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ブダペストの詐欺 ぼったくりバーと違法両替【2026】

ブダペストの詐欺・ぼったくりの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

ブダペストで最も「らしい」トラブルが、若い女性2人組の客引きに連れ込まれるぼったくりバー。1万円しか飲んでいないのに約10万円を請求された事例を大使館が報告しています。さらに路上での違法両替、SNSを通じた物件詐欺と、観光客や留学生の弱みにつけ込む詐欺が揃っている街です。手口を知っていれば全部防げるものばかりなので、出発前にここだけ読んでおいてください。

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「写真を撮って」から始まるぼったくりバー

ブダペストの客引き詐欺は手口がかなり練られています。大使館の「安全の手引き」が詳しく書いているので、流れを把握しておこう。

まず、ぼったくりバーと手を組んだ若い女性たちが、土地勘のない観光客を探して声をかけてきます。入り口は「写真を撮ってほしい」。ここまでは普通の会話。そのあと「いい店を知っているから一緒にどう?」と誘ってくる。犯行場所を特定させないように、声をかけた場所からレストランへ直行せずわざと遠回りして店に向かうのがポイントです。

店に入ると注文する前にお酒がサーブされる。飲食後、法外な額を請求されて抗議すると、店の裏から屈強な男たちが現れて支払いを強要する。これが一連の流れです。

TESTIMONY · 旅行者A
2人組の女性に「写真を撮ってほしい」と声をかけられて、そのまま「いい店を知っている」と連れていかれました。店に着いたら注文する前にお酒が出てきて、あっという間に法外な額を請求されました。断ったら裏から大きな男が出てきて、もう逃げられない状況でした。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ハンガリー日本国大使館「安全の手引き」令和7年版 ぼったくりバーの手口を基に構成

一方で、1時間ほど飲んで(1万円程度)帰ろうとしたら約10万円を要求された人が、「警察に連絡する」と伝えたところ、店側が態度を急変させて「支払いはいらない」と言ってきた未遂事例もあります。つまり警察への通報が効く。もし入ってしまった場合は、注文前にメニューで料金を確認し、ヤバいと感じたらその場で警察(107)に電話するのが正解です。

鉄則: 若い女性が2人組で話しかけてきて店に誘ったら、それは客引き。断る。

ワルシャワのナイトクラブで邦人がカード決済100万円超請求された事例も同型の手口で、中欧の繁華街では声かけからの店連れ込みが共通の警戒シーン。

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路上両替に応じると自分も処罰される

繁華街や駅の周辺で「両替しませんか」と声をかけてくる人がいます。レートが良さそうに見えても、絶対に応じてはいけません。

外貨両替は、公式の両替商(銀行、正規の両替所、ホテル等)以外では違法となります。繁華街や駅周辺の路上などで両替をもちかけられた場合、両替を申し入れてきた者だけでなく、それに応じた者も処罰されます

日本だと知らなかった被害者として扱われそうだけど、ハンガリーでは応じた時点で犯罪。レートが良い話には裏がある。銀行か正規の両替所(市内各所にある)を使おう。

Facebookの物件詐欺 --- 振り込んだら連絡がつかなくなる

大使館が2022年4月に領事メールで注意喚起した詐欺。主に留学生や駐在者がターゲットですが、長期滞在の旅行者も該当します。

Facebookなどに写真付きで紹介されたアパートを見つけ、オーナーや実際の物件を確認せずに契約金を振り込んだところ、以後連絡がつかなくなる。大使館は「SNSのような匿名性が高い媒体での売買・契約は、信頼に足る相手方であるかを再確認し、実物を確認してから振り込む」ことを求めています。

対策は明快。物件は実物を見るまで1円も振り込まない。中古品の売買も同じで、実物を確認してから支払うこと。

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飲み物への薬物混入にも注意

大使館の手引きには「見知らぬ者の誘いには乗らない」「よく知らない店での飲食は避ける」に加えて、「飲み物を置いて席を離れないように(過去には睡眠薬が混入される事案報告あり)」と書かれています。ぼったくりバーの被害に加えて、ドリンクへの薬物混入というリスクもある。自分のグラスから目を離さない、トイレに行くなら飲み物を飲み切ってからにする、が基本です。

手口早見表

手口きっかけ見破るポイント
ぼったくりバー女性2人組の「写真を撮って」→店に誘う客引きの誘いは全て断る。メニューの料金確認
路上違法両替繁華街・駅で「両替しませんか」応じた側も違法。正規の両替所を使う
SNS物件詐欺Facebook等で写真付き物件 → 振込実物を見るまで振り込まない
飲み物への薬物混入見知らぬ人の誘い・知らない店グラスから目を離さない

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やられたらどうする

  1. ハンガリー警察(107)に通報 --- ぼったくりバーで支払いを強要された場合もその場で警察に電話。実際に「警察に連絡する」と言って未遂で済んだ事例がある
  2. クレジットカードを使わされた場合は即停止 --- 日本のカード会社に電話して利用停止
  3. 在ハンガリー日本国大使館(+36-1-398-3100)に連絡 --- 被害状況を伝える。今後の注意喚起にも活用される
  4. 被害の日時・場所・金額・相手の特徴をメモしておく
  5. ブダペストの治安情報全体ハンガリーの国ページに緊急連絡先をまとめています

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出発前にできること

  • 「写真を撮って」からの店への誘いは全て断る: 特に若い女性2人組の声かけはぼったくりの入口と心得る
  • 路上での両替には応じない: ハンガリーでは応じた側も犯罪。銀行・正規両替所・ホテルのみで両替
  • SNSでの物件契約は実物確認後: 振り込みは対面で物件を見てから
  • 知らない店で飲み物を置いて席を離れない: 睡眠薬混入の事案報告あり
  • 海外旅行保険に加入: 詐欺被害で体調を崩す、暴力を振るわれるリスクもある。ヨーロッパの海外旅行保険で備えておこう

よくある質問

ブダペストのぼったくりバーってどんな手口?

若い女性が2人組で「写真を撮ってほしい」と声をかけてきて、「いい店を知っている」と連れ込みます。遠回りして店の場所を特定しにくくし、注文前にお酒が出てきて、飲食後に法外な額を請求。断ると奥から屈強な男たちが現れて支払いを強要する手口です。

ぼったくりバーでいくら請求される?

大使館の事例では、1万円程度の飲食で約10万円を要求されたケースがあります。この事例では「警察に連絡する」と伝えたところ店側が態度を変えて「支払いはいらない」と言ってきました。

ブダペストの路上で両替を持ちかけられたらどうする?

絶対に応じないでください。ハンガリーでは公式の両替商以外での外貨両替は違法で、持ちかけた側だけでなく応じた側も処罰されます。繁華街や駅周辺で声をかけてくる人がいますが、無視して正規の両替所を利用してください。

ハンガリーでFacebookの物件詐欺にどう気をつける?

大使館が領事メールで注意喚起しています。SNSで見つけた物件に、オーナーや実物を確認しないまま契約金を振り込むと、以後連絡がつかなくなる手口です。必ず実物を見てから振り込む、対面で契約する、が鉄則です。

出典

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