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ブカレストのスリ ロマーナ広場ネックレス強奪【2026】

ブカレストのスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

ブカレストでスリ・ひったくり・置き引きが多発するのは、観光客の動線がそのまま犯罪の動線になっているからです。在ルーマニア日本国大使館の「安全の手引き」を読むと、空港・駅・旧市街・ホテル周辺・公共交通機関――ほぼ全ての観光ポイントが警戒対象として並んでいます。特にロマーナ広場・ウニリイ広場の若者グループによるネックレス強奪は、ヨーロッパの他の都市ではあまり見ない凶悪パターン。出発前に対策を固めておきましょう。

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ロマーナ広場・ウニリイ広場の若者グループ強奪

ブカレストの旧市街観光で必ず通るのが、ロマーナ広場とウニリイ広場周辺。外務省が具体的に警告しています。

過去にはロマーナ広場、ウニリイ広場周辺の旧市街地区といった中心部において、若者グループが観光客等をねらって取り囲み、ネックレスなどを引きちぎり強奪していくといった事件も発生しています。

複数人の若者がさっと取り囲んで、首にかけているネックレスや、見えている高級腕時計を引きちぎって走り去る――これがブカレスト旧市街の凶悪パターン。

予防策の基本は3つ。

  • 目立つアクセサリーは身に付けない(特にネックレス、ブランド腕時計)
  • 人通りの少ない時間帯・場所を歩かない(夜間の路地、人がまばらな広場)
  • 取り囲まれたら大声で「Help!」と叫び、近くの店に逃げ込む

ノルド駅 --- 「道案内する」が暴行強奪の入口

ブカレスト中央駅にあたるノルド駅で発生した日本人男性の暴行事件は、手引きが具体的に書いています。

観光目的で訪れた日本人男性が、ブカレスト市内のノルド駅に到着しホテルを探していたところ、ルーマニア人の男女から道案内をすると声をかけられ、暗がりへ誘い込まれて現金を出すよう脅され、男性がこれを拒否すると、殴る蹴るの暴行を受け貴重品および現金を強奪される事件も発生しました。

「道案内するよ」「ホテルどこ?案内するから」と声をかけられてついて行くと、暗がりに連れ込まれて強奪される。男女ペアという点もポイントで、女性が混じっていると警戒心が下がりやすい。

声かけ→白タク誘導もセットで起きる手口で、対策の詳細はブカレストのタクシー対策に整理しています。

ノルド駅から宿への移動は、

  • 駅構内のタッチパネル式タクシー機械で正規業者を呼ぶ
  • Bolt/Uberアプリで車を呼ぶ
  • 正面メインゲートの車寄せから乗車(外務省推奨)

のいずれかに固定してください。駅前で声をかけてくる相手には絶対応じない

TESTIMONY · 旅行者A
ノルド駅に夜遅く到着した時、若いカップルに「ホテルまで案内するよ」と日本語で声をかけられました。「Boltで呼ぶから大丈夫」と返したら、しつこく「すぐ近くだよ」と続いたけど、無視して駅構内に戻りました。後で大使館の手引きを読んで、まさに警戒対象の手口だったとわかってゾッとしました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ルーマニア日本国大使館「安全の手引き」ノルド駅暴行強奪事件を基に構成

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ヘンリ・コアンダ空港の置き引き・ひったくり

ブカレストの玄関口、ヘンリ・コアンダ国際空港。タッチパネル式機械のおかげで白タク被害は予防しやすくなったものの、空港内・到着ロビーでの置き引きは別問題です。

特に注意が必要な場所としては、ヘンリ・コアンダ国際空港、鉄道駅(ノルド駅等)

スーツケースやバックパックから一瞬目を離した隙にバッグが持ち去られる、というのは空港共通の手口。チェックイン中・両替中・カート押す時もバッグから手を離さない。両替後の特別警戒も、

用件を済ませて建物から出てきた時(特に両替後)は、ひったくり等に十分注意してください。

両替所から出た直後を狙うひったくりがあるため、両替したお金はその場で財布の奥かバッグの内ポケットに仕舞う現金を見せたまま路上を歩かない

トラム・バス・地下鉄の混雑時スリ

ブカレスト市内の公共交通機関は、観光客にとって便利な反面、スリの活動エリアです。

混雑した乗り物(トラムバス・バス等)への乗車時には、スリなどの危険があるので、十分注意してください。

乗車口が混雑するタイミング、停車時の押し合い、満員のトラム車内――これらが標的になる瞬間です。基本対策は、

  • バッグは前抱え、リュックも前に
  • スマホはポケットから出さない(取り出した瞬間にひったくり)
  • 財布はジャンパーの内ポケット、後ろポケットには絶対入れない

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レストラン・カフェの置き引き

旧市街地区のレストランやカフェも置き引きの現場。世界共通の対策ですが、

ホテルやレストランでの置き引き

として外務省が明記しています。テーブルの上に置いたスマホ・財布、椅子の背にかけたジャケットの内ポケット、足元に置いたバッグ――席を立つ瞬間、トイレに立った瞬間に消えます。席を立つときは貴重品を持って立つ・テーブルに置きっぱなしにしない

バッグの持ち方 --- 外務省推奨ルール

ブカレストでバッグを持つ際の具体的なルールを、外務省が箇条書きで書いています。

スリやひったくり等の被害に遭わない、また、遭っても被害を最小限にするためには、バッグはたすき掛けにする、バッグの留め具やファスナーはかならず閉める、バッグを背中側に回さない、バッグ内には必要最小限のものしか入れない、貴重品は入れない、金品は分散して持つ、混雑している場所では前へ抱え込むようにして持つなどの工夫をしてください。

整理すると、

  • たすき掛け+ファスナー必ず閉める
  • バッグを背中側に回さない(前抱え)
  • バッグ内には必要最小限貴重品は別の場所(内ポケット・腰巻きポーチ)
  • 金品は分散して持つ(全額1か所はNG)
  • 混雑場所では前抱え

これは観光客が遭うスリの大半を防げる基本セットです。

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手口早見表

手口主な現場対処
若者グループのネックレス強奪ロマーナ広場・ウニリイ広場目立つアクセサリー外す、大声で逃げる
「道案内する」誘導強奪ノルド駅・夜間ホテル周辺駅前の声かけは無視、Bolt/Uberで移動
空港の置き引きヘンリ・コアンダ空港チェックイン・両替中もバッグから手を離さない
両替後のひったくり銀行・両替所の出口お金はその場で内ポケットへ
トラム・地下鉄のスリ朝夕通勤時間、満員時前抱え、スマホ出さない
レストラン置き引き旧市街カフェ・レストラン席立つ時は貴重品持って立つ
車上狙い路上駐車・観光地駐車場車内に荷物を残さない

やられたらどうする

  1. 警察112に通報(24時間・英語可)。被害届を出して受理証明書をもらう。保険請求に必須
  2. クレジットカードを即停止。日本のカード会社の海外緊急連絡先を出発前にスマホメモへ
  3. パスポート盗難は在ルーマニア日本国大使館(+40-21-319-1890~1)に連絡。再発行手続きへ
  4. 暴行を伴う強奪の場合は救急112で医療搬送依頼。私立病院での治療+保険会社への連絡を並行
  5. 保険会社に連絡:携行品損害・治療費の補償対象を確認

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出発前にやっておくこと

  • 目立つアクセサリーをスーツケースに残す・身に付けない:若者グループ強奪の標的化を避ける
  • Boltアプリを出発前にダウンロード:駅前・空港の白タク/声かけ動線を排除
  • バッグは前抱え・たすき掛け、ファスナー必ず閉める:スリ被害の8割を防げる基本セット
  • 両替後はお金をすぐ内ポケットに仕舞う:路上ひったくり対策
  • クレジットカードの海外緊急連絡先をスマホメモ:被害後すぐ停止できるように
  • 海外旅行保険に加入:携行品損害・治療費の確認、詳しくはヨーロッパの海外旅行保険

よくある質問

ブカレストでスリは多い?

外務省は「公共交通機関内でのスリ、路上でのひったくり、ホテルやレストランでの置き引き、および車上ねらい等の窃盗被害が発生」と明記。特に注意が必要な場所はヘンリ・コアンダ国際空港、鉄道駅(ノルド駅等)、夜間の一流ホテル周辺、レストラン、トラム・バスなど公共交通機関内、観光名所と広範囲です。

旧市街のロマーナ広場・ウニリイ広場で何があった?

外務省は「過去にはロマーナ広場、ウニリイ広場周辺の旧市街地区といった中心部において、若者グループが観光客等をねらって取り囲み、ネックレスなどを引きちぎり強奪していくといった事件も発生」と警告。複数人に取り囲まれてアクセサリーを強奪される手口です。

ノルド駅は危ない?

過去にノルド駅で日本人男性が「道案内する」と声をかけられ、暗がりに誘い込まれて暴行・強奪を受けた事件が発生しています。駅前で声をかけてくる相手には絶対応じず、駅構内のタッチパネル式タクシー機械か、Bolt/Uberで車を呼ぶのが正解。

バッグの持ち方で気をつけることは?

外務省は「バッグはたすき掛けにする、バッグの留め具やファスナーはかならず閉める、バッグを背中側に回さない、バッグ内には必要最小限のものしか入れない、貴重品は入れない、金品は分散して持つ、混雑している場所では前へ抱え込むようにして持つ」と推奨。背中側に回したリュックはアウトです。

被害に遭ったらどうする?

警察112(24時間・英語可)に通報して被害届を提出。受理証明書を必ずもらう(保険請求に必須)。クレジットカードは即停止連絡。パスポート盗難は在ルーマニア日本国大使館(+40-21-319-1890)に連絡して再発行手続きへ。

出典

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