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リオデジャネイロのスリ アハスタオンとビーチ盗難【2026】

リオデジャネイロのスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

リオデジャネイロは2025年の強盗6万1,525件、窃盗18万7,979件。窃盗は過去10年で最も多い数字です。しかも在リオ総領事館は「軽微な被害の場合に警察に届出を行わない人が多いことから、実際にはこれ以上の窃盗事件が起こっていると考えられています」と注記しています。

邦人被害の場所別では、コパカバーナ地区とイパネマ地区の海岸・飲食店・路上が大半。まさに観光のど真ん中で被害が起きています。

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コパカバーナ海岸のビーチ盗難 — 砂浜のくぼみが警察の死角

コパカバーナの砂浜は非常に広く、特に水辺付近は砂浜がくぼんでいて警察官の監視の死角になっています。日の出前や夕方以降の暗い時間帯に、リラックスした観光客を狙った強盗・窃盗が多発。海に入っている間に荷物を持ち去られるパターンも定番です。

高級飲食店の周辺では路上強盗やひったくりの発生率が特に高い、とも手引きは指摘しています。

軽微な被害の場合に警察に届出を行わない人が多いことから、実際にはこれ以上の窃盗事件が起こっていると考えられています。

18万件でもまだ氷山の一角ということ。

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アハスタオン(集団強盗) — 少年集団が一斉に襲いかかる

リオ特有の犯罪「アハスタオン」は、少年の集団が通行人や観光客に一斉に押し寄せて金品を強奪する手口。カーニバル期間中に特に多発し、海岸地区でも通年で発生します。

TESTIMONY · 旅行者A
バス車内で少年の集団に取り囲まれ、集団による暴行を受けた後に所持品を強奪された。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在リオデジャネイロ総領事館「安全の手引き」2026年2月版

少年であっても拳銃やナイフを持っている可能性が非常に高い。

犯人に金品を要求された場合、抵抗することは大変危険です。犯人は気が高ぶっており、銃で撃たれたり、刃物で刺されたりする危険性があります。

在リオ総領事館の手引きはここまで踏み込んで書いています。サンパウロの拳銃強盗も同じ「9割が銃使用」で、抵抗しないルールは中南米共通。

路上でのスマートフォン狙い — 車の窓からも奪われる

路上でスマートフォンを操作していると盗難に遭います。タクシーの車内でも油断できません。停車中や信号待ちの際に窓ガラスが割られ、車内のスマートフォンが強奪される事件が発生しています。バスの窓際に座っていると、停車中に外から犯罪者がジャンプして窓から手を伸ばして持ち物を奪い去るケースも。

買い物客や観光客で賑わう白昼の目抜き通りで強盗事件に起因する銃撃戦が発生することもしばしばあり、いつ、どこで事件が起きるか予測できません。

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ATMスキミング — 大規模イベント時に特に注意

リオではATMにスキマー(カード情報読取装置)を取り付けてデータを盗み取る手口が主流。犯罪者は周辺のATMを壊して「故障中」の張り紙をし、スキマーを仕掛けたATMに誘導します。大規模イベントの前後はスキミングの犯罪グループが集まるため、普段以上に注意が必要。

暗証番号を盗撮する隠しカメラが天井に仕掛けられていることもあるので、入力時は必ず手で覆おう。また、少額の不正利用が長期間にわたって行われていて気づかないケースも報告されており、カード利用明細のこまめなチェックが必要です。

手口早見表

手口場所時間帯特徴
ビーチ窃盗コパカバーナ・イパネマ早朝・夕方以降砂浜の死角で荷物狙い
アハスタオン(集団強盗)セントロ・海岸地区終日少年集団が一斉に強奪
スマホひったくり路上・車内終日歩きスマホ・車内操作を狙う
バス車内強盗セントロ発着路線夕方以降多い途中乗車の少年集団が暴行
ATMスキミング空港・地下鉄駅・コンビニ終日大規模イベント時に増加
飲食店での置き引き高級レストラン周辺夜間椅子の背もたれのカバン

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予防策 — 持ち物を減らして分散させる

出発前

  • 旅券のコピーや写真を撮っておく(原本はホテル金庫に)
  • クレジットカードは最小限の枚数に。予備カードはホテル金庫
  • 高級腕時計・装飾品は持っていかない

現地で

  • 路上でスマートフォンを使わない。使うなら店舗内に入る
  • 海岸に行くときは最低限の現金だけ。カメラ・スマホ・パスポートは持っていかない
  • 人混みではバッグを前に持ち、ファスナーを確実に閉める
  • ズボンの後ろポケットに財布を入れない
  • 現金やカードはひとまとめにせず分散して携帯
  • 素行の悪そうな少年集団を見かけたら迂回する

バスは使わない

  • 在リオ総領事館は路線バスの利用を推奨していません。タクシーやUberを使いましょう
  • 地下鉄は南部地区は比較的安全ですが、マラカナン駅以北は危険

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被害に遭ったら

  1. 絶対に抵抗しない — 少年でも銃やナイフを持っている。命が最優先
  2. 素直に要求に従い、相手の顔を直視しない
  3. 被害届はDEAT(観光警察署)へ — レブロン地区にあり英語対応可能。電話: +55-21-2334-6802
  4. 在リオ総領事館に連絡 — 緊急時は閉館中でも緊急対応窓口に転送されます(+55-21-3461-9595)
  5. カード不正利用に備えてすぐにカード会社に連絡

よくある質問

リオのアハスタオン(集団強盗)ってどういう手口?

少年の集団が通行人や観光客を一斉に取り囲み、金品を強奪する手口。カーニバル期間に特に多発しますが、コパカバーナやイパネマの海岸地区では通年で発生。少年でも拳銃やナイフを所持している可能性が高いため、抵抗は極めて危険です。

リオでスキミングに遭わないためには?

空港や地下鉄駅構内のATM、ガソリンスタンド併設のコンビニATMは犯罪者がスキマーを設置しやすい環境なので避けてください。同一ATMコーナーの他のATMが故障している場合は罠の可能性が高いです。暗証番号入力時は手で覆うことも忘れずに。

リオのバスは利用しても大丈夫?

在リオ総領事館は「利用はお勧めできません」と明記しています。2025年にリオ州でバス等公共交通機関内の強盗が3,703件発生。少年集団に取り囲まれ暴行・強奪された邦人被害もあります。移動はタクシーやUberが比較的安全です。

リオで被害届を出すにはどこに行けばいい?

レブロン地区のDEAT(観光警察署)が外国人被害に対応しており英語での届出も可能です。カーニバル期間中はカーニバル会場付近に臨時警察署も設置されます。

出典