ラスベガスのスリ・置き引きはストリップ大通りの歩行中が最頻発エリア。在SF日本国総領事館「安全の手引き」がラスベガス章を独立して書いているので、これを基に整理します。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
ストリップ大通りでのスリ
ラスベガスでは、人混みの中で鞄の中から貴重品をすり盗られる『すり』被害の報告を多く受けており、被害者のほとんどの方はいつ盗まれたか分からない状況で被害に遭っています。
ラスベガスでは、主要ホテルやカジノが立ち並ぶストリップ大通りを歩行中のすりの被害が報告されています。特に、週末やホリデーシーズンには多くの観光客により、観光地が混雑し、被害が多発
「いつ盗まれたか分からない」=プロのスリ。ベラージオ噴水ショー、フォーラムショップス、シーザースパレス前、フリーモントストリート(ダウンタウン)、コンサート・スポーツイベント前後の歩道橋上が定番ホットスポットです。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在サンフランシスコ日本国総領事館「安全の手引き」(ラスベガスの章))
対策:
- バッグは前抱え(リュックは前面に背負い直す)
- 財布は前ポケット深く、後ろポケットNG
- スマホは首掛けストラップ
- ファスナーは前面にくる位置に
- 立ち止まって写真を撮る時は周囲360度確認
ホリデーシーズン・週末は特に警戒
ラスベガスの繁忙期:
- 大晦日〜元日: 街中が大混雑、ストリップは歩行者天国
- メモリアルデー(5月最終月曜)
- 独立記念日(7月4日)
- CES等の大規模コンベンション
- ボクシング・UFC試合日
- コンサート(レジデンス公演含む)
これらの日は通常の3〜5倍人が出ます。混雑=スリの天国。可能なら混雑日は屋内中心の予定にする。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
カジノ内・キャッシャー
カジノ内は監視カメラが多いので強盗はほぼないけど、勝った後の現金持ち歩きが標的。
- 大金(5,000ドル超)はキャッシャーで Cashier’s Check(小切手)化
- 部屋まで持ち帰るならホテルセーフ即入れ
- カジノ→部屋→外出時にウェアラブルマネーベルト
- スロットマシンに座る時はバッグを足元ではなく膝の上
ホテル室内
当地では、一流ホテルにおいても盗難の被害に遭う例が稀ではなく、室内に置いていた貴重品が紛失したという事例は多々あります。(在LA総領事館)
日本とは違い、室内に置いてある現金は、清掃員へのチップと判断される可能性がありますのでご注意ください。
- チップは枕の上+Thank youメモで意思表示
- 現金・パスポート・予備カードはセーフへ
- 机に現金を出しっぱなしにしない
空港(ハリーリード国際空港 LAS)
LASはコンパクトな空港で、移動はラク。ただし
- バゲージクレームでスーツケースから目を離さない
- 充電スポットでスマホを接続したまま離れない(シアトル空港でも同様の被害事例あり)
- セキュリティチェックのトレイに置いた財布は最後まで監視
- 到着ロビーで「Taxi?」と声をかけてくる連中は無視(白タク)
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
クラブ・バーでのドリンクスパイキング
アメリカではフェンタニルのような強力な合成オピオイドの過剰摂取による死亡事故が多発しており、米国麻薬取締局は『One Pill Can Kill』(一錠が命を奪う)と注意を呼びかけています。
クラブ・バーで知らない人からの飲み物・錠剤は1錠で致死量。
- 自分で頼んで自分で受け取る
- 目を離した飲み物は捨てて頼み直す
- トイレに行く時は飲み物を持っていく、または捨てる
- 友達と複数人で行動
観光地別チェックリスト
- ベラージオ噴水ショー: 観光客密集、バッグ前抱え
- フリーモントストリート(ダウンタウン): 夜間賑やか、人混み多い、スリ要警戒
- アウトレットモール: 駐車場の車上ねらい、店内置き引き
- グランドキャニオン日帰りツアー: 集合場所での置き引き、バス車内の貴重品管理
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
手口早見表
| 場所 | 手口 | 対策 |
|---|---|---|
| ストリップ大通り | 人混みでのプロのスリ | バッグ前抱え・財布前ポケット |
| ベラージオ噴水前 | 観光客密集時に財布抜き取り | 立ち止まる前に周囲360度確認 |
| カジノ出口 | 勝ち金を持った客を尾行 | 大金はキャッシャーで小切手化 |
| ホテル室内 | 机に出した現金がチップ扱い | セーフ利用・チップは枕上にメモ |
| ハリーリード空港 | バゲージクレーム・充電中盗難 | 荷物から離れない・充電放置NG |
| クラブ・バー | ドリンクスパイキング | 自分で頼んで目を離さない |
自衛装備
- セキュリティポーチ(服の下): パスポート・予備カード・予備現金
- ダミー財布(別ポケット): 50〜100ドル+期限切れカード
- メイン財布(前ポケット): 当日現金+メインカード1枚
- スマホストラップ: 首掛け
- 小型ショルダーバッグ: ファスナー前面、観光地では前抱え
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
被害に遭ったら
- 警察: 911 でポリスレポート発行依頼
- クレジットカード会社: 即停止
- 保険会社のアシスタンスデスク: 24時間
- 在SF総領事館: パスポート盗難なら(+1-415-780-6000、ネバダ州管轄)
携行品損害補償でスマホ・カメラ等は補償される。詳細は北米の旅行保険へ。
よくある質問
ストリップ大通りでカジノ間を歩いて移動するのは危ない?
スリ被害多発エリアです。在SF総領事館は「ラスベガスでは、主要ホテルやカジノが立ち並ぶストリップ大通りを歩行中のすりの被害が報告されています。特に、週末やホリデーシーズンには多くの観光客により、観光地が混雑し、被害が多発」と明記。**バッグは前抱え、財布は前ポケット深く、スマホは首掛けストラップ**で対策。歩道橋・横断歩道での密集時が特に要注意。
カジノで勝った後の現金、どう持ち運ぶ?
ホテル室内のセーフ即入れか、カジノキャッシャーで小切手化が安全。在LA総領事館の警告通り「日本とは違い、室内に置いてある現金は、清掃員へのチップと判断される可能性があります」なので、机や枕の上に出しっぱなしはNG。セーフに入れる、ホテル金庫を使う、もしくはキャッシャーで Cashier's Check(小切手)にする方法があります。
クラブで知らない人から飲み物を渡された、飲んでいい?
絶対NG。フェンタニル混入リスクがあります。米国麻薬取締局(DEA)は「One Pill Can Kill(一錠が命を奪う)」と警告しており、飲み物・錠剤に混入されるケースが多発。**自分で頼んで自分で受け取り、目を離さない**が鉄則。トイレに行く時は飲み物を残さず捨てる、新しく頼み直す。