サンホセでもっとも遭いやすいのがスリ・置き引き・ひったくりです。司法警察(OIJ)の2024年統計ではスリ8,178件(年間、コスタリカ全国)。1日あたり22件のペースで発生していて、その多くがサンホセ首都圏に集中します。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
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三大現場:歩行者天国・中央市場・コカコーラ地区
外務省「安全対策基礎データ」がそのまま地図になります。
サンホセ市中心部の歩行者天国(特に中央郵便局前や文化広場周辺)や中央市場周辺、コカコーラ地区では、スリやひったくり、路上強盗などの被害が多発しています。
観光ガイドで「サンホセらしさを感じられる」と紹介される歩行者天国(Avenida Central)と中央市場(Mercado Central)が、そのまま被害現場リスト。コカコーラ地区は地方バスへの乗り継ぎで通る人が多いですが、昼間でも単独歩行は推奨されないほどの治安です。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省「コスタリカ 安全対策基礎データ」と在コスタリカ大使館『安全の手引き』に記載された日本人スリ被害の典型手口を体験談形式で再構成)
日本人の被害例 --- 路上強盗から空き巣まで
外務省は日本人被害例として、こう書いています。
けん銃や刃物を使用した路上での強盗、宿泊施設での貴重品の盗難、長距離バスの車内やバスターミナル、海水浴場やレストランでの置き引き、バスの車内や雑踏でのスリ、車両の盗難や車上荒らし、日本人宅での強盗や空き巣、車両によるひき逃げ等の被害があります。
スリだけでなくけん銃・刃物使用の路上強盗まで含まれている点が中米らしさ。中南米共通の鉄則は「強盗に遭ったら抵抗しない」。安全の手引きの言葉では「強盗犯の標的にならないように行動することが極めて重要」です。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
バス車内・バスターミナル --- 居眠り・足元・休憩地点に注意
大使館「安全の手引き」の置き引き対策。
長距離バスターミナルでの置き引きには注意が必要。犯行は複数でターゲットを物色しているケースが多いため、荷物は足元に置き放しにせず、手元から離さない。 バス車内での置き引きにも要注意。網棚に置いて居眠りをしたり、休憩地点で車内に荷物を置いたまま離れない。 レストランのテーブルやイスに荷物を置いたまま、席から離れない。
サンホセ発の長距離バス(モンテベルデ、マヌエルアントニオ、トルトゥゲーロ方面)では、休憩のために乗客が一斉に降車したタイミングで、車内に残されたバックパックが抜かれるパターンが定番。貴重品(パスポート・現金・カード・スマホ)は身体から離さないが原則です。
雑踏・バス車内のスリ手口
バス車内や雑踏の中でのスリ被害が多く発生しているため、財布をズボンの尻ポケットやリュックの外ポケットに入れるのは避ける。 可能な限り、バス等の公共交通機関の利用は避ける。
サンホセの市バスは安価ですが、混雑時のスリリスクは高め。配車アプリ(Uber・DiDi)が安全側として大使館も推奨しています。リュックは前に背負う、財布は内ポケット、スマホは歩きながら使わない、の3点で大半のスリは防げます。
観光地での置き引き --- マヌエルアントニオ、タマリンド、プエルトビエホ
太平洋岸・カリブ海岸の観光地でも被害が出ています。
ハコやタマリンド、マヌエルアントニオ、モンテベルデなどの有名な観光地でも強盗事件や置き引き、ひったくりなどが発生しています。 カリブ海地域(トルトゥゲーロ、マンサニージャ、プエルトビエホなど)の宿泊施設でも強盗事件が発生しています。
ビーチに荷物を置いてシュノーケリングに行ったら戻った時に消えている、という古典的パターン。防水ポーチでパスポート・カード・現金を身につけ、ビーチには持っていかない物は宿のセーフティボックスが安全側。宿泊施設でも貴重品は部屋に置かず、フロント貸金庫を使うのが基本です。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
ひったくり対策 --- スマホを路上で使わない
外務省の警告。
携帯電話やスマートフォンを操作しながら歩かない。 常に周囲を警戒する。(特にバイクに注意する)
サンホセではバイクひったくりも報告されています。信号待ちで横にバイクが停まったらスマホをしまう、撮影は店内・カフェ内に入ってから、地図確認は移動前にホテルで完了させておく、が現実的な対策です。
服装・携行品の基本
大使館の推奨。
目立つ服装は避け、TPOに応じた服装を心掛ける。 所持している携行品(財布等)の形状等が他人から確認しにくい衣服を選ぶ。 目立つ装飾品は身につけない。また、携行品は分散して携行する。
「観光客に見えない」が最大の防御。日本人は身長と顔立ちで遠目にも識別されやすいため、せめて服装と歩き方で目立たないを徹底するのが現実解です。腕時計・金銀のアクセサリーは旅行中は外す、カメラは首から下げず鞄に入れる、が基本。
銀行ATM・両替直後 --- 引き出し直後を狙われる
大使館は強盗対策として明確に書いています。
銀行やATMで現金を引出した後、強盗に遭うケースもあるため、一度に多額の現金を引出さない。また、引出した後はすぐに車や配車アプリを利用し徒歩での移動を避ける等、注意が必要。
ATMから出てきた瞬間に「いま現金を持っている人」とマークされる、という前提で動くこと。1回の引き出しは少額に分け、引き出したらすぐに配車アプリで宿まで移動が安全側です。
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
手口早見表
| 手口 | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| 歩行者天国・中央市場のスリ | サンホセセントロ | 雑踏・撮影中・地図確認中を狙う |
| コカコーラ地区路上強盗 | 旧バスターミナル一帯 | 単独歩行者を刃物で脅迫、昼でも発生 |
| 長距離バスターミナル置き引き | サンホセ市内バス発着地 | 複数犯がターゲット物色、足元・網棚を狙う |
| バス車内置き引き | 休憩停車中 | 乗客が降車したタイミングで車内荷物を抜く |
| ビーチ置き引き | マヌエルアントニオ・タマリンド・プエルトビエホ | シュノーケリング中の浜辺荷物 |
| 宿泊施設の貴重品盗難 | カリブ海岸の小規模宿 | 武装強盗・空き巣 |
| バイクひったくり | 路上 | 信号待ち・歩道脇からのスマホ・バッグ奪取 |
| ATM強盗 | 銀行・ショッピングモール周辺 | 引き出し直後の現金保持者を狙う |
保険会社の支払事例(中南米参考)
コスタリカ単独の盗難・携行品損害事例は保険会社が公開していません。中南米地域の参考として、損保ジャパン off! にはペルー・リマでの盗難で30万円の支払い事例があります(損保ジャパン off! ペルー事例)。
サンホセでも携行品被害は数十万円が相場。スマホ・カメラ・ノートPCをまとめて抜かれた場合、クレカ付帯の携行品保険(合算50万円程度)では足りないケースが現実的に発生します。詳しくは中南米旅行の保険ガイドで。
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
防犯対策まとめ
- 歩行者天国・中央市場・コカコーラ地区では撮影・地図確認は店内に入ってから
- リュックは前に背負う、財布は尻ポケット・リュック外ポケットに絶対入れない
- 長距離バスは荷物を足元・網棚に置きっぱなしにしない、休憩中も車内荷物を見守る
- ビーチでは防水ポーチで貴重品を身につけ、不要な物は宿セーフティボックス
- ATM引き出し直後は配車アプリで即移動、徒歩は避ける
- 路上でのスマホ・地図アプリ使用は厳禁、撮影は群衆から離れて
- ホテルの部屋に貴重品を置かない、貸金庫を使う
被害に遭った場合の届出手順、緊急連絡先はサンホセの治安に。タクシー・違法タクシー(ピラタ)の手口はサンホセのタクシー・交通トラブル、レンタカー・タイヤパンク盗対策はサンホセの詐欺・タイヤパンク盗・ぼったくりへ。
よくある質問
サンホセでスリに遭ったらどうする?
まず緊急時は911(警察・救急共通)。盗難証明書は司法警察OIJ(800-8000-645)で発行されます。旅券再発給・保険請求の両方に必須なので必ず取得してください。在コスタリカ日本国大使館(+506-2232-1255)に連絡し、紛失届と再発給手続きへ。
歩行者天国はどのくらい危ない?
外務省が「サンホセ市中心部の歩行者天国(特に中央郵便局前や文化広場周辺)や中央市場周辺、コカコーラ地区では、スリやひったくり、路上強盗などの被害が多発」と名指ししています。観光客のスマホ撮影・地図確認の瞬間が狙い目。リュックは前に背負い、財布をズボン後ろポケットに入れない、の2点が最低ライン。
長距離バスでの被害が多いと聞く
大使館「安全の手引き」が「長距離バスターミナルでの置き引きには注意が必要。犯行は複数でターゲットを物色しているケースが多いため、荷物は足元に置き放しにせず、手元から離さない」と警告。網棚に荷物を載せて居眠り、休憩地点で車内に荷物を残して降車、はいずれも被害定番です。
コカコーラ地区とは何?
サンホセ市内の旧バスターミナル一帯(メルカード・コカコーラ周辺)の通称。地方都市行きのバスが集中する一方で、外務省が名指しでスリ・ひったくり・路上強盗多発エリアと警告する地区です。長距離バス利用時も乗車直前まで荷物から目を離さないでください。
ビーチでの置き引きが多いと聞く
太平洋岸のハコ・タマリンド・マヌエルアントニオ、カリブ海岸のプエルトビエホなどの観光地でも置き引きが多発しています(外務省 安全対策基礎データ)。シュノーケリング・サーフィン中の浜辺はターゲット定番。荷物を浜に置いて海に入るときは、防水ポーチで貴重品だけ身につけるのが現実解です。