Kaigai Risk
TRAVEL RISK ARCHIVE

コタキナバルの治安 サバ州東岸の誘拐と渡航中止勧告【2026】

コタキナバルの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.12 KAIGAI-RISK

コタキナバルはマレーシア・ボルネオ島のサバ州にある都市で、キナバル山への玄関口として人気があります。島めぐりやダイビング、熱帯雨林トレッキングなど、自然を満喫できるエリアです。市内の治安は比較的落ち着いていますが、同じサバ州でも東海岸は状況がまったく異なるので、行き先によって注意のレベルが変わります。

Travel Alert 01

海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです

詳しくみる →

サバ州東岸は「渡航中止勧告」

コタキナバルがあるのはサバ州の西海岸側で、観光客が多いエリアです。一方、サバ州東側の島々と周辺海域は状況が深刻です。

  • サバ州東海岸のうち、バンジ島・バラムバンガン島を除く島嶼部 → 外務省レベル3(渡航中止勧告)
  • サバ州東側のその他の地域(タワウを含む) → 外務省レベル2(不要不急の渡航中止)

フィリピン南部を拠点とするイスラム過激派組織「アブ・サヤフ・グループ(ASG)」等による外国人誘拐事件や、海岸のレストラン・島嶼部リゾートへの襲撃事件が発生してきた地域です。サンダカンやセンポルナ方面のダイビングスポットに興味がある人は、必ず外務省の最新情報を確認してください。

コタキナバル市内(西海岸側)は外務省の危険レベル指定はなく、通常の注意で過ごせるエリアです。

Travel Alert 02

海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?

詳しくみる →

コタキナバル市内の治安

コタキナバル市内で日本人観光客が被害に遭った具体的な事例は、外務省・在外公館のソースには記載されていません。ただし、マレーシア全体で共通する注意点はここでも当てはまります。

  • スリ・置き引き — 観光地やナイトマーケットではバッグの管理に注意。ジッパーを閉め、体の前で持つ
  • 流しのタクシー — マレーシア全体でメーターを使わない・遠回りするトラブルが報告されている。GrabなどのE-hailing(配車アプリ)を使うのが安心
  • 詐欺 — 在マレーシア日本国大使館が「私は騙されない@マレーシア」という詐欺被害抑止ページを開設するほど、マレーシア全体で詐欺被害が問題になっている

マレーシア全体の犯罪傾向やマナー・法律についてはマレーシアの治安・法律・マナーにまとめています。

Travel Alert 03

無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も

詳しくみる →

健康・感染症

デング熱

マレーシア全土で注意が必要な感染症です。蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)に媒介されるウイルス性感染症で、雨季に患者が増加します。コタキナバルは熱帯気候なので、虫よけスプレーや長袖の着用など、蚊対策は必須です。

ポリオ(サバ州固有のリスク)

2019年12月、サバ州で27年ぶりとなるポリオ感染者が確認され、その後4例が報告されました。2021年9月にマレーシア政府がポリオ流行収束を発表していますが、外務省はサバ州へ渡航する方に追加の予防接種を検討するよう呼びかけています。

Travel Alert 04

知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?

詳しくみる →

コタキナバルの医療機関

コタキナバル市内には英語が通じる私立病院が複数あり、医療インフラは整っています。

病院名電話番号備考
Gleneagles Hospital Kota Kinabalu088-518-888121床の私立病院。救急外来・ICU完備
KPJ Sabah Specialist Hospital088-322-000245床。地域で最大規模の私立総合病院
Jesselton Medical Center (JMC)088-366-33380床。24時間救急対応
Hospital Queen Elizabeth 1(州立)088-517-555約600床の中枢病院。医療費が比較的安い

すべての病院で医師は英語を話します。ただし日本語対応はないので、症状を英語で伝える準備をしておくと安心です。

Travel Alert 05

空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?

詳しくみる →

緊急時の連絡先

  • 警察:999
  • 消防・救急:994
  • 在コタキナバル領事事務所:088-254-169(No18, Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu)
  • 在マレーシア日本国大使館:03-2177-2600

なお、サバ州とサラワク州は半島部と別に入域管理を行っており、入域時にはパスポートを提示して滞在許可を受ける必要があります。

同じボルネオ島で陸路・短距離フライトで行ける隣国はブルネイ。シャリーア刑法・飲酒規制・薬物死刑のルールが全く違うので、周遊前に必ず確認を。

読者の体験談を投稿する

あなたが現地で体験したこと・気をつけていることを共有してください。承認後に表示されます。

SNSやブログ等。表示時は rel="ugc nofollow noopener" 付き。

出典