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リーガのスリ 旧市街の撮影中狙いと中央駅の置き引き【2026】

リーガのスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

リーガはバルト三国の中で観光客の流入量が最も多い都市の一つで、世界遺産の旧市街と新市街のユーゲントシュティール建築群が観光のハイライト。スリ・置き引きの中心は旧市街、中央駅、中央市場周辺の3エリアです。リーガ全体の概況は都市ページへ。

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旧市街は観光客密集ポイントが現場

リーガ旧市街(Vecrīga)はリーガ大聖堂・聖ペテロ教会・スウェーデン門・ドゥアマ広場(Doma laukums)など名所が密集していて、観光客の動線がそのまま犯罪の現場になります。具体的に狙われるのは

  • 観光客が立ち止まって建物を見上げる瞬間(写真撮影中、地図確認中、ガイドの説明中)
  • 観光客が密集する広場・テラス席(ドゥアマ広場、市庁舎広場、ライマ時計周辺)
  • 路上ストリートパフォーマンスの輪(観客が集中して足元の警戒が緩む)

防御は次の3点だけ覚えておけば十分です。

  • バッグは前掛け(旧市街・観光地・公共交通機関)
  • スマホはストラップ+手の中、撮影直後にポケットに戻す瞬間が一番危険
  • 財布とパスポートは分散、ホテルのセーフティボックスにメインを残す

中央駅・中央市場周辺 --- 昼でもスリ多発、夜間は徒歩NG

リーガで最も注意が必要なエリアの一つが、中央駅(Centrālā stacija)と隣接する中央市場(Centrāltirgus)周辺。バルト三国を巡るバス・鉄道の起点で観光客が集中する一方、昼間でも置き引き・スリが多発、夜間の徒歩移動は避けるべきエリアです。

具体的に多いパターンは、

  • 駅構内・地下通路でのバゲージ放置からの置き引き
  • 中央市場の人混みに紛れたスリ(市場の建物自体は飛行船型の元軍用ハンガーで人が密集)
  • 夜間の駅周辺での酔った旅行者を狙ったひったくり

防御は、

  • 駅・市場では荷物から目を離さない、特にバゲージカートは手を添えたまま
  • 夜間の駅周辺は徒歩でなく配車アプリ(Bolt等)で移動
  • 大金を持ち歩かない、現金は1日分のみ

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ホテル・民泊の施錠忘れ被害

バルト三国共通の被害パターンとして、部屋の施錠忘れによる盗難があります。ヴィリニュスタリンでも同じ施錠忘れ被害が報告されていて、リーガでも宿泊形態を問わず発生します。

防御は単純で、

  • 部屋を出るときは必ず施錠(短時間でも、ロビーへ降りるだけでも)
  • 貴重品はセーフティボックスかフロント預け
  • 民泊やAirbnbはチェックイン時に鍵が確実に閉まるか確認

の3点。安いホステル・民泊ほどドアロックが緩いことがあるので、チェックイン直後にロックの動作確認は必須です。

公共交通機関の中の置き引き

リーガの路面電車・トロリーバス・バスは観光地と中央駅・空港を結ぶ重要な動線。車内のスリ・置き引きは欧州主要都市と同様に発生します。特に乗降ドア付近、混雑した車内、観光客が集中する路線で要注意。バッグは膝の上で抱えるスマホは手の中ポケットに財布や貴重品を入れないの基本でほぼ防げます。

なお、リーガでは運転手から現金でチケットを買えず、事前購入+車内タッチ式検札機での処理が必要です(無賃乗車は正規運賃の数十倍罰金)。チケット購入と検札のルールはリーガのタクシー・交通トラブルで詳しく解説しています。

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カード盗難の二次被害 --- タッチ決済少額の連続使用

リーガはカード社会で、1万円以下の少額決済が暗証番号なしで通るタッチ決済が一般的。財布を盗まれると気付かないうちに少額決済が連続でかけられる可能性があります。盗難に気付いたら即時停止連絡が最優先――この一手で被害は止まります。

予防として、カード利用通知をカード会社アプリでオンにしておくと、不正利用にすぐ気付けます。

手口早見表

手口場所防御の核
旧市街の路上スリリーガ大聖堂、聖ペテロ教会、ドゥアマ広場、市庁舎広場バッグ前掛け、スマホはストラップ+手の中
写真撮影中の置き引き観光名所の展望スポット、教会前撮影中もバッグは前で固定、地面に置かない
中央駅・中央市場の置き引き駅構内、地下通路、中央市場の混雑エリア荷物から目を離さない、バゲージカートは手を添えて
公共交通機関のスリ路面電車・トロリーバス・バス車内バッグは膝の上、ポケットに財布を入れない
宿泊先の施錠忘れホテル・民泊・Airbnb短時間でも施錠、貴重品はセーフティボックス
カード盗難からタッチ決済連続使用観光地全般即時停止連絡、利用通知をアプリでオン

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出発前にやっておくこと

  • パスポートのコピーをスマホとクラウド両方に保存
  • クレジットカードの緊急停止電話番号を控える
  • カード利用通知をアプリでオンに設定
  • 海外旅行保険の携行品損害補償を確認
  • バッグはファスナー付き+前掛けできるタイプに
  • 通信は到着直後から繋がるeSIM、フリーWi-Fi対策のVPNも併用

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被害に遭ったら

  1. 警察112(24時間・英語可)に通報して被害届を作成。被害届は携行品損害保険請求の必須書類です
  2. クレジットカード会社に即時停止連絡
  3. パスポート紛失なら在ラトビア日本国大使館(+371-6781-2001)で帰国のための渡航書を申請
  4. 保険会社のサポートデスクに連絡(24時間日本語可の会社が多い)

よくある質問

リーガで一番スリが多いのはどこ?

世界遺産の旧市街、中央駅・中央市場周辺の3エリアです。観光客が密集する場所と、移動の起点になる交通ハブが狙われます。バックパックは前掛け、貴重品は分散管理、夜間の徒歩移動は避ける、の基本徹底で被害確率は大きく下がります。

リーガの中央駅は危ない?

駅とその周辺はラトビアで最も注意が必要なエリアの一つです。駅構内・中央市場・地下通路は昼間でも置き引き・スリが多く、夜間の徒歩移動は避けて配車アプリで移動するのが基本。

ホテルや民泊の施錠忘れは多い?

バルト三国共通の被害パターンです。隣国リトアニアの大使館は「ホテルや民泊アパートにおいて部屋の施錠を忘れて退出した際、室内に置いていた荷物が盗まれる被害が発生」と明記。短時間でも部屋を出るときは必ず施錠、貴重品はセーフティボックスかフロント預けが基本です。

ATM周辺で気をつけることは?

屋外ATMより屋内ATM(銀行店舗内・ホテル内)を使う、暗証番号入力時は手で覆う、利用直後にカード会社アプリで利用通知をオン、の3点。リーガ旧市街ではカード社会の便利さの裏でスキミング・盗み見対策が必要です。

スリに遭ったらどうする?

警察112(24時間・英語可)に通報して被害届。クレジットカードは即停止、パスポートが盗まれた場合は在ラトビア日本国大使館(+371-6781-2001)で帰国のための渡航書を申請。携行品損害保険を使う場合は警察の被害届コピーが必要なので、その場で必ず取得してください。

出典

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