Kaigai Risk
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カサブランカの交通 メーター拒否と横断歩道での車暴走【2026】

カサブランカのタクシー・交通の手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.26 KAIGAI-RISK

モロッコの交通事故死者は2025年に約1,400人。人口10万人あたりの死者数は9.9人で、日本の約2.8倍です。カサブランカは経済の中心で交通量が多く、プチタクシー(市内タクシー)のメーター不使用や遠回り、歩行者を一切待たない車両文化が日本人にはかなりのストレス。ラマダン中はさらに荒くなります。

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横断歩道でもスピードを落とさない

大使館の手引きにはっきり書かれています。

多くの車両は、スピードを落とすことなく横断歩道に進入してきます

日本の感覚で横断歩道に足を踏み入れると、車は止まりません。外務省の「世界の医療事情」モロッコ編も「歩行者は全く優先ではありません。緑信号でも注意しながら道路を通行するように」と書いている。信号が青でも左右を確認、というのがモロッコの基本ルールです。

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プチタクシーのノーメーター

カサブランカのプチタクシー(赤い小型タクシー)はメーター制ですが、メーターを倒さない・壊れていると言い張る・遠回りするドライバーがいます。対策はシンプルで、乗車前にメーターを指差して確認。動かない場合は降りて別の車を探す。同じパターンのジッダのタクシー詐欺では、配車アプリ(Uber/Bolt)への切替で被害を防ぐ流れが定着しつつあります。

夜間は割増料金(50%増し)が適用されます。これはルール通りなので問題ありませんが、メーターが動いていることが前提。空港からのグランタクシー(大型乗合タクシー)は固定料金なので、乗る前に金額を確認しておきましょう。

ラマダン中は事故が増える

ラマダン期間中、イライラしているドライバーが多くなります。この期間中、自動車の運転が荒くなり事故も多発しますので注意が必要です

大使館の手引きからの引用。ラマダン中は日中の断食でドライバーの集中力が落ち、日没前後は「早くイフタール(断食明けの食事)に帰りたい」という心理で無謀運転が増えます。歩行者として横断するときも、この期間中は特に注意を。

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アトラス山脈越えの冬期リスク

カサブランカから直接ではありませんが、マラケシュ〜ワルザザート間やフェズ〜メルズーガ間は標高約2,000mのアトラス山脈を越えます。外務省は「冬期には、山越えの途中で雪のために旅行客などを乗せた車やバスが立ち往生してしまう事例が度々発生しています」と記載。冬のモロッコを周遊する人はルート選択に注意が必要です。

交通事故の統計(2025年)

項目数値
都市部の人身事故約10万1千件
死者数約1,400人
重傷者約5,500人
軽傷者約12万8,500人
交通事故死者率(10万人あたり)9.9人(日本の約2.8倍)

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これだけは出発前にやっておこう

  • 歩行中は青信号でも左右確認。車は止まらないと思っておく
  • プチタクシーは乗車前にメーター確認。「コントール」と指差す
  • ラマダン期間中は日没前後の外出を控える。ドライバーの暴走リスクが跳ね上がる
  • レンタカーを使うなら、乗車後すぐに全ドアをロック。信号待ちで窓は全閉
  • 冬にアトラス山脈越えをする場合は、天気予報を事前に確認

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被害に遭った場合の対応

  1. 交通事故の場合: 警察(19番)または救急・消防(15番)に即連絡。民間救急SAMU Casablanca(0522-25-25-25)は有料だが迅速
  2. タクシー料金トラブル: メーター記録を写真に撮り、納得できない金額なら警察19番に電話すると言う
  3. 大使館に連絡: (0537) 63-17-82〜85。事故証明書の取得方法についてアドバイスを受けられる

よくある質問

カサブランカのプチタクシーでぼったくられないコツは?

乗車前にメーターを指差して「コントール(メーター)」と言い、メーターが動いていることを確認してから乗ること。メーターを使わないと言われたら別のタクシーを探しましょう。夜間は割増料金が適用されますが、メーター通りなら問題ありません。

モロッコで交通事故に遭ったらどうする?

まず警察(19番)または救急・消防(15番)に連絡。民間救急のSAMU Casablanca(0522-25-25-25)は有料ですが公的救急より迅速です。大使館にも連絡を。保険請求には警察の事故証明書が必要です。

ラマダン中のモロッコの運転は本当に危険?

大使館の手引きに「ラマダン期間中、イライラしているドライバーが多くなります。この期間中、自動車の運転が荒くなり事故も多発します」と明記されています。特に断食明けの日没前後が危険で、急ぐドライバーが増えます。歩行者として横断するときも細心の注意を。

出典

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