ベンガルール(旧バンガロール)はカルナータカ州の州都で、「インドのシリコンバレー」と呼ばれるIT産業の中心地。多くの欧米系企業・日系企業が進出しており、標高900mの高原で気候も比較的穏やかです。
ただし在ベンガルール日本国総領事館の「安全の手引き」は、数字でこう書いています。
カルナータカ州都ベンガルール市では殺人、強盗、侵入盗等の凶悪犯罪件数は、他の大都市と比べても多いのが現状です。また、交通死亡事故の発生も多く、適切な注意を怠ると決して安全に生活できるとは言い難いのが実情です。
ベンガルールは他の大都市より凶悪犯罪が多い — IT都市のイメージからは意外に感じる一次情報です。
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治安の全体像
総領事館「安全の手引き」では以下のようにまとめられています。
大都市ベンガルールにおいては、日常生活の中で危険を感じるようなことはないかもしれませんが、統計上では犯罪が非常に多いという結果が出ており、決して治安が良いという訳ではありません。多くの欧米系企業が進出していること等から外国人も多く、テロリストのターゲットと成り得る要素をはらんでいると言えます。
2024年3月には市内の人気カフェ店で手製爆弾が爆発し、複数名が負傷する事件が発生。2024年7月にはイスラム過激派に感化された若者5名が市内で多発爆弾テロを計画していたとして拘留されるなど、テロ関連事案も継続しています。
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要注意ポイント
スラム街周辺
総領事館は「スラム街では凶悪犯罪、薬物の売買等が横行している」と記述。「スラム街からアクセスが容易である地域及び特定の宗教(マイノリティー)の人が多く住む地区は危険度が高い」と住居選定時の注意も明記しています。
過去のテロ事件発生地点
総領事館「安全の手引き」に年月付きで記録されている市内のテロ関連事案:
- 2005年 市内大学での過激派による銃乱射事件
- 2008年 市内複数での爆発事件
- 2010年 市内クリケット・スタジアム(総領事館から数百メートル)での爆発事件
- 2013年 州BJP本部近くでの爆発事件
- 2014年 市内中心部チャーチ・ストリート路上での簡易爆弾による爆発事件
- 2024年3月 市内人気カフェ店での手製爆弾爆発
暴動リスク
インド国家犯罪記録局(NCRB)が公表した2022年犯罪件数によれば、当地カルナータカ州は地方共同体による暴動事件数で全国4位となっており、2020年にも、ここベンガルール市内で、死傷者を出す、比較的大きな暴動が発生しています。
2020年8月にはSNS投稿を発端にした抗議デモが暴動に発展し、3名が死亡、外出制限令が発出された事態も起きています。
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基本的な安全ルール
- 歩きスマホを避ける — 総領事館は「歩きスマホ中の日本人がスマホを強奪されるケースが相次いでいる、特に夜間は注意が必要」と明記
- 夜間のオートリキシャ利用(特に女性)は絶対に避ける
- 「デジタル逮捕」を示唆する電話・ビデオ通話は詐欺 — インド政府は「デジタル逮捕」なる制度は存在しないと注意喚起
- 2024年8月のコルカタでのインド人女医強姦致死事件を契機に、外国人女性(日本人女性含む)を狙った事件も増加。親しげに声をかけてくる素性不明の人物を安易に信用しない
- デング熱が流行 — 総領事館医務官は「ここ10年で最悪の発生件数」(2024年)と記述。蚊対策は必須
国レベルの法律・マナー(麻薬厳罰・電子タバコ禁止)は インドの治安・マナー・法律 にまとめています。
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