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クスコのスリ 首絞め強盗とマチュピチュ置き引き【2026】

クスコのスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

クスコはマチュピチュへの拠点として世界中の旅行者が集まる街。標高3,400mの薄い空気の中、体が重くて思うように動けない。そんな状態の旅行者を狙ったスリ・置き引き・強盗が報告されています。大使館も「リマのみならず、クスコ・マチュピチュ等の観光地で多発しています」と書いている。リマで一般化している拳銃強盗・宅配バイクひったくりはクスコでも例外ではなく、高山病対策だけでなく防犯対策も必須です。

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早朝ホテル前の首絞め強盗 --- バスを待つ数分が狙われる

外務省の日本人被害例に、クスコの名前がそのまま出てくる強盗事例です。

TESTIMONY · 旅行者A
早朝、クスコのホテルの前で観光バスを待ってたら、いきなり後ろから首を絞められて意識が飛んだ。気がついたら貴重品が全部なくなってた。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省「ペルー 安全対策基礎データ」日本人被害例

2人組で、1人が後ろから首を絞めて意識を失わせている間にもう1人が貴重品を奪う。早朝のホテル前は人通りが少なく、高山病で反応が鈍くなっている旅行者は格好のターゲット。バスの到着時間まではホテルのロビーで待ち、バスが来たことをフロントに確認してから外に出るのが安全です。

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マチュピチュでバックパック丸ごと置き引き

外務省にはマチュピチュでのこんな事例も。

マチュピチュ観光ツアー中、バックパックの保管を現地ツアーガイドに依頼し、被害者が一時的に荷物から離れた。ツアー終了後に荷物を確認したところ、被害者のバックパックのみ盗まれていることが判明し、置き引きの被害に遭った

ツアーガイドに預けた荷物が消えた。ガイドが共犯なのか、預けた場所から第三者に持ち去られたのかは不明ですが、結果として丸ごと消えている。マチュピチュ遺跡には大きな荷物を持ち込めない制限があるので、預ける必要が出てくるケースはある。でもパスポート・カード・現金は絶対に荷物に入れないこと。

高地で体が動かない中での被害対策

クスコ特有のリスクとして、高山病の影響で反応が鈍くなっている点があります。頭がぼーっとする、足がふらつく、息切れがする。そんな状態で犯罪者から逃げたり抵抗したりするのは物理的に難しい。だからこそ「予防」が命になります。

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手口早見表

手口場所特徴
首絞め強盗ホテル前(早朝)2人組、背後から首を絞め意識を奪う
ガイド預け置き引きマチュピチュ遺跡バックパック丸ごと消失
話しかけ型スリアルマス広場周辺声をかけて気を逸らし仲間が盗む

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予防のポイント

  • 早朝・深夜にホテルの外で待たない。バスやタクシーが来るまでロビーにいる
  • マチュピチュでは荷物を最小限に。パスポート・カード・現金は身体に密着させる
  • ツアーガイドに貴重品を預けない
  • 高山病で体が重くても警戒は緩めない。むしろ体が動かないときこそ荷物管理を徹底
  • 高級時計やアクセサリーは外す。派手な服装は避ける
  • 遺跡やひと気のない場所では単独行動しない

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被害に遭ったら

  1. 絶対に抵抗しない。要求されたものはすべて渡す
  2. クスコ観光警察(Plaza Túpac Amaru S/N, TEL: 94531-0990)で被害届
  3. 盗難証明書(Denuncia Policial)を受け取る --- 保険請求に必須
  4. クレジットカードは即停止
  5. パスポート盗難の場合は大使館領事部 (01) 219-9551

よくある質問

クスコでスリや強盗に遭ったらどこに届け出る?

クスコの観光警察(Plaza Túpac Amaru S/N, Wanchaq、TEL 94531-0990)で被害届を出してください。保険請求には盗難証明書(Denuncia Policial)が必須。大使館HPに日本語・スペイン語併記の被害届フォーマットがあるので持参すると手続きがスムーズです。

マチュピチュで荷物を預けても大丈夫?

外務省の被害例に「ツアーガイドに預けたバックパックが盗まれた」事例があります。現地ガイドに貴重品を預けるのは厳禁。パスポート・カード・現金は必ず身につけてください。荷物は最小限にして自分で管理するのが鉄則です。

クスコの早朝は危ない?

外務省の事例で「早朝、ホテルの前で観光バスを待っていたら2人組に首を絞められ貴重品を奪われた」という報告があります。早朝・深夜は人通りが少なく犯罪リスクが上がるので、ホテル内で待機してバスが来てから外に出るのが安全です。

出典

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