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イスタンブールのスリ バザール取り囲みとニセ警官【2026】

イスタンブールのスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

イスタンブールでは詐欺に比べると地味だけれど、スリ・ひったくり・置き引き・ホテル室内盗難・車上狙いも起きている。さらにニセ警察官が「偽札捜査」を名目に財布から現金を抜き取る手口や、路上強盗もある。派手な詐欺に警戒しているうちに、足元の財布が消えているパターンに注意。

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スリ --- 人混みで複数人に取り囲まれる

グランドバザールやスルタンアフメット地区の観光地周辺が特に多い。手口は主に3タイプ。

  • 複数人で取り囲む: 話しかけたり物を売るフリをして近づき、その間に仲間が金品を抜き取る
  • 喧嘩を装ってぶつかる: わざと被害者を巻き込み、混乱している間に財布を抜き取る
  • 人混みに紛れてポケットから抜き取る: 定番の手口だが、地図を見ているとき・ショーウインドウを覗いているときなど警戒心が緩む瞬間を狙われる

ひったくり --- 車やオートバイで走り去る

バイクひったくりの怖さはカイロでも同じで、スマホ操作中の路上が一番危ない。

車やオートバイに乗って、あるいは走りながらショルダーバッグやハンドバッグをひったくる手口。引きずられて大けがをしたり、命に関わることもある。

ひったくりに遭ったら「イムダート!(imdat = 助けて)」と大声を出して周囲の注意を引きつつ、必要以上に抵抗しないこと。鳴り物入りで抵抗すると暴力を受けるリスクが高い。

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置き引き・ホテル室内盗難

  • 店内: 買い物中にポーチ・ハンドバッグ・デイパックを気づかないうちに持ち去られる
  • ホテル室内: 中級以下のホテルで外出中に部屋から貴重品が消える
  • 車上狙い: 駐車中の車に置き忘れた貴重品を狙う。車のガラスを割って盗む手口もある

ニセ警察官 --- 「偽札捜査」で財布を出させる

警察官を名乗る人物が英語や日本語で「偽札事件の捜査をしているので財布を見せてほしい」と声をかけてくる。財布を出した隙に現金やクレジットカードを抜き取る手口。

トルコでも事件捜査でいきなり財布を出させることはありません。不審に感じたら、まず本当に警察官かどうかを確認するため、トルコの私服警察官が携行している「Polis」と書かれた写真入りのカード型身分証の提示を求めて下さい。

--- 在トルコ日本国大使館「トルコ生活安全の手引き」

なお、トルコではテロ対策のため外国人への職務質問が多い。私服警察官がパスポートの提示を求めてくることがあるが、身分証を見せてもらえば正規の警察官かどうか判断できる。正規の場合は素直に応じよう。

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路上強盗 --- 「旅行者を装って」人気のない場所へ

旅行者を装い親しく声をかけ、人気のない場所に連れて行き、待ち伏せしていた仲間と共に暴行して金品を強奪する手口もある。トルコでは銃器の所持が許可制で認められており、強盗犯も銃器を持っている可能性がある。むやみに抵抗するのは厳禁。

体験談

TESTIMONY · 旅行者A

スルタンアフメット地区で地図を確認していたら、複数人に話しかけられて取り囲まれた。気がついたらバッグのファスナーが開いていて、財布が消えていた。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在トルコ日本国大使館「トルコ生活安全の手引き」

手口早見表

手口発生場所特徴
集団スリグランドバザール・観光地周辺複数人で取り囲み、1人が注意を引いている間に別の1人が抜き取る
ひったくり幹線道路沿いバイクや走りながら、バッグのストラップを引きちぎる
ホテル室内盗難中級以下のホテル外出中に部屋から消える
ニセ警察官観光地全般「偽札捜査」名目で財布を出させ、中身を抜く
路上強盗人気のない路地旅行者を装い案内→仲間と暴行・金品強奪

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予防策

  1. 貴重品はセキュリティポーチで体に密着 --- ポケットやデイパックの外ポケットに入れない
  2. 荷物は車道と反対側の手で持つ --- ひったくり対策の基本
  3. 地図を見る時も周囲を警戒 --- 路上で立ち止まって無防備になる瞬間が狙われる
  4. ホテルの部屋に貴重品を置かない --- セーフティボックスがなければ持ち歩く
  5. 人気のない場所に知らない人と行かない --- 「道を教えてあげる」で路地に入らない
  6. 夜間の一人歩きを避ける --- 総領事館が明確に推奨
  7. 支払い時は財布の中身を見られないように --- 大量の現金を持っていることがバレるとターゲットにされる

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被害に遭ったら

  1. 身の安全最優先 --- 銃器を持っている可能性があるので無理に抵抗しない
  2. 「イムダート!(imdat)」と叫んで周囲に助けを求める
  3. 112に通報
  4. 在イスタンブール日本国総領事館(0212-317-4600、24時間対応)に連絡
  5. パスポートを盗まれた場合は総領事館で「帰国のための渡航書」を申請

国全体の治安情報は トルコの治安 を、保険の備えは 中東の海外旅行保険 を参照。

よくある質問

イスタンブールでスリに遭いやすい場所は?

グランドバザールやスルタンアフメット地区の観光地周辺が特に危険です。人混みに紛れて複数人で取り囲む手口のほか、物を売るフリをして近づき金品を抜き取る、喧嘩を装ってぶつかってくるパターンもあります。

ニセ警察官に遭遇したらどう見分ける?

トルコの私服警察官は「Polis」と書かれた写真入りのカード型身分証を携行しています。いきなり財布を見せるよう求められたら、まずこの身分証の提示を求めましょう。本物の警察官でも事件捜査で財布をいきなり出させることはないと大使館が明言しています。

ひったくりに遭ったらどうする?

大声で「イムダート!(助けて!)」と叫んで周囲の注意を引きつつ、引きずられてケガをしないように必要以上に抵抗しないこと。命が最優先です。その後、在イスタンブール総領事館(0212-317-4600)と警察(112)に連絡してください。

出典

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