マスカットはオマーンの首都で、白い低層建築が砂漠の山々の合間に並ぶ独特の景観で知られる。スルタン・カブース・モスク、マトラ・スーク、王宮(アル・アラム宮殿)など見どころは多い。アラビア半島のなかでは「素朴で穏やかな国の首都」というイメージで紹介されることが多いし、実際そのとおり。
ただし2026年4月時点ではオマーン全土がレベル3で、観光どころではない。情勢が落ち着いて再渡航可能になったとき、または出張・赴任で行かざるを得ない人向けに、平時のマスカットで気をつけるべきポイントをまとめておく。最新情勢は国ページで確認を。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
注意したいエリア
外務省や大使館の手引きが名指しで犯罪リスクを指摘しているのは以下のエリア。
- ルイ地区 --- 商業地区、外国人労働者・低所得者層が多く居住、市内の他地区より窃盗・強盗リスクが高い
- マトラ地区 --- ルイ同様、犯罪リスクが指摘されている。ただしマトラ・スークは観光名所でもあり、日中の人混みは比較的安全
- ワーディ・アル・カビール地区 --- 2024年7月のモスク銃撃事件があった場所(ルイ地区に近い)
逆に、外交団が多く居住するシャティ・アル・クルム地区(大使館所在地)や、新興リゾートエリア(バル・ジサ等)は比較的落ち着いている。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
マスカットで多い犯罪
平時のマスカットで日本人が遭いやすいのは窃盗系。
- 空き巣 --- 高級住宅街でも発生、現金・貴金属・家電製品が狙われる
- 車上狙い・自動車盗 --- 路上駐車車両が標的
- 路上強盗 --- 夕方の海岸沿い散歩中の被害例あり
- 深夜便の機内荷物棚盗難 --- マスカット発着の近隣国便で多発(2024年協議会報告)
- ATMでのカメラ盗撮 --- 暗証番号盗用→偽造カードで現金窃取
詳しくはマスカットのスリ・置引き・車上狙いで。
女性のタクシー単独利用は特に注意
マスカット固有のリスクとして外務省と大使館が一貫して警告しているのが、女性の単独タクシー利用での性的被害。マスカット郊外の事例だけど、過去に日本人女性が運転手から性的関係を求められた事案がある。流しのタクシーは避けて、配車アプリかホテルのタクシーを使うのが鉄則。
詳細はマスカットのタクシー・交通トラブルで。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
礼拝時間・ラマダン中の注意
サウジほど厳格ではないけれど、ラマダン期間中は日の出から日没まで公共の場での飲食・喫煙が禁止。違反すると非ムスリムでも収監リスクがある。普段の礼拝時間(1日5回)は店舗が一時的に閉まることもあるので、ショッピングや食事の時間にズレが出る。
写真撮影の注意
軍事施設・空港・港湾施設・国境・政府高官居住地・大使館は撮影禁止。違反は罰金・懲役。ドローンは入国前に許可がない限り持込み不可。マトラ・コーニッシュ(海岸沿い遊歩道)では港の方向に軍関係の施設があり、ぼんやりカメラを向けるのは避けたほうが無難。人物を撮るときも事前承諾を取ること。
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
マスカットの主なトラブル
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
緊急時の連絡先
| 連絡先 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察・消防・救急(統合) | 9999 |
| 在オマーン日本国大使館 | 24601028(国外 +968-24601028) |
| 大使館 閉館時の緊急 | +968-99313521 / 99437397 / 99335265 / 99348161 |
大使館住所: Way No.3011, Shati Al Qurm, Muscat
この都市のトラブル別ガイド
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