シアトルのスリ・置き引きは空港・ホテル・レストランの置き引きと駐車中の触媒コンバーター盗難が特徴。在シアトル日本国総領事館「安全の手引き」が手口を細かく書いているので、これを基に整理します。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
空港・ホテル・レストランでの置き引き
多くの旅行者や居住者が被害に遭っているのが『置引き』です。空港(チェックインカウンター、手荷物検査所、ラゲッジクレーム、トイレ等)、ホテルのロビー、レストランなどで多く発生しており、その手口は、椅子の背に掛けられたハンドバッグ類や床に置かれた荷物を持ち去る等、わずかな隙を狙った犯行です。
スマートフォンを空港内の充電コンセントに接続したままその場を離れ、盗難に遭う事案が発生しています。
SEA-TAC空港の置き引きホットスポット:
- チェックインカウンター列: スーツケースを後ろに置かない、足で挟む
- 手荷物検査所: トレイに置いた財布・スマホを最後まで監視
- ラゲッジクレーム: カートに置きっぱなしで他のことをしない
- トイレ: 個室にスーツケースごと持ち込む
- 充電スポット: ケーブル接続したまま離席NG
- フードコート: 椅子の背にバッグかけない、隣の席に置かない
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在シアトル日本国総領事館「安全の手引き」)
充電スポット対策: モバイルバッテリーで自席で充電する、もしくは短いケーブルで自分の視界内で充電する。
ホテル・レストラン
- ホテルロビーのチェックイン中、荷物を自分の足で挟む
- レストランで椅子の背にバッグかけない(後ろを通る人に持ち去られる)
- バッグは膝の上または足の間
- スマホをテーブルに置きっぱなしで席を立たない
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
犯罪多発エリア
シアトル市の中心部では、パイクプレイスマーケットに近いPike St.と1st Ave.2nd Ave.及び3rd Ave.の交差点、Pioneer Square周辺等は、犯罪が比較的多く発生しています。危険な場所には、特に日没後はできるだけ近づかないようにしましょう。
- Pike St. × 1st〜3rd Ave: パイクプレイス観光ど真ん中。日中OK、日没後は離れる
- Pioneer Square: スポーツ観戦・ナイトライフで賑わうけど夜は要注意
- Belltown: 一部エリアで治安悪化
触媒コンバーター盗難(駐車車両)
当地では、駐車中の車両をジャッキアップし、車両下部から触媒コンバーターを盗難する事件が多発しています。これらの犯人は武装しているおそれもあるので、犯行を発見した場合には安全な場所から速やかに911通報して下さい。
レンタカー利用者は
- 屋根付き・監視カメラ付き駐車場を選ぶ
- 路上駐車を避ける
- ハイブリッド車(プリウス等)は特に標的、可能なら別車種を借りる
- 朝エンジンかけて爆音→触媒被害確認→911
犯行現場で対峙しない。武装の可能性があり、911通報して警察に任せる。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
ホームレス・薬物中毒者
シアトルのダウンタウン周辺では、ホームレスの増加が社会的な問題となっています。これにより治安が悪化したとの明確なデータはありませんが、ホームレスの人々の中には薬物中毒者等もいると言われており、不用意にこれらの人々と接触を持つことは控えましょう。
- 不審な人物には目を合わせない
- 声をかけられても無視して通過
- 取り囲まれそうになったら店舗・ホテルロビーに駆け込む
観光客が「日本人=現金持ち」と思われる
ポートランド総領事館の警告(シアトルにも該当):
日本人は常時現金を携行していると思われており標的になることが多いようです。
対策: カード決済中心、現金は少額、複数箇所に分散保管。
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
手口早見表
| 場所 | 手口 | 対策 |
|---|---|---|
| SEA-TAC空港充電スポット | 充電中スマホ盗難 | 離席NG、モバイルバッテリー |
| チェックインカウンター | 足元のスーツケース持ち去り | 足で挟む・前に置く |
| ホテルロビー・レストラン | 椅子の背のバッグ盗難 | 膝の上か足の間に |
| Pike St.×1st〜3rd Ave | パイクプレイス周辺のスリ | バッグ前抱え・日没後は離れる |
| 駐車場(路上含む) | 触媒コンバーター盗難 | 屋根付き監視カメラ駐車場 |
自衛装備
- セキュリティポーチ(服の下): パスポート・予備カード・予備現金
- ダミー財布(別ポケット): 50〜100ドル+期限切れカード
- メイン財布(前ポケット): 当日現金+メインカード1枚
- スマホストラップ: 首掛け
- 空港用モバイルバッテリー: 充電スポット放置を避ける
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
被害に遭ったら
- 警察: 911 でポリスレポート発行依頼
- クレジットカード会社: 即停止
- 保険会社のアシスタンスデスク: 24時間
- 在シアトル総領事館: パスポート盗難なら(+1-206-682-9107)
触媒盗の場合、レンタカー会社の保険でカバーされることが多い(CDW契約時)。詳細は北米の旅行保険へ。
よくある質問
SEA-TAC空港でスマホを充電したまま席を離れたら盗まれた
在シアトル総領事館が直接警告している手口です。「スマートフォンを空港内の充電コンセントに接続したままその場を離れ、盗難に遭う事案が発生しています」。空港の充電スポットは完全に放置NG。**ケーブルは持ち運び可能な短いものにして、自分が見える範囲で充電する**、もしくはモバイルバッテリーで自席で充電が安全。
パイクプレイスマーケットの観光中、何に気をつければいい?
在シアトル総領事館は「シアトル市の中心部では、パイクプレイスマーケットに近いPike St.と1st Ave.2nd Ave.及び3rd Ave.の交差点、Pioneer Square周辺等は、犯罪が比較的多く発生しています」と明記。**日中の観光は問題ないが日没後は離れる**。バッグは前抱え、レストランで椅子の背にバッグかけない、これだけで被害は大きく減らせます。
レンタカーの触媒コンバーターが盗まれた、どうする?
911通報→レンタカー会社に連絡→ポリスレポート発行→保険会社へ。在シアトル総領事館は「駐車中の車両をジャッキアップし、車両下部から触媒コンバーターを盗難する事件が多発しています。これらの犯人は武装しているおそれもあるので、犯行を発見した場合には安全な場所から速やかに911通報して下さい」と明記。**現場で犯人と対峙しない**が命を守るルール。