アディスアベバの道路事情は日本と根本から違います。外務省によれば「急発進、急ブレーキ、急な割込みをするドライバーが多く、人や家畜(牛、ロバ、ヤギ、羊等)の飛出しは日常茶飯事」。信号が動いていない交差点もあちこちにあり、大通りから1本入ると未舗装の陥没路。ミニバスは死亡事故が多発し、人身事故を起こせば群衆に囲まれて暴行される可能性すらある街です。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
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ミニバス --- 死亡事故が多発する日常の足
アディスアベバの市内移動と地方への足として使われるミニバス(乗合タクシー)。安くて便利ですが、外務省は「頻繁に事故を起こしており、幹線道路において大型トラックとの衝突事故による死亡事案も多く発生しています」と明記。
しかも車内はスリの温床。「ドアを押さえておいてくれ」と頼んで注意を引き、その間に鞄から財布を抜き取る手口がスリ・ひったくりの記事で詳しく書いた通りに横行しています。
外務省は「地方へ陸路で移動する場合は、大型バスやツアー会社から車をチャーターすることをおすすめします」と推奨。市内移動も配車アプリ(Ride等)を使う方が安全です。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
人身事故を起こすと集団暴行される
アディスアベバ特有のリスク。外務省はこう書いています。
交通事故が発生した場合、近くのエチオピア人が車の周りを取り囲み、加害者を集団暴行する場合があるので、交通事故は起こさないようにすることはもとより、万一起こしてしまい、身の危険を感じた時には、車内に留まり内側から鍵を掛け、身の安全を確保してください。
さらに安全の手引きは「人身事故を起こし、相手が入院加療を要する重傷を負った場合、逮捕される可能性がある」と付け加えます。事故→群衆暴行→逮捕という三重リスク。レンタカー・自走を考えている人は、この現実を知った上で判断を。
牛羊の群れを使った示談金詐欺
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省「エチオピア 安全対策基礎データ」)
接触していないのに「ぶつかった」と主張し、示談金を要求。拒否するとドライバーが暴行される。これは交通トラブルの皮をかぶった強盗・恐喝です。車外には絶対に出ず、大使館に連絡してください。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
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金曜・土曜の深夜は飲酒運転が横行
安全の手引きは「深夜(特に金曜日と土曜日)は、飲酒運転をしている者が多く、予期せぬ事故に巻き込まれる可能性がある」と警告。午前8時前後と午後5時〜7時の交通渋滞時間帯も「無理な追越し、割り込みは日常茶飯事」です。
「エチオピアでは少量のアルコールでも酔いやすい」(標高2,400mの影響)という医療情報と組み合わせると、金曜・土曜夜の外出自体がリスクです。
手口早見表
| リスク | 時間帯 | 帰結 |
|---|---|---|
| ミニバス事故 | 終日 | 大型トラック衝突で死亡事故 |
| 人身事故 → 集団暴行 | 終日 | 群衆に囲まれ暴行+逮捕の可能性 |
| 牛羊示談金詐欺 | 日中 | 接触を装い金銭要求+ドライバー暴行 |
| 飲酒運転巻き添え | 金土深夜 | 対向車・追突 |
| ミニバス内スリ | 終日 | 荷物から手を離した隙に窃盗 |
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
予防策
- ミニバスはできるだけ避ける。市内は配車アプリ、地方移動は大型バスかチャーター車
- レンタカー自走は非推奨。交通ルールが機能していない環境で人身事故を起こすと暴行+逮捕リスク。運転手付きチャーターが現実的
- 金曜・土曜の深夜移動は避ける。飲酒運転が横行
- 車外に出ない。牛の群れに遭遇しても、声をかけられても停車しない。止まった場合は鍵をかけて車内に留まる
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
事故に巻き込まれたら
- 車内に留まり、内側から鍵をかける
- 在エチオピア日本国大使館(+251-911-200-721)に連絡
- 交通警察(011-662-8086)に通報
- 群衆に囲まれている場合は、警察が到着するまで車外に出ない
- 負傷した場合は救急(907)→ Nordic Medical Centre(8901)
エチオピアの治安 | アディスアベバの治安 | アフリカ旅行の保険ガイド
よくある質問
アディスアベバのミニバスに乗っても安全?
外務省は「乗合タクシー(ミニバス)は頻繁に事故を起こしており、幹線道路において大型トラックとの衝突事故による死亡事案も多く発生しています」と明記。車内でのスリも多発しています。地方移動は大型バスかツアー会社のチャーター車が推奨されています。
人身事故を起こしたらどうなる?
安全の手引きによれば「相手が入院加療を要する重傷を負った場合、逮捕される可能性がある」。さらに「近くのエチオピア人が車の周りを取り囲み、加害者を集団暴行する場合がある」ため、身の危険を感じたら車内に留まり内側から鍵をかけてください。
牛や羊にぶつかりそうになったら?
外務省の日本人被害例で、牛の群れに遭遇して徐行した際に飼い主が接触を装って転倒、示談金を要求しドライバーが集団暴行された事案が記録されています。相手にせず車を停めない、止まってしまった場合は車外に出ない、すぐ大使館に連絡が基本です。