外務省 安全対策基礎データは、デリーについて「一般犯罪発生率はインドの中で最も高く、その中でも窃盗・強盗、強制性交の発生率が高い傾向にあります」と明記。武装強盗事件やオートバイ等を使用したひったくりは近郊のグルガオン・ノイダを含む首都圏全体で高水準です。
ここではソースに明記された窃盗・盗難手口だけを整理します。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
よくある手口
駅前・バスターミナルの窃盗
損保ジャパン off! の保険金支払事例にシンプルな1件。
オールドデリー駅前にてトランクを盗まれる:70万円
携行品盗難で70万円の損害。デリーの駅前は物理的に盗難が多発するエリアです。
外務省も以下のように警告しています。
空港、駅、バスターミナルには、市内へ移動する外国人をだまそうと狙っている犯罪者がたむろしているので、安全な移動手段をあらかじめ調べておく。
複数犯によるスリ
外務省の記述。
日本人旅行者が、複数犯(犯人の一人が旅行者の注意を引きつけている隙に、もう一方が所持品を盗む等)によるスリや、レストラン、ショッピングモール、バスや列車内等で持ち物から目を離したわずかな隙に置き引きに遭う事例も多発しています。
どのような場所でも自分の持ち物から手と目を離さない、が基本ルールです。
ATMすり替え詐欺
インドのATMの利用・操作に不慣れな外国人に親切心を装って近づき、実際に操作しながら利用方法を教えてカードの暗証番号を聞き出し、一連の処理が終わった後にカードを偽物とすり替え、本物のカードと暗証番号を使って現金を引き出す事例が発生しています。
ATM利用後の強盗事件も発生しているため、利用時は周囲状況に注意。
夜行寝台列車の武装強盗
外務省 安全対策基礎データは、デリー発着列車での具体事例を列挙しています。
- バラナシ〜コルカタ間の夜行寝台列車内(4人用一等コンパートメント)で、旅行者が武装集団に襲われ、旅券、航空券等の所持品を強奪された上、顔面に暴行を受けた。
- デリー〜バラナシ間やバラナシ〜コルカタ間の列車内で日本人旅行者が現金やパスポート、貴重品等を盗まれた。
- 長距離の乗り合いバスを利用した日本人旅行者が就寝中に貴重品等を盗まれた。
- 列車に乗り込んで荷物を棚に置くわずかな間に貴重品の入ったバッグを盗まれた。
一等コンパートメントでも安全とは限りません。
オートバイひったくり
首都圏全体(デリー・グルガオン・ノイダ)で、オートバイを使ったひったくり事件が高水準で発生していると外務省が書いています。近隣のカトマンズのスリ・ひったくりでもバイク2人組の同型手口が記録されていて、南アジア共通のリスクです。
列車に乗り込んで荷物を棚に置く、その一瞬の間に貴重品の入ったバッグを盗まれました。気づいたのは発車してからでした。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省 安全対策基礎データ(インド))
ATMで現金を下ろしていたら、親切そうなインド人が「教えてあげる」と近寄ってきて暗証番号を見られました。後からカードがすり替えられていて、別のATMで大金を引き出されていました。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省 安全対策基礎データ(インド))
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
手口早見表
| 手口 | 発生場所 | 被害 |
|---|---|---|
| スーツケース窃盗 | オールドデリー駅前 | 70万円事例あり |
| 複数犯スリ | 市内全域・公共交通 | 現金・カード |
| ATMすり替え | 市内ATM | カード・預金 |
| 武装強盗 | 夜行寝台列車 | 旅券・現金・暴行被害 |
| 置き引き | レストラン・モール・駅 | バッグごと |
| オートバイひったくり | デリー首都圏全域 | バッグ・転倒事故リスク |
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
予防策
- 駅前・空港では荷物から手を離さない、足元のスーツケースも油断しない
- ATMは周囲に人がいない時に利用、親切心で近づいてくる人は疑う
- ATM後の尾行にも注意 — 利用後すぐに配車アプリで移動
- 夜行寝台列車は複数人で乗る、貴重品は身体から離さない(ひもで結着した財布を抜かれた事例がムンバイで発生)
- 列車の荷物棚も盲点 — 乗車時の一瞬の隙を狙う窃盗が発生
- 長距離バスの就寝時にも貴重品盗難あり
- 首都圏全域でバイクひったくり多発 — バッグは車道と反対側に
- ホテルのセーフティボックスを活用、外出時に大金・旅券原本を持ち歩かない(ただし大使館は旅券原本携帯を推奨)
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
被害に遭ってしまったら
- 安全な場所に避難
- 警察(112)に通報し被害届を作成
- 旅券盗難なら在インド日本国大使館(011-4610-4610)に連絡、再発給手続き
- クレカ会社に利用停止連絡
- 保険金請求には警察の被害届(Police Report)が必須 — 必ず取得
- 武装強盗や暴行を受けた場合はすぐに病院で診断書を取る
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
デリーで知っておきたい関連情報
よくある質問
デリーで一番狙われやすい場所は?
外務省 安全対策基礎データは、インディラ・ガンディー国際空港、ニューデリー駅、オールドデリー駅前、バスターミナルを要注意スポットとしています。損保ジャパン off! の事例では「オールドデリー駅前でトランクを盗まれる、70万円」の保険金支払い事例が記録されています。
夜行寝台列車は安全?
外務省によれば、バラナシ〜コルカタ間の夜行寝台列車(4人用一等コンパートメント)で武装集団に襲われ、旅券・航空券を強奪され顔面に暴行を受けた事例が記録されています。デリー〜バラナシ間でも現金・パスポート盗難事例があり、長距離乗り合いバスでも就寝中の盗難被害が発生しています。
ATM利用時に気をつけることは?
外務省は「インドのATMの利用・操作に不慣れな外国人に親切心を装って近づき、操作を教えるふりをして暗証番号を聞き出し、処理が終わった後にカードを偽物とすり替え、本物のカードと暗証番号で現金を引き出す事例」を明記しています。ATM利用時は周囲状況に注意し、他人の接近を許さないこと。