確認 | 借りる前後に店員立ち合いで動画撮影 |
| 空港徒歩移動 | 深夜到着・節約意識 | 歩道がない・暗い | タクシー/送迎/配車必須 |
| 赤信号右折・青信号被害 | 横断歩道 | 車が停止せず右折 | 青でも右折車の動きを確認してから渡る |
| ホテルロード横断中の被害 | 昼夜問わず | 薬物・飲酒運転者 | 横断前に車の動きを目視確認 |
| マイル表示・白色路面 | 運転中 | km/hと勘違い、スコール後 | メーター換算を常に意識、濡れた路面は減速 |
| 駐車場の車上狙い・自動車盗 | 展望台・ビーチ駐車場 | 車内・近くの荷物に鍵 | 貴重品全持ち、鍵はビーチにも持ち込まない |
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
予防策
- レンタカーは借りる前後に動画撮影 — 車両外周+車底+車内、店員立ち合いで記録化
- 契約前に保険適用条件を確認 — 極端に安い会社は避ける、総領事館明示
- 空港⇔タモンは必ず車両移動 — 歩道なし、深夜真っ暗、タクシーか送迎で
- 青信号でも右折車を確認してから渡る — 赤信号右折可ルールの裏返し
- 30日超ならグアム州免許を取る — 日本免許も国際免許もグアムでは30日が限界
- 速度計はマイル表示、km/h換算で走る — 1マイル=約1.6km/h
- 駐車中の車に貴重品・カードキーを残さない — 車上狙い→客室侵入の連鎖を止める
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
もし事故・トラブルに遭ったら
- 人身事故・自損事故は911 — 警察・救急共通
- ポリスレポートを必ず発行してもらう — 保険請求に必須
- レンタカー会社に即連絡 — 契約書の緊急窓口番号へ
- 海外旅行保険の現地連絡デスクへ — 治療・修理の事前承認が必要な場合あり
- 修理代トラブルなら動画・写真を送付 — 返却時のコンディションを立証
- パスポート・現金被害があれば総領事館へ — 在ハガッニャ日本国総領事館 +1-671-646-1290/5220
修理代請求の係争を避けるには、契約書・動画・保険証券の3点を返却後も最低3ヶ月は保管しておくこと。クレジットカード経由の後日請求は1〜2ヶ月遅れで来ることがあります。事故時の医療費スケールはタモンの医療費・水難・レジャー事故に整理しています。
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
タモンの他のトラブル情報
運転・徒歩以外の手口と対策は、タモン(グアム)の治安まとめからまとめて確認できます。
グアム全体の法律・医療費・大麻ルールは、グアムの治安・法律・マナーでまとめています。
よくある質問
グアムで日本の運転免許証は使える?
総領事館「安全の手引き」には「グアムでは、日本の運転免許証で入国日から30日間は運転することができます。日本で発行された国際運転免許証についても、通常免許と同じく入国から30日間のみが使用限度となります」と書かれています。入国日を証明するパスポートは常に携行してください。
レンタカーの修理代を高額請求されたらどうする?
総領事館「グアム旅行者向け注意喚起」で「身に覚えのない修理代請求などのトラブルが複数発生しています」と名指しで警告されています。予防策は「(1)極端に安価なレンタカー会社は利用しない、(2)契約前に契約内容・保険適用条件などを必ず確認する、(3)利用前後に車両内外・車底部などを写真撮影する」。借りる前後に店員立ち合いで動画撮影しておくと、後の係争で立証できます。
空港からタモンのホテルまで徒歩で行ける?
絶対に歩かないでください。総領事館の令和7年度7-9月四半期レポートで「空港周辺道路は歩道がなく、夜間は非常に暗く危険です。徒歩移動は避け、車両(タクシー、旅行会社の送迎サービス等)をご利用ください」と書かれています。距離は約3kmで徒歩圏に見えますが、歩道がない上に死亡事故リスクがあります。
グアムで赤信号は「止まれ」って意味じゃないの?
「No Turn On Red」等の標識がある場所以外は、赤信号でも一時停止後に安全確認して右折可能です(総領事館「安全の手引き」)。外務省も「グアムは赤色信号であっても車両は交差点を右折可能であることから、道路を横断する際は右折車に注意して下さい」と警告。青信号で渡っても右折車が突っ込んでくる前提で歩いてください。
事故に遭ったらまず誰に連絡する?
人身事故は911(警察・救急共通)、物損でもレンタカー契約で事故時は警察通報が条件のことが多いので、まず911が安全です。そのあとレンタカー会社、海外旅行保険の現地連絡デスク、在ハガッニャ日本国総領事館(+1-671-646-1290/5220)の順。ポリスレポートは保険請求に必須なので必ず発行を受けてください。