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クアラルンプールの詐欺 お金見せてとMDAC偽サイト【2026】

クアラルンプールの詐欺・ぼったくりの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.12 KAIGAI-RISK

マレーシア国家警察の統計によると、詐欺被害は過去10年間で20万件以上。2024年は約35,368件と過去最高を記録し、2025年は11月末時点ですでに約6万7千件・被害額約27億リンギットに達しています。クアラルンプールでも日本人を狙った詐欺が複数のパターンで起きていて、大使館に相談が寄せられ続けています。

ここでは、ソースで確認できる手口を整理して紹介します。

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よくある手口

「お金見せて詐欺」

クアラルンプール市内の路上で、中東系男女や白人男性が「日本円を見せて欲しい」と声をかけてきます。財布を出した瞬間に中身を抜き取る手口で、大使館は「昨年から引き続き被害や相談が寄せられている」と注意喚起しています。

「財布をなくしたのでお金を貸して欲しい」というバリエーションも確認されていて、いずれも路上で見知らぬ人に財布を見せた時点でアウトです。

MDAC(デジタル入国カード)偽サイト

マレーシア入国前に登録が必要なデジタル入国カード(MDAC)の偽サイトが出回っています。偽サイトは情報入力後に「手数料の支払い」と称してクレジットカード情報を要求しますが、本来MDACの登録に手数料はかかりません。カード情報を入力すると不正利用されるおそれがあります。

公式サイトのURLを事前にブックマークしておくのが確実です。

投資詐欺・SNS経由の勧誘

大使館の安全の手引きでは、「仮想通貨プロジェクトに参加すれば高リターンが得られる」「外国の投資口座を開設すれば数%の利益が得られる」といった甘い誘い文句で金銭をだまし取る手口が紹介されています。マッチングアプリで知り合った相手から投資サイトへの加入を強く勧められるパターンも確認されています。

InstagramやLinkedInを介した投資の勧誘も報告されており、SNS上の儲け話には要注意です。

電話・メッセージ詐欺(振り込め詐欺)

知らない番号から「あなた名義で不正にクレジットカードが作られている」「銀行口座から不正な取引がある」と連絡が来て、口座番号や暗証番号、セキュリティコードを聞き出す手口です。WhatsAppやSMSで「賞金が当選した」「政府の支援が受けられる」「あなたの口座に問題がある」といった内容で送金させようとするパターンもあります。

ロマンス詐欺(国際送金詐欺)

SNSで親しくなった西洋人を装った架空の人物から、税関での罰金・保釈金・治療費などの名目でマレーシアへの送金を懇願される手口です。第三者名義の銀行口座やウェスタンユニオン等の国際送金サービスを使わせて、多額の現金をだまし取ります。

闇バイト――加害者になるリスク

「海外で高額収入」「儲かる仕事」といった闇バイトの謳い文句でマレーシアに渡航した結果、詐欺犯罪の加害者として逮捕された邦人も確認されています。コンドミニアムの一室を拠点に日本向けの特殊詐欺を行っていたケースでは、AI(人工知能)を使ったビデオ通話システムまで使われていたと報道されています。

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被害ケース

TESTIMONY · 旅行者A

クアラルンプールの路上を歩いていたら、中東系の男性に「日本円を見せて欲しい」と声をかけられました。珍しがっているのかなと思って財布を出したら、一瞬のうちに紙幣を数枚抜き取られていました。あとから気づいても、もうどこにもいませんでした。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在マレーシア日本国大使館「盗難等の犯罪被害に遭った場合」

TESTIMONY · 旅行者B

繁華街で「財布をなくしてしまったのでお金を貸して欲しい」と話しかけられました。困っている様子だったので財布を出そうとしたら、横にいた別の人物にバッグの中を探られている感じがして、すぐにその場を離れました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在マレーシア日本国大使館「盗難等の犯罪被害に遭った場合」

TESTIMONY · 旅行者C

渡航前にMDACを登録しようとネット検索したら、手数料の支払い画面が出てきました。クレジットカード番号を入力しかけましたが、公式サイトでは手数料不要と書いてあって偽サイトだと気づきました。危なかったです。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在マレーシア日本国大使館「MDAC偽サイトに関する注意喚起」

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予防策

1. 路上で絶対に財布を見せない

「お金を見せて」「お金を貸して」と声をかけてくる人には、どんな理由でも応じないのが鉄則です。財布を出した時点で狙われます。

2. MDACは公式サイトからのみ登録する

検索エンジン経由で偽サイトに誘導されるケースがあります。公式サイトのURLを事前に確認してブックマークしておきましょう。手数料の支払いを求められたら偽サイトです。

3. SNS経由の投資話・儲け話は無視する

Instagram、LinkedIn、マッチングアプリ経由の投資勧誘は、高確率で詐欺です。「必ず儲かる」という話に乗らないでください。

4. 知らない番号からの電話・メッセージに応じない

銀行や政府機関が電話で暗証番号やセキュリティコードを聞くことはありません。不審な連絡は無視して、公式の窓口に自分から確認を取りましょう。

5. 「海外で高収入」の仕事は断る

闇バイトに加担して逮捕されれば、マレーシアの刑事罰を受けることになります。甘い話には絶対に乗らないでください。

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被害に遭ったら

  1. 国家詐欺対応センター(NSRC)に通報 — 緊急ホットライン: 997。被害から3日以内であれば、送金の停止・凍結措置が講じられる可能性があります。速やかな通報が重要です
  2. カード会社に連絡 — クレジットカード情報を入力してしまった場合、すぐにカード会社へ連絡して利用停止を
  3. 警察に届け出る — 警察: 999 / ツーリストポリス
  4. 大使館に相談 — 在マレーシア日本国大使館: 03-2177-2600

上記のような被害は、海外旅行保険でカバーできる可能性があります(携行品損害・盗難保険)。クレカ付帯+ネット保険の組み合わせで備えるのが一般的です。

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クアラルンプールの他のトラブル情報

詐欺・ぼったくり以外のトラブル手口と安全対策は、クアラルンプールの治安・危険エリア情報からまとめて確認できます。

マレーシア全体の法律・マナー(薬物の厳罰規定・宗教的マナーなど)は、マレーシアの治安・法律・マナーでまとめています。

よくある質問

クアラルンプールで日本人が狙われやすい詐欺は?

「お金見せて詐欺」が代表的です。中東系男女や白人男性が「日本円を見せて欲しい」と声をかけ、財布から現金を抜き取る手口で、大使館に継続的に被害報告が寄せられています。

MDAC(デジタル入国カード)の偽サイトとは?

マレーシア入国時に必要なデジタル入国カード(MDAC)の偽サイトが確認されています。偽サイトは手数料支払いと称してクレジットカード情報を要求しますが、本来MDACに手数料はかかりません。不正利用のおそれがあるので注意してください。

マレーシアで詐欺に遭ったらどこに連絡する?

国家詐欺対応センター(NSRC)の緊急ホットライン997に通報してください。被害から3日以内であれば送金の停止・凍結措置が講じられる可能性があります。あわせて在マレーシア日本国大使館(03-2177-2600)にも相談できます。

出典

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