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チューリッヒの治安 お手伝いスリとユダヤ系刺傷テロ【2026】

チューリッヒの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

チューリッヒはスイス最大の都市で、空港から多くの旅行者がスイスに入ります。安全な街のイメージで歩いて回れる規模感もあるけれど、外務省の安全対策基礎データで邦人被害が多発する5都市の筆頭として名指しされている街でもあります。発生率の高い州ランキングでもチューリッヒ州が1位。手引きが具体的に名指しているのは「空港・接続駅・列車内・ホテル」、つまり旅行者が必ず通る場所すべてです。スイス全体の犯罪傾向と医療費事情も合わせて確認しておこう。

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チューリッヒ空港・中央駅 --- スリ被害が最も多い動線

外務省がチューリッヒ関連で具体的に挙げているのが空港と接続鉄道駅でのスリ・置き引き。

特に、邦人旅行者が空港又は空港に接続する鉄道駅等で置き引きや窃盗被害に遭う事例が多発しています。

被害が多いシーンは次の通り。

  • 空港で見知らぬ人から声を掛けられる --- 親切心からクレジットカードを貸したらすり替えられて不正使用
  • チューリッヒ中央駅(HB)の改札なし構造 --- 誰でもホームと列車内に入れるため、犯人は列車出発間際に盗んでドアから降りる
  • 電車内で小銭をばらまく --- 親切心で拾い集めている間にもう1人がバッグを盗む
  • 「網棚に載せてあげる」と声をかけられる --- 渡すと載せるふりをして持ち逃げ
  • 「大きな荷物を運んであげる」 --- 運んでもらっている間に中身を抜き取られる

列車が動き出してから気づくのがスイス共通の構造的問題。中央駅では荷物を一瞬でも手放さないこと、貴重品はファスナー付き内ポケットに入れておくのが基本です。詳しい手口別対策はチューリッヒのスリ・置き引きへ。

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ホテル朝食ビュッフェの置き引き

スイスのホテル被害で象徴的なのが朝食会場での置き引き。

  • ビュッフェ形式の食事で席を立った隙にバッグを盗まれた
  • テーブルの上に置いた部屋の鍵を盗まれ、食事中に部屋の金庫から貴重品を盗まれた

朝食会場で鍵を盗み、その鍵で部屋の金庫から抜く――この連鎖犯行はスイスならではのパターン。部屋の鍵カードはポケットに入れて持ち歩く、バッグごと料理を取りに行くのを習慣にしよう。レストランでは椅子の背もたれにかけたバッグも狙われます。

チューリッヒ駅前・公園の「No-Go-Areas」

在ベルン大使館の手引きは住居選びチェックリストで「麻薬や犯罪の巣窟となっているとされる公園や駅などの危険地域(No-Go-Areas)」を避けるよう書いています。チューリッヒでも主要駅周辺・公園で薬物使用者が集まるエリアがある。

違法薬物の持込みは禁止されています。最近、若者を中心として違法薬物が出回り、社会問題の一つとなっています。

外務省も「特に深夜に都市部の裏通りや公園などには立ち入らないでください」と書いています。観光中に夜の散歩で迷い込まないよう、宿泊エリアは中央駅から少し離れた場所を選ぶか、夜の移動はトラム・タクシーを使うのが無難。

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2024年ユダヤ系男性刺傷 --- ローンオフェンダー型テロ

チューリッヒではテロ関連事件も発生しています。

  • 2024年3月: チューリッヒにおいて15歳の少年が、50歳のユダヤ教徒の男性を刺傷
  • 2020年11月: チューリッヒ州警察がヴィンタートゥールでテロ関連犯を逮捕

スイス連邦情報庁は欧州全体でテロのリスクが高まっているとし、スイスでも単独犯型のテロ事件発生の可能性を排除できないと表明。観光地・コンサート会場・ユダヤ系施設付近では、不審な動きを見たら距離を取る意識を持っておこう。テロ脅威はフランスドイツベルギーも同レベル。

路面電車(トラム)と詐欺手口

チューリッヒはトラム網が市内移動の主役。乗降時のスリが多いのと同時に、特徴的な詐欺パターンも報告されています。

  • 路面電車・バスの車内で不自然に体を寄せて隣に座る/立つ → 降車後にバッグや上着のポケットから財布が消えている
  • 電車内で大きな荷物を「運んであげる」と親切に話しかけられる → 運んでもらっている間に抜き取られている

トラム車内ではバッグを体の前に、上着のポケットに財布を入れない、これだけで被害率が大きく変わります。タクシーぼったくりや偽警察官・ATMスキミングなど詐欺系の手口はチューリッヒの詐欺・ぼったくりに整理しています。

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高額医療費 --- 緊急時の連絡先と日本語対応

万一倒れた時はチューリッヒ大学病院(USZ)が中核。

連絡先番号
緊急医師紹介サービス チューリッヒ市0800 33 66 55
チューリッヒ大学病院(USZ)+41 (0)44 255 1111
救急(医療)144

入院ともなると1日2,500ユーロ超は当たり前で、スイスでは保険会社のスイス事例で最高1,269万円の支払い実績があります。日本語対応の医療機関は限定的なので、出発前に必ずヨーロッパの海外旅行保険を確認しておこう。詳しい医療費事情はチューリッヒでの体調不良・登山事故へ。

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緊急連絡先

連絡先電話番号
警察117
救急144
消防118
REGA(航空救助)1414
EU共通緊急番号112
スイス鉄道交通警察0800 117 117
在スイス日本国大使館(ベルン)+41-(0)31-300-2222

この都市のトラブル別ガイド

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