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ハバナの治安 旧市街レベル1新規・マレコン首絞め強盗【2026】

ハバナの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

ハバナはキューバの首都で、観光のほぼ全員が必ず通過する街。2025年12月15日、外務省はハバナ・ビエハ市旧市街とセントロ・ハバナ市市街地中心部の2エリアに新規でレベル1(十分注意)を発出しました。観光のど真ん中で凶器強盗が継続発生していることを、外務省が初めて公式に書いた、それが2025年12月の意味です。エリア別の地雷を見ていきます。

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ハバナ・ビエハ(旧市街)--- 2025年12月レベル1新規

オビスポ通り、カピトリオ、ハバナ・クラブ博物館、大聖堂広場、武器広場。観光客が必ず歩くエリアが全部この旧市街です。在キューバ大使館の安全の手引きから:

発生場所はハバナ市旧市街、セントロ・ハバナ区、ベダード区等、ハバナ市内の中心部に集中

そして外務省ホームページの新規発出文。

ハバナ県ハバナ・ビエハ市(旧市街地)及びセントロ・ハバナ市(市街地中心部)では、強盗、強盗致傷事件が継続して発生しています

特に注意なのは裏通りに踏み込んだ瞬間。観光ガイドブックに載るオビスポ通り本通りは比較的人通りがありますが、一本入ると人気が減り、「肩からカバンを引きちぎる」「鋭利な刃物でカバンを切り裂く」といった手口の現場になります。

セントロ・ハバナ --- 2025年12月レベル1新規

旧市街の西隣、カピトリオ周辺〜マレコンに抜けるエリアがセントロ・ハバナ。2025年12月15日に旧市街と同時にレベル1指定されました。タバコ工場、チャイナタウン、サン・ラサロ通りの庶民的な街並みで観光客に人気ですが、夜間に近隣のスラム的なエリアから流入する犯罪集団が活動します。

TESTIMONY · 旅行者A

深夜帯にマレコンを1人で歩いていたところ、2人組の男性に羽交い締めにされ、携帯電話を強奪された。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省 海外安全ホームページ「キューバ 安全対策基礎データ」

マレコン海岸通りはセントロ・ハバナの北側を走る2階建てプロムナード。夕暮れの散歩で旅行者が好む場所ですが、夜間の単独歩行は明確にやめてほしいエリアです。

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ベダード --- 中級ホテル集中地、白昼強盗事例も

セントロ・ハバナの西隣、L通り・23通り・マレコン沿いにホテル・ナシオナル、ハバナリブレ、メリア・コイバなど中級〜高級ホテルが集中するエリアがベダード地区。

白昼、自宅内において、政府関係者を装った強盗集団によって強盗被害に遭った日本人もいる

ベダードは在留邦人世帯も多い地区で、駆除業者・政府関係者・国営アパート管理人を装った強盗・侵入窃盗事例が大使館手引きに具体的に列挙されています。

TESTIMONY · 旅行者B

昼間、害虫駆除業者を装った男2名が被害者宅(アパート)を訪れ、室内に案内したところ、突然、同被害者の首を絞めて昏倒させ、現金等の貴重品を強奪した。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省 海外安全ホームページ「キューバ 安全対策基礎データ」

短期旅行者は民泊・ホテル滞在時、ノックされてもチェーンを掛けたまま要件を確認する基本動作を徹底してください。

バラデロ --- 殺人事件発生のリゾート

ハバナから車で2時間半東のバラデロは、キューバ最大のビーチリゾート。オールインクルーシブのホテルが並ぶ観光地ですが、

バラデロにおいて、外国人観光客が殺害され砂浜に埋められた

外務省「キューバ 安全対策基礎データ」に簡潔に書かれている殺人事例。夜のビーチ単独散歩は絶対しない、ホテルの敷地内で完結させる、これが基本です。リゾート敷地外への深夜の徒歩外出は推奨されません。

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ホセ・マルティ国際空港 --- 到着後すぐが狙われる

ハバナの空の玄関、ホセ・マルティ国際空港(HAV)から市内まではタクシーで30〜45分。空港から市内に向かう途中で、到着便で換金したばかりの観光客を狙う事案も周辺各都市で報告されています。空港でも「正規の許可を得ていない両替屋(闇両替屋)」が声をかけてきますが、

正規の許可を得ていない、いわゆる「闇両替屋」を利用した場合、利用した側も法律違反となるため、警察は被害届を受理しません

利用者側が違法。被害届を出しても受理されない仕組みなので、空港・銀行・正規両替所(CADECA)・ホテル内の3択以外を使わないでください。

移動手段 --- バスは混雑時にスリ多発

ハバナ市内の移動手段は、徒歩・タクシー・ココタクシー(観光用三輪)・乗合バス。満員バスのスリ被害が多発しています。安全の手引きから:

交通手段としてはできるだけタクシー(個人で使用)を利用することが無難ですが、公共路線バスを利用せざるを得ないときは、スリの被害に遭わないよう、手提げバッグなど貴重品はしっかり身に付けてください

ホテル発着のレバニュー型タクシー(黒・黄ナンバー)を使う方が結果的に安く済みます。ただし料金は乗車前に必ず確認、タクシー詐欺の事例はハバナの両替詐欺・ぼったくりで詳しく扱います。

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緊急連絡先 --- 在キューバ日本国大使館(ハバナ)

連絡先番号・URL
在キューバ日本国大使館(ハバナ)https://www.cu.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
警察106
救急104
消防105
観光客向け医療施設 Cira Garcia国際クリニック(ハバナ)

経済危機の影響で通信網が不安定で携帯が圏外になることもあるため、必ず宿の住所と固定電話番号を控えて出かけてください。

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ハバナで生き延びるための7原則

最後にエリア別ではなく行動別の鉄則。

  • 夜のマレコン・旧市街裏通り・セントロ夜間徒歩は避ける
  • 米ドル/ユーロ現金は分散して持つ、闇両替屋には絶対近づかない
  • ノックされてもチェーン越しに要件確認、駆除業者・政府関係者を名乗る来客に注意
  • 満員バスではリュック前持ち、街角で話しかけられたら距離を取る
  • 写真撮影は政府施設・軍施設・港湾・空港NG
  • 携帯電話をテーブル上に置かない(置き引き多発)
  • 被害に遭ったら抵抗しない(凶器使用が一般化)

「比較的安全」のイメージは2024-2025の経済危機で塗り替わりました。手口の詳細はハバナのスリ・ひったくり・強盗両替詐欺・ぼったくり侵入窃盗・首絞め強盗病気・医療トラブルで。

この都市のトラブル別ガイド

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