トルコで女性個人旅行者が性犯罪に遭うケースは「非常に多い」と外務省が明記している。犯行に及んだトルコ人男性が「日本人女性は押しに弱く、拒めないので大丈夫だと思っていた」と供述しているケースもある。これは1件の特殊な事例ではなく、「自身や周囲の体験から」そう判断していたという発言。つまり、日本人女性が繰り返しターゲットにされているということ。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
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手口 --- 日本語で近づき、酔わせて、連れ込む
「友達感覚」からのアルコール攻撃
日本語や英語で親しげに話しかけてくる。日本の話題で盛り上がり、食事に誘われる。「今日はお祝いだ」などと言ってアルコール度数の高い酒を飲まされ、気がついたらホテルに連れ込まれていた。食事後に「車でホテルまで送る」と言われて乗ったら、人気のない場所に連れて行かれて乱暴された。
じゅうたん屋の奥の部屋で
じゅうたん屋に連れて行かれ、奥の部屋で襲われた事例がある。「じゅうたんを見せたい」と個室に案内され、逃げ場のない状況で犯行に及ぶ手口。声をかけてきた人物に連れていかれる構図はイスタンブールのぼったくりバーと全く同じ。
ツアーガイドによる犯行
ツアーガイドが人気のないところに連れて行き、乱暴されそうになった事例もある。「お客さんとガイド」という信頼関係を悪用するケース。
最初は軽い接触から相手の反応を見て、だんだんとエスカレートしていくケースが多いので、早い段階で強く拒否するなど、自分の意思を明確に示すようにしてください。
--- 外務省 安全対策基礎データ
体験談
日本語で話しかけてきたトルコ人男性に食事に誘われた。食事中に「今日はお祝いだ」と言われてアルコール度数の高い酒を勧められ、酔ったところでホテルに連れ込まれて乱暴された。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在イスタンブール日本国総領事館「イスタンブール安全の手引き」)
Travel Alert 02
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手口早見表
| パターン | きっかけ | 手段 |
|---|---|---|
| 食事→酔わせ→ホテル | 日本語で声かけ | 度数の強い酒を大量に飲ませる |
| 車で送る→人気のない場所 | 食事後の「送ってあげる」 | 車内から逃げられない |
| じゅうたん屋の奥 | 「見せたい」で個室に案内 | 密室で逃げ場なし |
| ツアーガイド | 信頼関係の悪用 | 人気のない場所へ誘導 |
| 軽い接触→エスカレート | 肩への軽いタッチ等 | 反応を見て次第に大胆に |
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
予防策 --- 「隙を見せない」が最大の防御
- 初対面のトルコ人男性と二人きりの食事に行かない --- 日本語が流暢だから、芸能人と写真を撮っているから、は信用の材料にならない
- 相手が勧める酒は断る --- 「お祝い」「トルコの文化」と言われても自分のペースを守る
- 早い段階で明確にNOを言う --- 肩に触れる、距離を詰めてくるなど軽い接触の時点で強く拒否を示す。「まあいいか」と流すとエスカレートする
- できるだけ複数で行動する --- 一人旅の場合でも、見知らぬ人とは二人きりにならない
- 夜間の一人歩きを避ける --- 総領事館も「夜間の1人歩きはできるだけ避ける」と記載
- 服装と言動に「隙」を見せない --- 相手が犯罪を起こす気になるような隙を見せないことも重要(総領事館の表現)
- トルコ国内でも使える携帯電話を持つ --- 総領事館・警察にすぐ連絡できる状態にしておく
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
被害に遭ったら
- まず安全を確保する --- 人のいる場所に移動する
- 在イスタンブール日本国総領事館(0212-317-4600、24時間対応)に連絡
- 被害届は発生から6か月以内に管轄の警察署に本人が提出する必要がある
- トルコ語通訳が必要な場合は総領事館から通訳者リストを入手できる
- 証拠の保全(衣服、メッセージ等)をできる範囲で行う
国全体の治安情報は トルコの治安 を、保険の備えは 中東の海外旅行保険 を参照。
よくある質問
トルコで女性一人旅は危険?
外務省は「特に女性の個人旅行者が被害に遭うケースが非常に多い」と明記しています。犯人が「日本人女性は押しに弱く拒めない」と供述しているケースもあり、集中的に狙われている現状があります。一人旅が不可能とは言いませんが、知らない人についていかない・夜間の単独行動を避ける・複数で行動する、を徹底してください。
日本語で話しかけてくるトルコ人男性と食事に行くのは大丈夫?
大変危険です。日本語や英語で親しげに話しかけ、食事中にアルコール度数の強い酒を飲ませて酔わせ、ホテルや人気のない場所に連れ込んで乱暴する手口が多数報告されています。初対面の人と二人きりの食事は避けましょう。
トルコで性犯罪に遭った場合、警察は対応してくれる?
被害届は発生から6か月以内に管轄の警察署に本人が提出する必要があります。外国語を話す警察官は少ないため通訳が必要になることが多いです。まず在イスタンブール日本国総領事館(0212-317-4600、24時間対応)に連絡してください。通訳者リストの提供を受けられます。