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モンテビデオの治安 セロの丘立入禁止と首絞め強盗【2026】

モンテビデオの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

モンテビデオはウルグアイの首都で人口約140万人、ウルグアイ全人口345万人の約4割が首都圏に集中しています。2024年の県別犯罪統計を見ると、ウルグアイ全土の窃盗107,845件のうちモンテビデオ県が54,754件(約半分)、強盗17,480件のうち14,071件(約8割)。「中南米のスイス」と呼ばれてきた国ですが、首都に限れば犯罪は集中しています。

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エリア別の危険度 --- レベル1指定36地区の正体

外務省の危険情報では、モンテビデオ県内の36地区がレベル1(十分注意)に指定されています。観光客が知らずに足を踏み入れがちな地区を整理しておきます。

  • セロ地区・セロ・ノルテ地区: 観光名所「セロの丘」周辺。昼夜を問わず殺人や強盗が多発
  • 旧市街(シウダ・ビエハ): 観光地だが観光客を狙ったひったくり・スリが多発
  • カラスコ地区・カラスコ・ノルテ地区・プンタ・ゴルダ地区: 高級住宅街と思われがちだがレベル1指定
  • マルビン地区・マルビン・ノルテ地区: ビーチ沿いだがレベル1
  • ラ・テハ地区・ヌエボ・パリス地区: 麻薬組織の抗争エリア

大使館はこう書いています。

モンテビデオ県内の上記地区では、麻薬組織間の抗争に伴う、殺人や銃撃などの凶悪犯罪が多数報告されています。

「ウルグアイ=安全」のイメージで歩くと、レベル1エリアに気づかず入ってしまうので注意。

セロの丘 --- ガイドブックには載るが事実上の立入禁止

モンテビデオ観光のハイライトとされる「セロの丘」(モンテビデオを一望できる展望台)は、実は大使館が観光中止を推奨しています。

モンテビデオを一望できる観光地として有名な「セロの丘」周辺は、犯罪多発エリア(ラ・テハ地区、ラ・パロマ地区を含む)であり、「セロの丘」に行くには、これら危険地域を通過する必要があることから、同地区への観光は控えてください。

行きたい気持ちはわかるけど、丘に登るために犯罪多発地区を歩いて通過するルートしかない、というのが現実。写真は遠景で諦めるのが無難。

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旧市街(シウダ・ビエハ)--- 昼間でも複数人でもやられる

ライブハウスやアサード(薪焼き肉料理)店が並ぶ観光地ですが、ここで日本人含む観光客の被害が頻発しています。

観光客を狙ったひったくりやスリが多発しています。特に夜間は人通りがほとんどなくなり、街灯が少なく暗い通りも多いため、ひとり歩きは避けてください。また、複数人で歩いていてもひったくり被害等の犯罪に遭った事例が報告されています。

「複数人で歩いていても被害」と大使館がわざわざ書く都市は珍しい。日本人事例もそのまま公表されています。

TESTIMONY · 旅行者A
休日の昼間に旧市街を歩いていたら、若い男に襲われて金品を奪われました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省「ウルグアイ 安全対策基礎データ」

TESTIMONY · 旅行者B
夜間に旧市街を歩いていたら、突然首を絞められて気を失っている間に金品を強奪されました(長期滞在者)。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省「ウルグアイ 安全対策基礎データ」

カラスコ国際空港 --- 「ケチャップ手口」の到着初日リスク

昼頃、カラスコ国際空港においてケチャップ等を衣服につけられ、汚れを落としている間に床に置いていたカバンを盗まれた(同様の事案はバスターミナルでも発生)。

南米共通の古典的手口ですが、ウルグアイの玄関であるカラスコ空港でも実例が確認されています。バスターミナルでも同じ手口が使われるので、空港から市街地へバス移動する場合も気をつけよう。

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信号待ちの車上狙い・バイク2人組

日本人女性が一人で車を運転中、信号待ちで停車した際にバイクに乗った二人組が近付き、うち一人がカバンを置いていた助手席側のドアを開けようとした。

路上に駐車していたところ、車の窓ガラスが割られ、車内に置いていた荷物を奪われた。

レンタカーや配車アプリ利用時、助手席のロック確認・ドアロック・貴重品は車内に残さないが基本。「ノーヘルメットの2人乗りバイクに注意」と大使館も警告しています。

レストラン強盗 --- 銃を持った3人組

日本人がレストランで友人と食事中、銃を所持した強盗3人組が押し入り、レジから現金を強奪した上、当該日本人を含むレストラン客から携帯電話や金品等を強奪した。

これも実際に起きた事例。銃を突きつけられた場合は抵抗せず冷静に金品を渡すが大使館の指示です。

絶対に抵抗しない。相手の顔、目を見ない。犯人は顔を覚えられることを嫌がり、顔を見ると危害を加えられる恐れがある。

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交通手段 --- UBERは安全だが「呼んだら違うクルマ」も

手段評価注意点
路線バス利用可現金61ペソ/STMカード50ペソ、夜間は避ける
タクシー比較的安全メーター料金表を後部座席で確認
レミース(ハイヤー)安心要予約、料金はやや割高
UBER一般的モンテビデオ・マルドナド・カネロネス県で合法

UBERについては大使館が独特の注意書きをしています。

最近では従来のタクシーもUBERに参入してきており、UBERを呼んだはずが、タクシーが現れるようなケースも発生しています。

来た車のナンバーがアプリ表示と一致するか必ず確認、不一致なら乗らない。

主な犯罪手口 --- トラブル別ページへ

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緊急連絡先

機関電話番号
警察911
消防104
救急105
英国病院(Hospital Britanico)+598-2487-1020
スペイン病院(Asociación Española)+598-1920-5050
在ウルグアイ日本国大使館+598-2418-7645

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