マラケシュはモロッコ最大の観光都市。ジャマ・エル・フナ広場、巨大なスーク(市場)、リアド(伝統的な邸宅ホテル)が旅行者を引きつけます。同時に、偽ガイド詐欺・写真トラブル・大麻の誘い・スマホ持ち逃げなど、観光客を狙った犯罪が集中する場所でもあります。
Travel Alert 01
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偽ガイドと土産物店への連れ込み
マラケシュで最も頻繁に報告されているトラブル。外務省の安全対策基礎データがかなり具体的に書いています。彼らは「私はガイドではない」「お金は要らない」「日本語を勉強したいだけ」と声をかけてくる。仲良くなったと思ったら土産物店に連れ込まれ、高額なカーペットや工芸品を勧められる。店側から仲介料をもらっているので、必死で何かを買わせようとする。何も買わないと態度が豹変し、法外な案内料を要求されることも。
大使館もニセガイドについて専用の注意喚起を出しています。「日本語や英語を巧みに話し、親しげに接してきます」が、完全に気を許さないこと。
Travel Alert 02
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あなたは知っていますか?
写真トラブル --- 撮影前に金額交渉を
ジャマエルフナ広場の蛇使い、サルを連れた芸人、伝統衣装の人たち。つい写真を撮りたくなりますが、撮った後に法外な金額を執拗に要求される被害が多発しています。
大使館のアドバイスは「撮影前に許可を求め、チップの金額は事前に交渉しておく」こと。許可なく人物を撮影すると、特に女性のモロッコ人は嫌がるケースがあります。
偽警官もいる
大使館の手引きにはマラケシュ名指しの偽警官事例が載っています。警官を名乗る男に呼び止められ、「駐車違反だ」として金銭を要求された。支払ったが、違反切符も領収書も渡されなかった。「現在国内では、偽警官の制服が出回っている等の情報があります」と大使館は警告しています。
Travel Alert 03
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補償額をふやすウラ技も
テロと誘拐 --- ジャマエルフナ広場の過去
マラケシュには2つのテロ関連事案があります。2011年4月にジャマエルフナ広場に面したカフェ「アルガナ」で爆破テロが発生。2024年11月にはベルギー人女性がマラケシュで誘拐されアパートに監禁・暴行される事件も。観光客が多い場所だからこそ、周囲への注意は怠らないでおこう。
手口早見表
| 手口 | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| 偽ガイド → 土産物店連れ込み | スーク周辺 | 「日本語を勉強したい」で接近 |
| 写真チップ詐欺 | ジャマエルフナ広場 | 撮影後に法外な金額要求 |
| スマホ持ち逃げ | 観光地全般 | 「写真撮ってあげる」で手渡し→逃走 |
| 偽警官 | 市街地 | 駐車違反名目で金銭要求 |
| 大麻の売りつけ | リーフ地方・市街地 | 「ハシシいらない?」→ 所持で禁固刑 |
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
出発前にこれだけはやっておこう
- スークでは「ガイドしてやる」に対して「ラ(No)」と即座に断る。曖昧な態度が一番まずい
- 写真は撮る前にチップ金額を確認。10〜20ディルハムが相場、それ以上は断る
- スマホは見知らぬ人に渡さない。首からかけるネックストラップが安心
- 大麻の誘いは無視。「ちょっとだけ」でも所持で重い禁固刑と罰金刑
- 偽警官には身分証明書を確認。本物なら見せてくれる
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
緊急時の連絡先
| 機関 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察(都市内) | 19 |
| 救急・消防 | 15 |
| マラケシュ警察署 | (0524) 33 03 63 / 33 02 83 |
| 民間救急(マラケシュ) | Assistance Mutiservices: 0524 30 12 97 |
| 在モロッコ日本国大使館 | (0537) 63-17-82〜85 |
トラブル別の詳細はマラケシュの詐欺・ぼったくりとマラケシュの薬物トラブルで。モロッコの治安に戻る。
この都市のトラブル別ガイド
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