ムンバイ市警察本部の2024年11月末統計によれば、窃盗は7,808件(前年比+1,675件で大幅増)。在ムンバイ日本国総領事館「安全の手引き」には、邦人被害事例が年月付きで記録されています。ソース準拠で実例だけを並べます。
Travel Alert 01
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総領事館が記録する邦人窃盗事例
いずれも「安全の手引き」(令和7年3月版)に記載の事例です。
2014年6月:マディヤ・プラデシュ州 列車移動中
マディヤ・プラデシュ州内を列車で移動していた邦人旅行者が睡眠中、何者かに旅券、現金在中のバッグを窃取された。
2014年9月:ムンバイ市内 タクシー車内
ムンバイ市内において、邦人旅行者がタクシー運転手に法外な金額を要求されたため、拒否して車外に出ようとしたところ、運転手からバッグをつかまれ、はずみで在中していた財布が車内に落ちた。タクシーはそのまま走り去り、財布を奪われた。
タクシー拒否 → バッグつかまれ → 財布車内落下 → 走り去り、の流れ。運転手との口論時はバッグを身体側に固定するのが鉄則。
2014年9月:ムンバイ市内 列車内
ムンバイ市内を列車で移動中の邦人旅行者が、背負っていたリュックサックから財布を窃取された。
2015年4月:ムンバイ市郊外 車上荒らし
ムンバイ市郊外で食事のため車を駐車し離れ、用事を済ませ戻ると窓ガラスが割られ、車内に置いてあった貴重品を盗られていた。
車内放置された貴重品は割れ窓で狙われます。
2017年3月:CST駅前 観光ガイド詐称
邦人男性がCST駅前で観光ガイドを名乗る男に声を掛けられガイドを承諾、タクシーに乗車しマッサージ店に連れられて行かれ自分のリュックサックを車内に残して店に入ったところ、戻った際には男とタクシーはおらず、バッグを窃取された。
CST駅(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅)は観光ガイド詐称の定番スポット。
2018年1月:ムンバイ市内 列車内(ひも結着財布被害)
ムンバイ市内において邦人男性旅行者が列車で移動中、駅で降車しようとしたところ、乗車しようとしてきた大勢の中の一人にズボンの太もも部分のポケットにひもで結着して入れていた財布を窃取された。
ひもで結着していても抜かれる。混雑時の乗降は特に要警戒。
2024年9月:ムンバイ市内 バイクひったくり
ムンバイ市内を散策中、後方から近づいてきたバイク乗車の男にバッグをひったくられ窃取された。
Travel Alert 02
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その他の一般的なスリ手口
外務省 安全対策基礎データの記述。
日本人旅行者が、複数犯(犯人の一人が旅行者の注意を引きつけている隙に、もう一方が所持品を盗む等)によるスリや、レストラン、ショッピングモール、バスや列車内等で持ち物から目を離したわずかな隙に置き引きに遭う事例も多発しています。
CST駅前で「日本人ですか?観光ガイドします」と日本語で声をかけられ、タクシーでマッサージ店に連れて行かれました。店に入るときリュックを車内に残したら、戻ったらタクシーごと消えていました。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ムンバイ日本国総領事館「安全の手引き」令和7年3月版(2017年3月事例))
列車から降りるとき、混雑する入口で乗り込んできた人の一人に、ひもで結着して太もものポケットに入れていた財布を抜き取られました。ひもごと持っていかれました。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ムンバイ日本国総領事館「安全の手引き」令和7年3月版(2018年1月事例))
手口早見表
| 年月 | 場所 | 手口 |
|---|---|---|
| 2014年6月 | MP州 列車 | 睡眠中にバッグ盗難 |
| 2014年9月 | ムンバイ タクシー | 口論時バッグつかまれ財布強奪 |
| 2014年9月 | ムンバイ 列車 | 背負いリュックから財布 |
| 2015年4月 | 市郊外 駐車場 | 割れ窓による車上荒らし |
| 2017年3月 | CST駅前 | 観光ガイド詐称でリュック盗難 |
| 2018年1月 | ムンバイ 列車 | ひも結着財布を抜き取り |
| 2024年9月 | ムンバイ市内 | バイクひったくり |
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
予防策
- バッグは体の前側で抱える、特にバイクひったくりは車道側を狙う
- CST駅で声をかけてくる「日本語ガイド」に応じない
- タクシー運転手との口論時はバッグを身体側に
- 車内に貴重品を放置しない — 割れ窓車上荒らしが発生
- 列車の乗降時は混雑を避け、財布を手のひらで押さえる — ひも結着でも抜かれる
- 列車内では貴重品を身体から離さない、睡眠中は特に注意
- リュック・ショルダーは前に抱える
- 「無料ガイド」系は全員警戒対象
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
被害に遭ってしまったら
- 安全な場所(高級ホテル、警察署、総領事館)に避難
- 最寄り警察署に通報して被害届(Police Report)を取得
- 旅券盗難なら在ムンバイ日本国総領事館(022-2351-7101)に連絡
- クレカ会社に利用停止連絡
- 保険請求には警察の被害届必須
- 負傷があればすぐ医療機関を受診
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
ムンバイで知っておきたい関連情報
よくある質問
ムンバイで一番盗難が多いのは?
在ムンバイ日本国総領事館の2024年11月末統計では、窃盗が7,808件(前年比+1,675件)と大幅増加。特にCST駅周辺、市内列車、市郊外の駐車車両、市街地のバイクひったくりが要注意と記録されています。
ひもで結着した財布も抜かれる?
総領事館の手引きに2018年1月の事例が明記されています。列車で降車しようとした際、乗車しようとしてきた大勢の中の一人に、ズボンの太もも部分のポケットにひもで結着して入れていた財布を窃取されました。混雑時の乗降で隙を突かれる典型パターン。
バイクひったくりはどこで発生する?
2024年9月にムンバイ市内を散策中、後方から近づいたバイク乗車の男にバッグをひったくられた事例があります。ひったくりは引きずられて転倒・大怪我につながるため、バッグは車道と反対側に持つのが鉄則です。