この記事では、ソウルで日本人が注意すべき性犯罪の手口と、韓国特有の「盗撮・撮影トラブル」について、大使館の資料をもとに解説します。被害者側だけでなく、日本人が知らずに加害者として逮捕された事例も複数あるのが韓国の特徴です。
Travel Alert 01
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被害者になるケース
チムジルバン(韓国式サウナ)での痴漢
チムジルバンは男女が一緒に利用できるスペースがあり、仮眠している人も多い場所です。大使館マニュアル・外務省ともに注意喚起しています。
チムジルバンで仮眠を取っていたら、隣にいた男性に胸や体を触られて飛び起きました。相手はすぐにいなくなって、スタッフに伝えたけどどうにもなりませんでした。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在大韓民国日本国大使館「安全マニュアル」)
仮眠する場合は、明るく人の多いエリアを選び、暗い場所や人が少ない時間帯は避けてください。
路上・マンションでの強制わいせつ
大使館マニュアルには「路上やマンションの共用場所で強制わいせつの被害に遭うケースがあります」と記載されています。具体的なパターンはこうです。
- 学校や勤務先から帰宅する時間帯に、イヤホンをつけてスマホを操作しながら一人で歩いている女性が、いきなり背後から抱きつかれる
- 帰宅した住人の背後に接近し、オートロックを突破する「伴連れ」でマンションに侵入される
夜、ホテルに戻る途中ですれ違いざまに体を触られました。振り返ったら暗がりに消えていって、追いかけることもできませんでした。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在大韓民国日本国大使館「安全マニュアル」)
夜間・早朝の一人歩きは避け、近距離でもタクシーや地下鉄を使うのが安全です。
SNS・飲酒後の被害
外務省は「SNSや現地で知り合った異性と飲酒し、相手を信用してついて行ったところ、カラオケボックスなどの個室に連れて行かれ、わいせつな行為をされる」被害パターンを挙げています。
薬物混入による性犯罪
歓楽街等で飲酒した際、一緒に飲んでいた相手から飲料に薬物を混入され、気を失った状態で性犯罪の被害に遭うケースも報告されています。飲みかけの飲料を放置しない、知らない相手からの飲み物を受け取らないことが基本です。
Travel Alert 02
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加害者として逮捕されるケース(日本人男性は特に注意)
韓国では性犯罪に対する取り締まりが日本よりも厳格です。大使館マニュアルには、日本人男性が加害者として逮捕された事例が複数記載されています。
事例1:肩を抱いて道を尋ねて逮捕
路上で女性に声をかけて、親しみを込めて肩を抱くような形で道を尋ねたら、その場で警察に通報されて逮捕されました。まさかそれだけで逮捕されるとは思いませんでした。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省 海外安全ホームページ「韓国 安全対策基礎データ」)
事例2:クラブで体に触れて逮捕・出国禁止
外務省・大使館ともに「クラブで女性の体に触れたところ警察に通報され、逮捕されて出国禁止となった」事例を記載しています。日本の感覚で「ちょっと触れただけ」でも、韓国では即通報・逮捕される可能性があります。
盗撮・撮影トラブル(韓国固有の問題)
盗撮は社会問題
韓国では盗撮が深刻な社会問題になっています。外務省は「公衆トイレや宿泊施設等を利用する際はご注意ください」と注意喚起しています。旅行者としては、公衆トイレや更衣室でカメラが仕掛けられていないか気を配る必要があります。
路上撮影で逮捕された事例
外務省には「観光で韓国を訪れた男性が路上で女性の後ろ姿を撮影したところ、警察に通報され、逮捕されたという事例」が記録されています。
さらに大使館の安全情報(秋夕連休の注意喚起)では「他者の同意のない撮影・保安施設の撮影は韓国の法律上問題となり得る行為」と明記されています。
韓国での撮影のルールをまとめると以下のとおり。
- 人物を撮影する場合は必ず相手の同意を得る
- 後ろ姿であっても無断撮影は通報・逮捕のリスクがある
- 軍事施設・大統領官邸・警備施設等の撮影は禁止
- 公衆トイレ・更衣室等での撮影は厳罰
Travel Alert 03
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予防策
- チムジルバンでの仮眠は明るく人の多いエリアで — 暗い場所・人の少ない時間帯は避ける
- 夜間の一人歩きを避ける — イヤホンをつけてのスマホ操作も危険
- 知らない相手についていかない — SNSや現地で知り合った相手でも個室には行かない
- 飲みかけのグラスを放置しない — 薬物混入のリスク
- 他人の体に触れない — 日本の感覚で「軽いスキンシップ」が逮捕につながる
- 人物の無断撮影をしない — 後ろ姿でも通報・逮捕の事例あり
Travel Alert 04
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もし被害に遭ったら
- 警察(112番)に通報 — 韓国語に不安がある場合は、1330(観光案内)で通訳支援を受けられる
- 証拠を保全する — 被害状況をメモ、可能であれば写真を撮る
- 大使館に連絡(電話:02-2170-5200) — 特に逮捕・出国禁止になった場合は早急に相談
- 海外旅行保険の事故受付に連絡 — 治療費の補償対象になる場合がある
Travel Alert 05
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ソウルの他のトラブル情報
性犯罪・盗撮以外のトラブルは、ソウルの治安・危険エリア情報からまとめて確認できます。
ソウルで日本人が遭いやすい他のトラブルはこちらも参考にしてください。
- ソウルのスリ・置き引き — 繁華街・地下鉄・サウナでの手口と防犯策
- ソウルのタクシー・交通トラブル — コールバン・違法タクシーの見分け方、交通事故対策
- ソウルの詐欺・ぼったくり — SNS詐欺・カジノ・美容整形トラブル
韓国全体の法律・マナー(薬物規制・盗撮の厳罰化・身分証携帯義務など)は、韓国の治安・法律・マナーでまとめています。
よくある質問
チムジルバン(韓国式サウナ)で気をつけることは?
大使館マニュアルには、チムジルバンで仮眠中に女性が胸や体を触られる被害が記載されています。仮眠する場合は周囲の状況に注意し、人が少ない時間帯や暗い場所での仮眠は避けましょう。
韓国で写真を撮るときに注意すべきことは?
大使館の注意喚起で「他者の同意のない撮影は韓国の法律上問題となり得る行為」と明記されています。実際に、観光で訪れた日本人男性が路上で女性の後ろ姿を撮影して逮捕された事例もあります。人物の撮影は必ず相手の同意を得てください。
韓国で観光中にスマホで写真を撮ったら逮捕されることはある?
韓国では盗撮が深刻な社会問題になっており、公衆トイレや宿泊施設での盗撮が取り締まり対象です。カメラの向きや撮影対象によっては、意図していなくても通報・逮捕される可能性があります。
クラブやバーで体が触れただけで逮捕される?
大使館マニュアルには「クラブで女性の体に触れたところ警察に通報され、逮捕されて出国禁止となった」事例が記載されています。韓国では日本より性犯罪の通報・処罰が厳格で、故意でなくても問題になることがあります。
夜道で性犯罪の被害に遭わないためには?
大使館マニュアルでは、夜間・早朝の不要な外出を避け、近距離でも交通機関を利用すること、イヤホンをつけてスマホを操作しながら一人で歩かないことを推奨しています。