ウユニ塩湖は「天空の鏡」として世界中から観光客が訪れる絶景スポット。ただし大使館の「安全の手引き」には、2008年に日本人観光客5名が全員死亡した車輌事故の記録が残っています。塩湖内は携帯電話の電波が届かず緊急通報ができない。標高は3,656mで高山病リスクもある。絶景の裏にある現実を知っておこう。
Travel Alert 01
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2008年の日本人5名死亡事故 --- 交通規制なし・可燃物積載
2008年5月、ボリビアの著名な観光地であるウユニ塩湖において、日本人観光客5名が乗車した車輌が他の車輌と正面衝突。日本人5名が全員死亡する事故が発生。
事故原因として大使館が挙げているのは、塩湖周辺に交通規制がないことによるスピード超過と、ガソリンやプロパンなどの可燃物の積載。ウユニ塩湖付近にはガソリンスタンドがなく、複数日にわたるツアーでは予備のガソリンを車に積んでいるのが普通。衝突時に引火するリスクが常にあります。
Travel Alert 02
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塩湖内は携帯電話が繋がらない
大使館はこう書いています。
ウユニ塩湖内には携帯電話の基地局が無く、湖内にあるホテル以外では携帯電話の電波が繋がりません。
つまり事故やトラブルが起きても、その場で助けを呼べない。大使館には毎回、電話が繋がらないことを理由に日本の家族から安否確認の連絡が殺到するそうです。出発前にツアーの日程を家族に伝えておくことが、唯一の防衛策。
レンタカーでの立ち入りは「非常に危険」
大使館は個人がレンタカーや私用車でウユニ塩湖に入ることを明確に警告しています。塩水が車のエンジンに入り込んで故障する、GPSが機能せず道に迷う、タイヤが窪みにはまって動けなくなる。いずれも実際に起きた事例です。ツアー会社の登録車輌以外での立ち入りが禁止されることもあります。
Travel Alert 03
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ツアー業者選びが命に直結する
大使館は「安全管理について信頼できる業者を選定し、運転手に無理な運転はさせないよう注意」と書いています。ウユニの町には格安ツアーを売る業者が多数ありますが、安さだけで選ぶと2008年の事故のような事態に直結する可能性がある。日本語対応の大手か、口コミで安全実績のある業者を選ぼう。
写真撮影中の置き引き
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ボリビア日本国大使館「安全の手引き」)
鏡面反射の写真を撮るために荷物を地面に置いて離れるのが「お約束」のウユニ塩湖。でもその瞬間が盗難のチャンスになっています。貴重品はポケットや体に密着させたまま撮影すること。バッグを車に置きっぱなしにするのも危険。
Travel Alert 04
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標高3,656mの高山病
ウユニはラパス(3,650m)とほぼ同じ標高。ラパスで2〜3日滞在して体を順応させてからウユニに向かうのが定石です。到着初日の激しい運動・飲酒は厳禁。高山病の詳しい対策はラパスの高山病・健康トラブルで。
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
緊急連絡先
| 機関 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察 | 110 |
| 救急車 | 165 |
| 在ボリビア日本国大使館 | (591) 2-241-9110〜3 |
ウユニ塩湖内では電波が届かないため、これらの番号に電話できません。緊急時はツアー会社の衛星電話や、湖内ホテルの通信設備に頼ることになります。
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