Kaigai Risk
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マレの治安 路上ひったくりとリゾート室内侵入【2026】

マレの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.22 KAIGAI-RISK

マレはモルディブの首都で、空港のあるフルレ島・新市街フルマレとセットで「モルディブに入国したら必ず通る場所」です。滞在時間としては到着日・帰国日に半日ずつ、くらいが普通のリゾート旅行のパターン。その短い滞在でも、外務省と大使館の注意喚起はマレ名指しでいくつか出ています。

このページではマレ市内の動き方、医療施設の位置関係、リゾート島との違いを整理しました。

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マレの治安の全体感

外務省「安全対策基礎データ」から。

モルディブのリゾート島の治安は良好で、日本人を含む外国人が犯罪に巻き込まれることは少ないとされています。しかしながら、警察は、全国的な治安に関する懸念要因として「違法薬物の蔓延」、「犯罪集団(ギャング)の存在」、「暴力的過激主義の流入」を挙げ、各種対策をとっています。特に首都マレ市では、違法薬物が取引されている旨報じられていますので、十分な注意が必要です。

「特に首都マレ市」と名指しで書かれているのが注意点。リゾート島とマレ市は別の国、くらいのつもりで切り替えるのが正解です。

外務省の危険情報はモルディブ全体でレベル指定なし。国全体の治安・法律・医療費はモルディブの治安(国ページ)にまとめてます。

エリアの使い方(マレ/フルマレ/フルレ)

モルディブ首都圏は実は3つの島で構成されていて、旅行者が触れるのはほぼこの3つです。

  • マレ島:旧市街・政府庁舎・ADK病院(私立)・IGMH(国立最大)・主要モスク・繁華街
  • フルレ島:空港島。ヴェラナ国際空港と各リゾートへの水上飛行機発着場
  • フルマレ島:新市街。Tree Top Hospital(2015年開業の大型私立病院)・居住区・大橋でマレ島と接続

「マレ空港」と言われるヴェラナ国際空港はフルレ島にあり、マレ島へはボート約10分+シナマレ橋経由。重症時の緊急搬送はマレ島のADK病院フルマレ島のTree Top Hospitalが選択肢です。

マレ市内のひったくり

外務省「安全対策基礎データ」防犯対策節。

マレ市では、窃盗事件、特に、ひったくりが散発しています。歩行中は車道側にハンドバッグ等を持たないようにする、狙われやすいスマートフォンの管理を徹底するなどの注意が必要です。

「ひったくり」が名指しされている街は多くなく、マレの狭い路地+バイク文化という条件で起きやすい構造です。対策は素朴に「車道側にバッグを持たない、スマホは歩きながら見ない」という2つ。詳細はマレのひったくり・置き引きに。

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リゾート島の置き引きとホテル侵入

外務省が明確に書いているリゾート島の穴。

リゾート島では外国人が被害者となる犯罪例は少ないですが、遊泳中の置き引きやホテル室内への侵入には十分に注意する必要があります。ホテル滞在中は、ドアや窓の施錠を確実に行い、貴重品はセーフティー・ボックスを利用するなど管理を徹底してください。

「遊泳中の置き引き」は、ビーチに置いたポーチからパスポート・カードが抜かれるパターン。リゾート島は閉鎖エリアだからと油断して貴重品を部屋に置き放しにして出るのも、「ホテル室内への侵入」で一発です。セーフティボックスは飾りではない。

治安イベントの記録(フルマレ・マレ市)

在モルディブ日本国大使館「安全の手引き」に、実際に発生した事件として3件が挙がっています。

2020年には、フルマレ島で外国人3名が襲撃されるテロ事件や、アリフダー(中略)マレ市内で元大統領を狙った爆破暗殺未遂事件が発生しました。また、2022年には、マレ市内で行われたイベントにおいて襲撃事件が発生し、多くの逮捕者がでました。

リゾート島滞在メインの旅行者には縁遠い話ですが、フルマレ・マレ市の大規模イベント会場や政治的集会には近づかない、が大使館の明確なメッセージ。

ダイビング減圧症の治療施設(マレ島内)

外務省「世界の医療事情」より。

モルディブでの再圧チャンバーはマレ島の私立ADK病院及び後述するリゾートにある5つのほか、マレにある軍病院に日本から寄贈のものがありますが稼働していません。

マレ島で実際に減圧症治療を受けるならADK病院一択、というのが実情。軍病院のチャンバーは日本寄贈だが非稼働、と外務省がわざわざ明記しているのが現実の描写になっています。

リゾート側で減圧症治療が可能な施設として「世界の医療事情」は次を挙げています。

  • Kuredu Clinic(ラヴィヤニ環礁・2種高圧酸素治療施設)
  • Kandima Medical Center(ダール環礁・2種高圧酸素治療施設、ドイツ人医師常駐)
  • その他リゾート内に計5施設

自分の滞在リゾートから最寄りの再圧チャンバーまでの距離は、潜水計画前にホテル側に確認しておいた方が安心です。詳細はマレの減圧症・医療リスクに。

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マレ島の病院(マレ以外のトラブルでも搬送先になる)

外務省「世界の医療事情」より、旅行者が使う可能性のある病院。

  • IGMH(インディラガンディーメモリアル病院) マレ島、399床、国立最大、24時間救急。ただし「緊急時以外はモルディブの保険未加入の外国人は基本的には私立病院に受診するようトリアージされます」
  • ADK Hospital マレ島、245床、私立、外国人対応あり、心臓外科・脳外科は私立でここのみ、マレ島初の高気圧酸素治療装置2台稼働、20年以上前から邦人の入院可能な唯一の病院
  • Tree Top Hospital フルマレ島、210床、2015年開業、30診療科、救急車でマレ島から15分

外国人が実際に入院するのは基本ADK、フルマレ居住者はTree Topも選択肢、という使い分け。国立のIGMHはトリアージの段階で私立に回される、と外務省が書いている点は覚えておきたい。

違法薬物はマレ市で特に取締り強化

外務省がマレを名指ししている薬物関連。

特に首都マレ市では、違法薬物が取引されている旨報じられていますので、十分な注意が必要です。

大使館「安全の手引き」の邦人事例。

マレ市内で違法薬物の売人とお茶をしていただけで、売人とともに(逮捕された邦人事例)

「お茶していただけで逮捕」の現場がマレ市、という記録が大使館に残っています。声をかけてくる現地人との飲食には一段警戒を。詳細はマレの薬物トラブルに。

交通・撮影の禁止

国際免許でも運転不可

日本の運転免許では運転できません。また、モルディブは、ジュネーブ条約に加盟していませんので、日本の国際運転免許証によりモルディブ国内で運転することはできません。

マレ島・フルマレ島の移動はタクシー、または短距離なら徒歩。シナマレ橋は徒歩・車両ともに通れますが、歩行者向け設計ではないので長距離徒歩は避けたい。

マレ市内は交通事故多発エリア

マレ島内、シナマレ橋付近で、交通事故が多発しています。交通事故を起こした場合は、必ず警察に通報してください。事故の補償は、当事者間の示談になる場合が多いようですので(後略)

歩行者として巻き込まれるリスクもあるので、路地の横断は一時停止しない車・バイクを想定して歩くのが安全側。

撮影禁止エリア

大統領府、国防省、国軍施設および警察施設の外観の写真撮影とモスク内部の写真撮影は禁止されています。

マレ島には大統領府・国防省・主要モスクが全部あります。SNS映えする建物を撮る前に「これは政府・軍・モスクではないか」を確認するのが正解。各国の罰金ルールは罰金マップも参照。

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緊急時の連絡先

  • 警察:119
  • 救急車:102
  • 消防:118
  • マレ国際空港フライト・インフォメーション:332-2211
  • 在モルディブ日本国大使館(マレ):モルディブに総領事館はなく、大使館が日本人が利用可能な唯一の在外公館

リゾート島でのトラブル時は、まずリゾートのゲスト・リレーション経由で警察・大使館に連絡してもらうのが基本動線。離島間の移動は船と水上飛行機しかないため、リゾート側の手配なしで動こうとすると初動が遅れます。

場面別トラブル

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マレの海外旅行保険

マレは外国人は支払い保証なしでは治療を受けられない、重症は国外搬送前提、ダイビング事故で800万円の事例ありのエリア。クレカ付帯だけで十分とは言いにくいので、治療救援3,000万円以上+ダイビング特約の確認は渡航前に済ませておきたい。 → 南アジアの海外旅行保険ガイド

この都市のトラブル別ガイド

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