ハラレはジンバブエの首都で、標高約1,500mの高地にある人口約200万人の都市。ビクトリア・フォールズへの中継地として立ち寄る旅行者が多いですが、治安は油断できません。大使館の安全の手引き(令和7年1月版)によると、2024年中の全国約12,000件の強盗事件のうち約30%がハラレ市内で発生しています。
Travel Alert 01
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エリア別のリスク
タウン(CBD)・ムバレ地区: 外務省が名指しで「スリ、ひったくり等の一般犯罪が多発していますので、近づかないようにしてください」と書いている場所。人口密集地区のフリーマーケット周辺が特に危険です。
ボロデール地区: 外国人が多く住む住宅街。自宅ゲート前を狙ったカージャック、住居侵入強盗が報告されています。大使公邸もこのエリア。
大統領官邸周辺: Borrowdale Roadの一部区間は18時〜6時通行禁止。徒歩で近づいただけで武装軍人に銃を向けられます。
ビクトリア・フォールズ: ハラレから約900km離れた観光地。ツーリズム・ポリスが警戒しており比較的安全ですが、ビッグ・ツリーでけん銃やナイフを突き出して脅迫する強盗事件が発生。土産物売りを装うパターンに注意が必要です。
Travel Alert 02
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主な犯罪手口
ハラレで多い手口を構造別にまとめると、大きく3つ。
1. 路上での強盗・窃盗 --- 日中でも複数犯(3人以上)で襲ってくる。背後から車両で近づいて犯人グループが降りてくるパターンが目立っています。募金活動、宗教講話、物売りや闇両替で話しかけ、気を引いた隙に仲間が盗む手口も。握手を求められて応じたらスマートフォンを盗まれた日本人の事例もあります。
2. 車を標的にした犯罪 --- スマッシュ&グラブ(交差点での窓割り強奪)、駐車場での「車にキズがある」声かけ型車上荒らし、自宅ゲート前カージャック。夕方〜夜間に集中。
3. 宿泊施設・住居侵入 --- 在宅中に侵入されてPC等を窃取される事例、宿泊施設で不在時にスーツケースごと盗まれる事例が報告されています。
各手口の詳細と対策はトラブル別ページへ。
Travel Alert 03
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交通事情 --- コンビとムシカシカは使わない
ハラレ市民の足である「コンビ(小型バス)」と「ムシカシカ(乗り合いタクシー)」は、割込み・急停止・対向車線走行が当たり前で重大事故を頻繁に起こしています。外務省は「事故に遭った際の補償は一切ありません」「車内でスリ等の犯罪被害に遭遇する危険もありますので、利用は避けてください」と断言。
鉄道や大型バスも駅周辺の治安が悪く、夜行便は犯罪リスクが極めて高い。移動手段はAVISやEuropcar等の大手レンタカー、大手ホテルの送迎を使うのが鉄則です。ジンバブエには車検制度がないので、片目ライトやすり減ったタイヤの車が普通に走っています。
Travel Alert 04
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緊急時の連絡先
| 連絡先 | 番号 |
|---|---|
| 非常時(共通) | 999 |
| ハラレ市警察 | 995 |
| ハラレ中央警察署 | 0242-777777 |
| 救急(ハラレ) | 994 |
| 民間救急 HAC | 0789-444-000/1/2 |
| ECONET緊急ライン | 112 |
| 在ジンバブエ日本国大使館 | 0242-250025/6/7 |
| 大使館24時間緊急電話 | 0712-202086 |
| Trauma Centre Borrowdale(24時間) | 0242-886-921〜4 |
| Milton Park Medical Centre(24時間) | 086-7718-8522 |
ジンバブエの国全体の治安情報はジンバブエの治安まとめへ。保険の備えはアフリカの海外旅行保険ガイドを参照。
この都市のトラブル別ガイド
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