Kaigai Risk
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セブの治安 いかさま賭博と子ども集団スリ【2026】

セブの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.12 KAIGAI-RISK

セブは日本人に大人気のビーチリゾート。語学留学先としても定番で、直行便もあってアクセスしやすい。でも「リゾートだから安全」というイメージは危険です。在セブ日本国総領事館は「フィリピンは世界中で日本人の殺人事件が最も多い国のひとつ」とはっきり書いていて、セブ都市圏でも拳銃や刃物を使った日本人への凶悪犯罪被害が近年毎年のように報告されています。

フィリピン全体の法律・マナー(薬物で終身刑、人前で怒鳴らない、喫煙・飲酒規制など)はフィリピンの国ページにまとめているので、出発前に必ず読んでおこう。

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セブの治安の全体像

セブ州を含む主要観光地は外務省の危険レベル1(十分注意)。在セブ総領事館は「セブの治安はフィリピンの他の都市と比較して良好と言われることもあるが、日本の犯罪発生率に比べればかなり高い」としています。フィリピン全土では2024年の犯罪発生件数が約20万件、強盗は日本の約3倍、殺人は約4倍。

日本人がセブで巻き込まれるトラブルは窃盗(スリ・ひったくり・置き引き)が最多。ただし拳銃や刃物を使った殺人・傷害・強盗・強制わいせつといった重大犯罪の被害報告もあります。「セブは安全だ」と思い込まず、常に一定の警戒心を持って行動してください。

エリア別の注意点

在セブ総領事館によると、セブ市・マンダウエ市・ラプラプ市を中心に日本人の窃盗・強盗被害が後を絶ちません。

  • 繁華街・ビル街の裏通り — 車上狙いや車両強盗は暗く人通りの少ない場所で多発。ただし最近は繁華街や市街地、高級住宅街でも発生
  • マクタン島リゾートエリア — ホテル敷地内は比較的安全だが、一歩出ると治安状況は変わる。マリンスポーツ中の事故にも注意
  • マクタン・セブ国際空港 — 入国・税関審査時のトラブル、夜間の空港〜市内間の移動が危険(後述)

夜間の一人歩きはできる限り避けるのが鉄則。薄暗い公園や人通りの少ない路地には近づかないこと。

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セブで特に警戒すべきトラブル

いかさま賭博(セブで多発)

在セブ総領事館が名指しで注意喚起している手口。ショッピングモールや繁華街で親しげに声をかけてきた人物に「自宅」へ連れて行かれ、「家族」を名乗る人物からトランプゲームに誘われて多額の掛け金を巻き上げられる。犯行は組織的に行われていて、手口が巧み。

TESTIMONY · 旅行者A

いかさま賭博の事例は知っていたが、まさか自分が巻き込まれているという実感がなかった。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在セブ日本国総領事館「安全の手引き」

しかも自分から賭博に応じたと判断されれば、被害者どころか違法賭博の罪に問われることもある。フィリピンでは政府公認施設以外の賭博は禁止で、外国人が違法賭博に関与すると身柄拘束・出国停止・禁固刑・国外退去もあり得る。

詳しい手口と対策はセブの詐欺・ぼったくりページにまとめています。

スリ・ひったくり・置き引き

マーケットやショッピングモール、ジープニー内でのスリ、ホテルやレストランでの置き引きが多発。パスポート・財布・スマホ・タブレットの被害が目立ちます。

TESTIMONY · 旅行者B

路上で急に子どもたちに取り囲まれて小銭をせがまれた。気を取られている隙にバッグから財布を抜き取られていた。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在セブ日本国総領事館「安全の手引き」

オートバイによるひったくりも発生していて、バッグにしがみついたために転倒して怪我をした例もある。リュックは背後からジッパーを開けられたり、刃物で切り裂かれたりすることがあるので要注意。

損保ジャパンの保険金支払い事例では、セブ島でホテルのポーターに荷物を盗難されたケース(保険金30万円)も報告されています。

詳しい手口と対策はセブのスリ・ひったくりページにまとめています。

銃器を使った強盗・凶悪犯罪

フィリピンでは一般市民でも警察への登録・許可制度に基づく合法的な銃の所持が認められていて、銃器を使った犯罪が起きやすい社会土壌がある。セブ都市圏も例外ではない。

TESTIMONY · 旅行者A

夜間の路地で男性2〜3人組に拳銃で脅され、所持品を要求された。羽交い締めにされたり、実際に発砲を受けたりした日本人もいると聞いた。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在セブ日本国総領事館「安全の手引き」

強盗に遭ったら絶対に抵抗しないこと。急にポケットやバッグに手を入れる動作も「反撃」と誤解される可能性がある。「ポケットに財布が入っている」と口頭で伝えるか、指で差し示して要求された金品を渡す。抵抗して射殺されたケースもたびたび起きている。

睡眠薬強盗

外務省によるとフィリピン全体では睡眠薬強盗の被害報告が「ほぼ毎月、時には毎週のように」大使館に寄せられています。金銭被害だけでなく、薬物の摂取量や体調によっては身体に重大な影響を及ぼすおそれも。

在セブ総領事館も「見知らぬ人についていかない」「提供されたものを不用意に口にしない」「日本語で話しかけてくる人物には男女問わず警戒」と繰り返し注意しています。知り合ったばかりの人と飲食をともにしたり、その人の家に行ったりしないこと。

マリンスポーツの事故

セブはダイビングやシュノーケリングの人気スポットだけど、マリンスポーツに伴う日本人の水難事故が報告されています。体調が優れないときは無理に泳がないこと。

旅行代理店のツアーでも事故は起きていて、フィリピン政府観光省の認可を受けていない旅行代理店を利用した場合、事故があってもフィリピン政府の補償や支援が受けられない可能性がある。ツアー選びは慎重に。

マクタン・セブ国際空港の注意点

空港周辺はトラブルが起きやすいポイント。在セブ総領事館と外務省から具体的な注意喚起が出ています。

  • 夜間到着便はできるだけ避ける — 夜間は犯罪が起こりやすく、空港からの移動リスクも高い。やむを得ない場合は到着時の出迎えを事前に手配
  • 偽の出迎えに注意 — 自分の名前を書いたボードを掲げている人物でも、他の出迎えのボードを写し取った犯罪者の可能性がある
  • 荷物から目を離さない — ターンテーブルで荷物を探している間やカートに乗せる際に荷物を奪われる事件が発生
  • X線検査 — 手荷物から貴重品を抜かれたり、逆に禁止物品を紛れ込まされたりするおそれ
  • 税関で高額品のレシートを要求される — スマホやPCを複数持っていたり未使用品があると「未申告」として関税を徴収されることも

タクシーは正規乗り場かGrabを利用し、流しのタクシーは極力避ける。Grabでも完全には信用しないこと。移動の際はタクシーの会社名・プレート番号を控え、乗車していることを誰かにメッセージしておくと安心。

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安全に旅行するための基本ルール

  1. 夜間の一人歩きを避ける — 特に繁華街の裏通りや暗い路地
  2. スマホや財布を人前で見せない — 「ながら歩き」は周囲への注意力が低下する
  3. 見知らぬ人の誘いに乗らない — いかさま賭博・睡眠薬強盗の入口
  4. 荷物は分散して持つ — 財布とスマホは別々に。奪われても連絡手段を確保
  5. ジープニー等の公共交通は極力避ける — Grabか、ホテルに呼んでもらったタクシーを使う
  6. 強盗に遭ったら絶対に抵抗しない — 相手は銃を持っている前提で行動

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高額な医療費・搬送費の実態

フィリピンの医療保険は整備されておらず、日本と同レベルの治療を受けると数百万円単位の費用がかかることがある。フィリピン国内で治療できない場合や受け入れ先が見つからない場合、日本など他国への緊急移送には数千万円単位の費用が発生することも。

事故内容保険金額
セブ島でホテルのポーターに荷物を盗難された30万円

万が一に備えて、海外旅行保険は必ず加入しておこう。クレカ付帯保険とネット保険の組み合わせについては東南アジア旅行の保険ガイドにまとめています。出発前にeSIMでの通信手段確保も忘れずに。

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緊急時の連絡先

  • 警察・消防・救急(全国共通):911
  • 救急車(メトロ・セブ):161
  • 消防(メトロ・セブ):160

日本語対応の病院

  • Cebu Doctors’ University Hospital — 032-255-5555(ジャパニーズ・ヘルプ・デスク:0917-164-7375 / 24時間対応)
  • Chong Hua Hospital Mandaue — 032-233-8000(ジャパニーズ・ヘルプ・デスク:0917-164-7375 / 24時間対応)

在セブ日本国総領事館

  • 電話:032-231-7321 / 032-231-7322
  • 住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City
  • 平日 8:30〜17:15(夜間・週末・祝日も人命に関わる緊急案件は24時間対応)

この都市のトラブル別ガイド

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