在ベンガルール日本国総領事館「安全の手引き」は、ベンガルールの交通事情をこう書いています。
カルナータカ州都ベンガルール市では殺人、強盗、侵入盗等の凶悪犯罪件数は、他の大都市と比べても多いのが現状です。また、交通死亡事故の発生も多く、適切な注意を怠ると決して安全に生活できるとは言い難いのが実情です。
凶悪犯罪と交通死亡事故が治安リスクの2大柱として並列で語られているのがベンガルールの特徴です。
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代表的なトラブル
1. 交通事情そのものが危険
当地のドライバーは運転知識・技能・マナーが充分でなく、車検制度や交通規制・教育・対策も完全に整っていないことから、交通事情は混乱を極めています。
こうした状況では、こちらがいくら注意したとしても、相手側が注意しない限り、未然に交通事故を防ぐことは困難です。
2. 事故後の群衆暴動・外国人責任追及リスク
総領事館は事故後のリスクを具体的に書いています。
交通事故の起きた後にパニックに陥った被害者や関係者が暴徒化し、これに周囲の群衆が加わり、外国人が集中的に暴行を受けるというケースも考えられます。
現地人と外国人との間で交通事故が起きた場合、外国人側に責任を負わせる傾向にあります。事故後のトラブルが予想される場合は弁護士に依頼することをおすすめします。
事故を起こした瞬間より、事故後の群衆と警察対応の方が危険、という独特の構造です。
3. 夜間オートリキシャ(女性)
女性の性暴力被害と絡めて、総領事館はこう明記しています。
女性の一人旅、単独行動や夜間の外出、例えば夜間のオートリキシャ利用等は危険であり、絶対に避けてください。
「絶対に」という強い表現が使われているのはベンガルール固有です。
Travel Alert 02
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よくある被害パターン
ベンガルール滞在中、車で出勤する途中に軽い接触事故が起きました。相手のバイク運転手との口論中、あっという間に野次馬が集まり、外国人の自分が悪いと決めつけられて囲まれました。運転手がすぐに警察を呼んだので助かりましたが、しばらく立ち往生しました。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ベンガルール日本国総領事館「安全の手引き」(事故後群衆暴動リスクの典型パターン))
夜に一人でホテルに戻ろうとオートリキシャに乗ったら、途中で経路を外れて人気のない場所に向かい始めました。「ここで降りる」と強く言って何とか降りられましたが、総領事館が「絶対に避けて」と書いている理由を痛感しました。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ベンガルール日本国総領事館「安全の手引き」(女性夜間オートリキシャ利用のリスクパターン))
Travel Alert 03
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予防策
乗車時
- 自分で運転するのは緊急時以外避ける(総領事館推奨、現地人運転手を雇う)
- オートリキシャは横転しやすいので避ける(総領事館明記)
- 女性の夜間オートリキシャ利用は絶対に避ける
- Uber/Ola等のアプリ配車を利用、GPS記録を残す
- 走行中は全てのドアを内側からロック、窓は閉めるか僅かな隙間のみ
- 座席等車外から見える位置に貴重品を置かない
運転時
- 先行車が急停車しても追突を避ける車間距離を運転手に指示
- 尾行車に注意、尾行されたら最寄りの警察署に直行
- 出先の交通事情を事前調査、裏道を避け交通量の多い大通り中央寄り
事故時
- 車両保険に加入
- 大事故の場合、身の危険を感じたら警察等安全な場所へ避難
- 事故処理は警察等公的機関の安全確保後に行う
- 証拠保全・保険金請求のため事故現場を写真撮影
- 時間・場所・相手車両ナンバー等をメモ
Travel Alert 04
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もし事故に遭ってしまったら
- 身の安全を最優先、群衆が集まってきたら速やかに警察等安全な場所へ避難
- 警察緊急ダイヤル100番に通報
- 重大な人身事故は救急車を要請、ただし来ない場合はタクシーで病院搬送も検討
- 相手車両ナンバー・時間・場所・事故形態・負傷者有無をメモ
- 現地示談は避ける — 外国人側に責任を負わせる傾向あり
- 事故現場を写真撮影(証拠保全)
- 身柄拘束された場合、所属先・弁護士・総領事館に連絡
- 在ベンガルール日本国総領事館に相談 — ベンガルール市警察(080-2294-2222/3322)
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
ベンガルールで知っておきたい関連情報
よくある質問
ベンガルールで夜にオートリキシャはNG?
総領事館は「夜間のオートリキシャ利用等は危険であり、絶対に避けてください」と女性について明記しています。2024年8月のコルカタ女医強姦致死事件以降、外国人女性(日本人女性含む)を狙った事件も増加しているためです。
交通事故は本当にそんなに多い?
総領事館「安全の手引き」は「交通死亡事故の発生も多く、適切な注意を怠ると決して安全に生活できるとは言い難いのが実情」と明記。他の大都市と比べて凶悪犯罪とともに交通死亡事故も多いとされています。
事故後に現場から逃げても良いの?
総領事館は「もし、大事故に遭ったら、信用できる現地人の運転手でも現場から逃げる(身を隠す)ことがあります」と記述。外国人側に責任を負わせる傾向や、被害者関係者の暴徒化リスクがあるためです。事故処理は警察等公的機関の安全確保後に行うのが原則です。