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台北のスリ 外国人グループが夜市・故宮を物色【2026】

台北のスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.12 KAIGAI-RISK

台湾は治安が良いイメージが強いけど、スリ・置き引きは別。外務省の統計によると、2024年の台湾全体の窃盗件数は54,608件(前年比42.4%増)。日本台湾交流協会も「窃盗(スリ)被害が多発しています」と注意喚起を出していて、特に台北の観光地は外国人スリグループの活動が確認されています。

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台北でスリが多発しているスポット

台湾警察から日本台湾交流協会に対し、日本人を狙う外国人スリグループが以下の場所に現れるという情報が提供されています。

  • 國立故宮博物院
  • 中正紀念堂
  • 龍山寺
  • 台北101ビル
  • 士林夜市
  • 九份
  • 鼎泰豐の店舗周辺

これに加えて、日本台湾交流協会の最新注意喚起では夜市全般、永康街、中山駅付近もスリ多発エリアとして挙げられています。

共通点は「人が密集する観光地」。写真を撮ったり、屋台で買い物をしたりして注意が散漫になる場所が狙われます。

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よくある手口

手口1:観光地・夜市でのバッグからの抜き取り

外務省「安全対策基礎データ」には、典型的な手口としてこう書かれています。

夜市(士林夜市、饒河夜市等)や観光地(九份、龍山寺、永康街等)を観光中、バックの中から財布等を盗られる。

夜市は人混みがすごくて、バッグのチャックを開けられても気づきにくい。しかも盗難直後にクレジットカードが不正利用されるケースが報告されています(後述)。

TESTIMONY · 旅行者A

士林夜市で食べ歩きをしていたら、リュックの外ポケットに入れていた財布がいつの間にかなくなっていました。ホテルに戻って気づいたときにはもう遅くて、クレジットカードが何件か使われた後でした。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省 海外安全ホームページ「台湾 安全対策基礎データ」

手口2:空港での隙を狙った盗難

安全の手引きに載っている事例がこちら。

松山空港で知人と談笑しながらキャリーケースに荷物を入れていたところ、そばに置いていた財布、旅券等が入ったショルダーバッグを盗まれた。

空港は到着直後や出発前で気が緩みやすいタイミング。荷物の整理中に友人との会話に集中してしまうと、足元や横に置いたバッグが一瞬で消えます。

TESTIMONY · 旅行者B

松山空港で荷物をまとめていたとき、横に置いたショルダーバッグを盗られました。パスポートも財布も全部入っていて、旅行初日から交流協会に駆け込むことになりました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:日本台湾交流協会「台湾在留邦人安全の手引き」(2024年12月版)

手口3:泥酔中の仮睡者ねらい

台北市内において、酒に酔っ払った日本人が地下鉄の駅付近の路上で寝込んでいる間に、財布や旅券等の貴重品を盗まれる被害に遭った。

台北は夜市やバーで遅くまで飲める街だけに、泥酔して路上で寝てしまうパターンが起きやすい。安全の手引きは「仮睡者ねらい」(酔っ払って寝込んでいる者の所持品を盗む手口)として明確に警告しています。

TESTIMONY · 旅行者C

飲みすぎて地下鉄の駅の近くで寝てしまっていたみたいです。目が覚めたらポケットの財布もパスポートも全部なくなっていました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:日本台湾交流協会「台湾在留邦人安全の手引き」(2024年12月版)

予防策

安全の手引きに書かれている対策をそのまま実践するだけで、被害リスクは大きく下がります。

  1. バックパックの使用は避ける — 人気の観光地や混雑する場所では、ショルダーバッグを袈裟掛けにし、体の前に抱えて持つ
  2. バッグのジッパーは必ず閉める — 日本台湾交流協会も「バッグはジッパーを閉め、体の前で保持すること」と明記
  3. 財布・貴重品をズボンの後ろポケットやバッグの外側ポケットに入れない — 最も抜き取られやすい場所
  4. 貴重品を入れた上着やバッグを椅子にかけない — レストランや夜市の屋台では膝の上に
  5. 空港・駅での手続き中は荷物を体に触れた状態で置く — 松山空港の事例のように、荷物整理中が最も危ない
  6. 飲みすぎない — 泥酔して路上で寝込むと仮睡者ねらいの格好のターゲットになる。複数人で帰宅する

ひったくり対策としては、バッグ類は車道と反対側かつ体の前方に抱えること、街灯が設置された明るい道や人通りの多い道を選んで歩くことも安全の手引きに明記されています。

持ち物の工夫で防犯レベルを上げたい人は、スリ対策グッズ比較も参考にしてください。

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クレジットカードの不正利用に注意

台北のスリで特に怖いのが、盗難直後のクレカ不正利用。外務省のデータでは、夜市や観光地で財布を盗まれた直後にクレジットカードが不正利用されるパターンが報告されています。

つまり犯人側は財布を抜き取ったらすぐにカードを使いに行く。被害に気づくのがホテルに戻ってからだと、数時間分の不正利用が積み上がっている可能性があります。

対策として:

  • 安全の手引きにある通り、クレジットカードの利用明細を定期的に確認する
  • スリに遭ったと気づいた瞬間にカード会社に電話して利用停止する
  • カードのアプリ通知をオンにしておけば、不正利用をリアルタイムで検知できる

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もし被害に遭ったら

  1. クレジットカード会社に即連絡 — カード停止が最優先。不正利用の被害額が膨らむ前に止める
  2. 地元警察に届け出る — 日本台湾交流協会も「被害を受けた場合は地元警察に届出」と案内。盗難届の受理番号は保険請求に必要
  3. パスポートを盗られた場合 — 日本台湾交流協会 台北事務所に連絡
  4. 海外旅行保険の事故受付窓口に連絡 — 携行品損害として保険金請求の手続きを進める

スリ・置き引きによる携行品損害は、海外旅行保険でカバーできる可能性があります。クレカ付帯保険とネット保険の組み合わせで備えておくのが一般的です。

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台北の他のトラブル情報

スリ・置き引き以外のトラブル手口と安全対策は、台北の治安情報からまとめて確認できます。

台湾全体の法律・マナーは、台湾の治安・法律・マナーでまとめています。

東アジアでは韓国・ソウルでも観光地でのスリ被害が報告されています(ソウルのスリ・置き引き対策)。同様の手口が多いので旅行前に参考にしてください。

よくある質問

台北でスリに遭いやすい場所はどこですか?

台湾警察が日本台湾交流協会に提供した情報によると、國立故宮博物院・中正紀念堂・龍山寺・台北101・士林夜市・九份・鼎泰豐周辺が多発スポットです。永康街・中山駅付近・夜市全般も注意が必要です。

スリに遭わないための一番効果的な対策は何ですか?

バッグを体の前に袈裟掛けにして抱えること、チャックを必ず閉めること、財布をズボンの後ろポケットや外側ポケットに入れないことが基本です。日本台湾交流協会も「バッグはジッパーを閉め、体の前で保持すること」と明記しています。

台北でスリに遭ったらまず何をすればいいですか?

まずクレジットカード会社に連絡してカードを停止してください。その後、地元警察に届け出て盗難届の受理番号を取得します(保険請求に必要)。パスポートも盗られた場合は日本台湾交流協会台北事務所に連絡してください。

スリ後にクレジットカードが不正利用される危険はありますか?

はい、台北ではスリの直後にクレジットカードが使われるパターンが報告されています。被害に気づくのがホテルに戻ってからになると数時間分の不正利用が積み上がる可能性があります。カードアプリの利用通知をオンにしておくと即時検知できます。

出典

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