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ソウルのスリ 繁華街置き引きとサウナロッカー盗【2026】

ソウルのスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.12 KAIGAI-RISK

ソウルは韓国最大の都市で、2024年の犯罪発生件数は302,174件。このうち窃盗犯罪は人口10万人あたり345.3件で、日本人旅行者の被害も繁華街・空港・ホテル・駅を中心に多く報告されています。

大使館の安全マニュアルには「旅行者を含む日本人の置き引き被害は、繁華街、空港、ホテル、駅等で多く発生しています。また、市場、地下鉄、バスの車内などではスリによる被害も多発しています」とはっきり書かれています。

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よくある手口

手口1:食事中・手続き中の置き引き

一番ありがちなパターンがこれ。食事中やホテルのチェックイン、空港の手続きなど、一時的に所持品から目を離した隙を狙われます。

TESTIMONY · 旅行者A

ソウルの飲食店で食事をしていて、椅子の背もたれにかけていたカバンから財布を抜き取られていました。会計のときに初めて気づいて、お店の人に聞いても誰も見ていなかったと言われました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在大韓民国日本国大使館「安全マニュアル」

大使館は「犯罪者は『犯行の標的』のスキを窺っています。貴重品の入ったかばん等は身につけて行動するようにしましょう」と注意喚起しています。

手口2:駅・市場・繁華街でのスリ

市場や地下鉄、バスの車内など、人が密集する場所でのスリも多発しています。混雑に紛れて体が不自然に押されたり触られたりする中で、ポケットやバッグから貴重品を抜き取られます。

TESTIMONY · 旅行者B

市場を歩いていたら、やたら人に押される場面があって、ホテルに戻ったらズボンの後ろポケットに入れていた財布がなくなっていました。押された瞬間にやられたんだと思います。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在大韓民国日本国大使館「安全マニュアル」

手口3:サウナのロッカー盗難

韓国旅行で人気のサウナ(チムジルバン)やクラブの荷物預かり所でも被害が出ています。ロッカーにカバンを預けたところ、中身を盗まれるケースです。

大使館マニュアルは「施設のロッカーに荷物を預ける際は、貴重品は預けることなく携帯し、短時間であってもロッカーの鍵をかけずにその場を離れることのないように」と明記しています。

手口4:深夜のひったくり

深夜の人通りの少ない路上で所持品をひったくられる被害も報告されています。夜間・早朝の不必要な外出は避け、近い距離でもできるだけ交通機関を利用するのが安全です。

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予防策

大使館の安全マニュアルに書かれている対策をまとめると、こんな感じです。

  1. 貴重品はバッグの外ポケットやズボンの後ろポケットに入れない — 盗まれやすい場所には絶対に入れない
  2. 混雑した場所で体が不自然に押されたら、すぐ所持品を確認 — スリは身体接触で気をそらしてくる
  3. 食事中・手続き中もカバンは身につけたまま — 椅子の背もたれや足元に置かない
  4. サウナ・クラブのロッカーに貴重品を入れない — パスポートや現金は別に携帯する
  5. 夜間の一人歩きを避ける — 近距離でもタクシーや地下鉄を使う
  6. タクシー・バス・地下鉄を降りるとき忘れ物チェック — パスポートや財布の車内置き忘れも多発している

貴重品を体に密着させて持ち歩くなら、パスポート・現金を分散して収納できるセキュリティポーチが便利です。繁華街や地下鉄では外から取り出しにくい首下げ型が特に効果的です。

タクシーや地下鉄での忘れ物は、韓国警察庁の「LOST112」(日本語対応あり)で拾得物を検索できます。

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もし被害に遭ったら

  1. 112番通報(韓国警察)または最寄りの警察署で被害届を出す
  2. 盗難証明書を受け取る — 海外旅行保険の請求に必須
  3. クレジットカード会社に即連絡 — カード停止を最優先
  4. パスポートが盗まれた場合 — 在韓国日本国大使館(電話:02-2170-5200)に連絡
  5. 海外旅行保険の事故受付窓口に連絡 — 携行品損害として請求できる可能性がある

携行品損害は海外旅行保険でカバーできるケースが多いトラブルです。クレジットカード付帯保険とネット保険を組み合わせておくと、実際に保険金が支払われやすくなります。

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ソウルの他のトラブル情報

スリ・置き引き以外のトラブル手口と安全対策は、ソウルの治安・危険エリア情報からまとめて確認できます。

ソウルで日本人が遭いやすい他のトラブルはこちらも参考にしてください。

韓国全体の法律・マナー(薬物規制・盗撮の厳罰化・身分証携帯義務など)は、韓国の治安・法律・マナーでまとめています。

よくある質問

ソウルで置き引きが多い場所はどこ?

在韓国日本国大使館によると、繁華街、空港、ホテル、駅で日本人の置き引き被害が多く発生しています。食事中やチェックイン手続き中に所持品から一瞬目を離した隙に狙われるパターンが典型です。

地下鉄やバスでスリに遭わないためにはどうすればいい?

大使館の安全マニュアルでは、バッグや上着・ズボンの後ろポケットに貴重品を入れないこと、混雑した車内で体が不自然に押されたり触られたりしたらすぐに所持品を確認することを推奨しています。

サウナのロッカーに荷物を預けても大丈夫?

大使館資料にはサウナのロッカーに預けた荷物が盗まれた事例が記載されています。貴重品はロッカーに預けず携帯し、短時間でもロッカーの鍵をかけずに離れないようにしましょう。

ソウルでスリ被害に遭ったらどうすればいい?

まず112番(韓国の警察通報番号)に通報するか、最寄りの警察署で被害届を出してください。盗難証明書は保険請求に必要です。クレジットカードはカード会社に即連絡して停止。パスポートを盗まれた場合は在韓国日本国大使館に連絡してください。

出典

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