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アムステルダムの薬物 大麻は違法・意識不明で強制入院【2026】

アムステルダムの薬物トラブルの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.23 KAIGAI-RISK

「オランダは大麻が合法」。この誤解が日本人旅行者のトラブルの入り口です。アムステルダムのコーヒーショップでは確かに大麻を購入できますが、外務省は明確にこう書いています。

大麻等の「ソフト・ドラッグ」と呼ばれる薬物についても、いわゆる「コーヒーショップ」と称される店舗において購入できるとはされていますが、これらの薬物の所持・売買等については本来違法であり、犯罪行為にあたります

「買える=合法」ではない。黙認されているだけで、法律上は違法行為です。

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意識不明→警察保護→2週間の強制入院

過去に何が起きているか。日本人旅行者が興味本位でソフトドラッグを使用し、意識不明に陥って警察に保護される事案が多く発生しています。これは大使館と外務省が「過去に多く」と繰り返し注意喚起しているレベルの頻度です。

保護されて医療施設に移送されると、法定検査期間2週間の入院検査が義務付けられます。この経費は自己負担。帰国予定日には確実に間に合わなくなり、航空券の変更料も、2週間の入院費も、全て自分で払うことになります。

大麻に慣れていない日本人が初めて使用した場合、想定以上に強い反応が出ることがあります。「ちょっと試すだけ」のつもりが救急搬送に直結する。これが現実です。

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日本の法律は国外でも適用される

2023年12月に改正大麻取締法が施行され、大麻の「使用罪」が新設されました。日本の大麻取締法は日本国外での行為にも適用されるため、オランダで大麻を使用した場合でも、帰国後に処罰される可能性があります。

「現地では黙認されてるから大丈夫」という考えは通用しません。

ハードドラッグは明確に違法、取り締まりも厳格

ヘロインやコカイン等の「ハードドラッグ」については、オランダでも所持・売買が明確に違法とされ、取り締まりが厳しく行われています。ソフトドラッグの「黙認」イメージにつられて「何でもありの国」と思い込むのは非常に危険。

アムステルダム中央駅からダム広場に向かうDamrak通り、ダム広場東側の飾り窓地域には麻薬の売人がたむろしていることを大使館は指摘しています。声をかけられても無視する。路上で薬物を購入するのは論外です。

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コーヒーショップ周辺で巻き込まれるリスク

コーヒーショップ自体に入らなくても、周辺で薬物関連のトラブルに巻き込まれることがあります。飾り窓地域では写真・ビデオ撮影がトラブルの原因になり、夜間の一人歩きは危険を伴います。同じエリアではスリ・置き引き偽警官の詐欺も多発しているので、そもそも長居しないのが一番です。

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やってはいけないこと

行動リスク
コーヒーショップで大麻を購入・使用意識不明→2週間入院、日本帰国後に処罰の可能性
路上の売人から薬物を購入ハードドラッグが混入している可能性、逮捕リスク
飾り窓地域で写真撮影トラブルに巻き込まれるおそれ
飾り窓地域の夜間一人歩き強盗・ひったくりのリスク

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もし薬物を使ってしまったら

体調に異変を感じたら、迷わず112(警察・救急共通)に電話してください。意識がもうろうとしてからでは自分で電話できません。同行者がいる場合は、相手の状態がおかしいと感じた時点ですぐに通報を。

在オランダ日本国大使館: (070) 346-9544

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よくある質問

オランダのコーヒーショップで大麻を買うのは合法?

いいえ。外務省は「大麻等のソフトドラッグの所持・売買等については本来違法であり、犯罪行為にあたります」と明記しています。コーヒーショップで購入できるのは事実ですが、法的には「黙認」であって「合法」ではありません。

日本人がオランダで大麻を使うとどうなる?

日本の大麻取締法は国外での使用にも適用されます。オランダで使用した場合でも帰国後に処罰される可能性があります。また、現地で意識を失って警察に保護された場合、法定検査期間2週間の入院検査が義務付けられ、経費は自己負担です。

ハードドラッグもオランダでは緩いの?

いいえ。ヘロインやコカイン等の「ハードドラッグ」は明確に違法で、取り締まりも厳しく実施されています。ソフトドラッグとは扱いが全く異なりますが、いずれも手を出すべきではありません。

出典

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