アグラはタージ・マハル・アグラ城・ファテープル・シークリーを擁するウッタル・プラデシュ州の観光都市。デリー〜アグラ〜ジャイプールのゴールデントライアングルの一角で、インドを代表する観光ルートです。
ただし在インド日本国大使館は、アグラを名指しで何度も警告しています。宝石詐欺・絨毯詐欺・悪質な「日本語ガイド」の被害が後を絶たない、と明記されています。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
アグラの治安の全体像
外務省は性犯罪の多発都市としてもアグラを名指ししています。
インドは、従来より女性の性暴力被害が多い国です。外国人女性が被害に遭うケースも多く、デリー、コルカタ、アグラ、ジャイプール、リシケシュ、ブッダガヤ等では、日本人女性旅行者が性的暴行を受けた上に金品等を奪われる極めて悪質な事例が発生しています。
観光地として美しい一方、観光客ターゲットの犯罪密度が高いエリアです。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
エリア別の治安・手口
宝石詐欺・絨毯詐欺
在インド日本国大使館は具体的にこう書いています。
アグラ、ジャイプール等ではクレジットカードを利用した宝石詐欺や絨毯詐欺で邦人旅行者が騙されています。オートリキシャやタクシーで宝石店、絨毯屋に連れて行かれ、日本まで商品を運んで、指定する店まで届けて欲しいと依頼されます。無事届けば、礼金を払うが、取りあえず、クレジットカードでその支払いをして欲しいとか、無事に届けば、その支払いをキャンセルした上に支払額の数倍の金額にして返すことを約束する等の手口で支払いを迫ります。
手口のポイント:
- オートリキシャ・タクシーで宝石店・絨毯屋に連行
- 「日本まで運んで指定店に届けてくれれば礼金」という持ちかけ
- クレカでの先払い要求 → 一度サインすればキャンセル不可
- 運び屋を引き受けること自体が犯罪行為になり得る
- 断ると脅される、数日間軟禁された事例もあり
外務省 安全対策基礎データも、アグラ・ジャイプール・ゴア・スリナガルで数百万円の高額詐欺に遭った邦人旅行者の事例を明記しています。
悪質な「日本語ガイド」
タージ・マハル周辺には「日本語観光ガイド」を自称する悪質インド人が常駐していると大使館が書いています。
・断っているにもかかわらず、強引に大理石屋や宝石屋等に案内する。 ・本来のガイド料とは別に高額なチップを要求する。 ・観光スポットの入場料をごまかす。 ・「日本語ガイド」とは名ばかりで、観光スポットでは肝心な説明が英語になる。 ・女性に対しては、ガイド中でも執拗に食事等に誘う。 ・所持品を執拗に無心する。
最初から相手にしないのが鉄則。依頼してしまった場合は納得できない点を明確に指摘し、場合によっては即座に解雇するよう勧められています。
睡眠薬強盗(ゴールデントライアングル全体)
アグラを含むゴールデントライアングル沿いは睡眠薬強盗の定番ルート。「1度目は親しく話して翌日の行程を聞き出し、翌日偶然の再会を装って観光案内→気を許した隙に睡眠薬入り飲食物→眠り込んだ隙に身ぐるみ剥がされ路上放置」という手口が大使館に記録されています。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
アグラで多いトラブル
- アグラの詐欺・ぼったくり — 宝石・絨毯の運び屋詐欺、悪質日本語ガイド、タクシー連行型
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
安全に過ごすための基本ルール
- オートリキシャ・タクシーで宝石店や絨毯屋に連れて行かれても同行しない
- 「日本まで運んで」系の依頼は全部詐欺。クレジットカードは絶対に渡さない
- 「日本語ガイド」と名乗る人に最初から応じない。正規ガイドはホテル経由で手配
- 飲食物を勧められても口にしない
- 女性の単独行動・夜間外出を避ける
- ツアー代金の請求書・領収書を必ず受け取る(書類がないと後日の払い戻し請求不可)
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
緊急時の連絡先
- 警察:112 / 消防:101 / 救急車:102
- 在インド日本国大使館(ニューデリー):011-4610-4610(アグラを含むウッタル・プラデシュ州管轄)
インドの法律・マナー・麻薬の厳罰ルールはインドの治安・マナー・法律ページに詳しくまとめています。
この都市のトラブル別ガイド
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