Kaigai Risk
TRAVEL RISK ARCHIVE

ムンバイの性犯罪 強制性行958件と敷地内侵入被害【2026】

ムンバイの性犯罪の手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.13 KAIGAI-RISK

ムンバイ市警察本部の2024年11月末統計では強制性行等958件(前年同時期比+80件)と増加。在ムンバイ日本国総領事館の「安全の手引き」は「多くの罪種で減少傾向にありますが、女性に対する犯罪は増加しています」と明記しています。ソース準拠で手口と事例を整理します。

Travel Alert 01

海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです

詳しくみる →

総領事館が記録する邦人女性被害事例

2020年2月:ムンバイ市内 アパート敷地内 体液投擲事件

ムンバイ市内において留学中の邦人女性が自宅アパート敷地内で友人に連絡をしていたところ、外部よりアパート敷地に侵入した男性に体液様のものをかけられた。女性が部屋に退避したところ、男は現場から立ち去った。

住居敷地内で発生した被害。アパート敷地=安全地帯とは限らないことを示す事例です。

Travel Alert 02

海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?

詳しくみる →

外務省が明記する性犯罪の構造

日本語で話しかけてくる手口

インドは、従来より女性の性暴力被害が多い国です。外国人女性が被害に遭うケースも多く、デリー、コルカタ、アグラ、ジャイプール、リシケシュ、ブッダガヤ等では、日本人女性旅行者が性的暴行を受けた上に金品等を奪われる極めて悪質な事例が発生しています。日本語で話しかけてきて、日本語の勉強や日本滞在経験に言及するなどで女性を安心させた上で暴行に及ぶ手口が典型的です。

ムンバイ名指しではありませんが、同じインド国内で繰り返し起きる典型手口。

複数対複数でも油断禁物

女性側が2人、声をかけてくるインド人男性側も2人など、複数対複数でも気を緩めないでください。

食事・クラブ誘いから睡眠薬→暴行

食事やクラブに誘われ、そこでの飲み物に強力な睡眠薬を仕込まれ、寝てしまった間に暴行されてしまう手口もあります。

睡眠薬強盗と性的暴行はセットで発生するリスクがあります。

外国人女性を搾取対象と見る者がいる

外務省 安全対策基礎データの総括。

インドでは、外国人女性を性的・経済的搾取の対象と見る者もいるとのことです。被害に遭わないよう十分注意してください。

住居選びの防犯ポイント(総領事館手引きより)

総領事館は長期滞在者向けに以下を推奨しています(旅行者にも参考になります)。

  • アパート敷地内は相応の高さの塀、防犯灯・防犯カメラ
  • 24時間警備員配置、来訪者確認用モニター
  • 外部侵入の可能性がある木が敷地内にないか
  • 玄関は二重扉か金属製・頑丈な一枚板木製扉
  • 窓に鉄格子等の侵入防止対策

旅行者は高級ホテルのセキュリティに頼り、宿はロビー付き・夜間警備員常駐を選ぶのが基本。

TESTIMONY · 旅行者A

ムンバイ市内で留学していたアパートの敷地内で、友人に電話していたときに、敷地に侵入してきた見知らぬ男性に液体をかけられました。部屋に逃げ込んだら男は立ち去りましたが、本当に怖い経験でした。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ムンバイ日本国総領事館「安全の手引き」令和7年3月版(2020年2月 ムンバイ市内 性的被害事件)

Travel Alert 03

無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も

詳しくみる →

手口早見表

手口発生場所ポイント
アパート敷地内襲撃住居敷地内敷地内でも安全とは限らない
日本語で声かけ観光地・街中日本滞在経験で安心させる
食事・クラブ誘い飲食店・クラブ睡眠薬混入→暴行
複数対複数の油断女性2人でも標的相手も複数で接触

予防策

  • 単独行動・夜間外出を避ける — 外務省・総領事館が一貫して警告
  • 露出の少ない服装 — 女性はタンクトップ・ミニスカート避ける(宗教・治安両面から)
  • 「日本語で話しかけてくる親切な男性」は全員警戒対象
  • 食事・クラブ誘いは応じない、どうしても行くなら複数人+飲み物から目を離さない
  • 宿は夜間警備員のいるホテル — アパート敷地内でも安心しない
  • 敷地内で電話する時も周囲確認 — 2020年事例は敷地内で発生
  • 複数対複数でも油断しない
  • 意識が遠のく感覚があれば助けを求めて叫ぶ

Travel Alert 04

知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?

詳しくみる →

被害に遭ってしまったら

  1. 安全な場所に避難(ホテル・警察・総領事館)
  2. 病院を受診 — 身体的ケアと証拠保全(着衣を洗濯せず持参)
  3. 警察(100)に通報、女性専用ダイヤル105も利用可能
  4. 在ムンバイ日本国総領事館(022-2351-7101)に連絡
  5. 睡眠薬使用が疑われる場合は血液検査
  6. 帰国後のPTSDリスクに備え、医師・カウンセラーへの相談
  7. インドは捜査・裁判が長引くため、法的対応は大使館・総領事館経由で弁護士相談

Travel Alert 05

空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?

詳しくみる →

ムンバイで知っておきたい関連情報

よくある質問

ムンバイの性犯罪発生件数は?

ムンバイ市警察本部の2024年11月末統計では、強制性行等958件(前年同時期比+80件)と増加傾向。総領事館の手引きは「女性に対する犯罪は増加しています」と明記しています。

邦人女性の被害事例は?

2020年2月、ムンバイ市内に留学中の邦人女性が自宅アパート敷地内で友人に連絡していたところ、外部から敷地に侵入した男性に体液様のものをかけられた事例が総領事館の手引きに記録されています。アパート敷地内でも完全に安全とは言えません。

性的暴行の典型手口は?

外務省によれば「日本語で話しかけてきて、日本語の勉強や日本滞在経験に言及するなどで女性を安心させた上で暴行に及ぶ手口が典型的」です。「女性2人・相手2人」の複数対複数でも気を緩めないよう警告されています。

出典

NEXT READS · ムンバイ