Kaigai Risk
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ハラレの詐欺 象牙購入で逮捕とZIG釣り銭詐欺【2026】

ハラレの詐欺・ぼったくりの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

ハラレでは路上強盗やスリだけでなく、旅行者が「知らずにハマる」タイプのトラブルもあります。スキミング、通貨の釣り銭問題、象牙購入での逮捕、写真撮影での拘束。いずれも外務省が具体例を挙げて注意喚起しています。

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個人店舗でのスキミング被害

外務省は「スキミングによる被害が少なからず報告されています。個人店舗などで使用した際の被害が多く報告されています」と書いています。大きな店舗でも暗証番号を覗き見られるリスクがある。

ジンバブエは深刻な外貨不足でクレジットカードのキャッシングサービスが使えない場合もあり、使えても1日の上限は数百ドル程度。そもそも私立病院を含め現金(米ドル)しか受け付けない場面が多いので、カードに全依存するのは危険です。

対策: 小さな店舗でのカード利用は避ける。大店舗でも暗証番号入力時は手で隠す。滞在費は現金(米ドル)で確保しておく。

通貨ZIGの釣り銭トラブル

ジンバブエの自国通貨ZIG(ジンバブエゴールド)は「貨幣価値の信頼性が極めて低い」と外務省が書くレベル。米ドルが主流ですが、米ドル紙幣で支払うとお釣りがZIGで返ってくることがあります。さらにお釣りがないからと商品を追加で買わされるケースも。

ZIGを米ドルに再両替しようとすると、銀行で「ZIGに両替した際のレシート」を求められ、レシートがないと両替を断られたり上限を設けられたりします。

対策: 少額の米ドル紙幣(1ドル・5ドル・10ドル)を日本出発前に多めに準備。ZIGへの両替は最小限にし、両替レシートは出国まで保管。

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象牙を買ったら空港で逮捕

無許可の象牙製品を土産として所持していた旅行者が、ジンバブエの空港での荷物検査時に野生動物の保護に関する法律違反で現行犯逮捕される事例が発生しています。

外務省の原文です。さらに日本帰国時にも「輸入承認を受けていないために外国為替及び外国貿易法違反で現行犯逮捕される事例」も報告されています。観光地やハラレ市内で露天商が安い象牙製品を売っていますが、安くても買ってはいけません。

無断撮影で警察に一時拘束

ハラレのバス停留所で街中の人混みを撮影した日本人が警察に職務質問され、全ての写真データを消去させられた上で警察署に一時拘束された事例があります。警察の説明は「撮影禁止区域ではないが、相手の了承を得ずに人物を撮影するのは許されない」。

軍事施設・空港・大統領官邸は言うまでもなく撮影禁止。それ以外でも人物を無断撮影するとトラブルになり得ます。

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ビクトリア・フォールズの偽土産物売り強盗

ビクトリア・フォールズのビッグ・ツリーでは、団体客のバス到着後に犯人が土産物を販売するふりで近寄り、突然けん銃やナイフを突き出して「現金を路上に置け」と脅迫した事件が発生しています。観光地だからといって安心はできません。

手口早見表

手口場所リスク
スキミング個人店舗カード情報の不正利用
ZIG釣り銭問題全般の買い物価値の低い通貨で損失
象牙購入露天商・観光地現行犯逮捕(ジンバブエ・日本)
無断人物撮影公共の場写真データ消去+一時拘束
偽土産物売り強盗ビクトリア・フォールズけん銃・ナイフによる脅迫

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予防策

  • カードは大手店舗のみ、小さな店では現金。暗証番号は手で隠す
  • 少額米ドル紙幣を多めに準備。ZIG両替のレシートは出国まで保管
  • 象牙・野生動物製品は買わない。安くても犯罪
  • 人物の無断撮影はしない。撮るなら必ず了承を得る
  • 見知らぬ人の接近に警戒。土産物売りを装う強盗は観光地でも発生

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被害に遭った場合

スキミング被害が疑われたら直ちにカード会社に連絡して利用停止。強盗に遭った場合は抵抗せず金品を渡し、ハラレ中央警察署(0242-777777)に届出、大使館(0242-250025/6/7、24時間緊急 0712-202086)に連絡してください。

ジンバブエ全体の治安はジンバブエの治安まとめ、ハラレの他のトラブルはハラレの治安へ。

よくある質問

ジンバブエでクレジットカードは使える?スキミングは多い?

外務省はスキミング被害が少なからず報告されていると書いています。特に個人店舗での被害が多いため、小さな店でのカード利用は控え、大きな店舗でも暗証番号を見られないよう警戒が必要です。

ジンバブエの通貨は何?米ドルは使える?

自国通貨ZIG(ジンバブエゴールド)がありますが信頼性が低く、米ドルが主流です。ただし米ドルで支払うとお釣りがZIGで返ってきたり、お釣りがないため追加購入を強いられたりするため、少額の米ドル紙幣を多めに持つのがコツです。

象牙のアクセサリーをお土産に買っても大丈夫?

買ってはいけません。ジンバブエの空港で野生動物保護法違反で現行犯逮捕される事例、日本帰国時に外為法違反で逮捕される事例が実際に報告されています。露天商が安く売っていても、安易に購入しないでください。

出典

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