Kaigai Risk
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ハワイ島の治安 キラウエア噴火とマウナケア高山病【2026】

ハワイ島(ビッグアイランド)の治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.14 KAIGAI-RISK

ハワイ島(ビッグアイランド)はハワイ諸島で最大の島で、ヒロ(東側・降雨多)・コナ(西側・乾燥)の対照的な気候を持ちます。活火山・高山・溶岩台地というハワイ州でもっとも自然の振れ幅が大きい島で、観光リスクも他島とは質が違う。ここでは外務省・在ホノルル総領事館のデータから、ハワイ島特有の注意点を整理します。

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キラウエア・マウナロア火山と地震

外務省が明記している過去10年の火山・地震イベントがこれ。

ハワイ島のキラウエア火山は2018年に大規模噴火があり、マウナロア火山は2022年に噴火しました。また、2021年10月には、ハワイ島においてマグニチュード6クラスの地震が2回発生しています。

キラウエアは近年も活発な活動を続けている火山で、噴火時はハワイ火山国立公園のルートが閉鎖されることがあります。溶岩見学ツアーで危険エリアに入って火傷や有毒ガス吸引の事故も過去に発生。VOG(火山性ガス・スモッグ)はコナ側にも流れてきて、喘息持ちの方は体調を崩しやすい。旅行中はUSGSの火山警報と地元ラジオで最新情報を取る習慣を。

M6クラスの地震が立て続けに2回起きたのが2021年10月。余震も続くので、高層階ホテル宿泊時の避難経路確認は済ませておこう。

津波警報・避難

ハワイ諸島は太平洋プレートの上にあり、他地域の地震による津波の影響を受ける位置にあります。総領事館の発信アーカイブには「【緊急】津波警報の発出」が実際に残っています。総領事館の洪水・高潮時の避難指示は津波時にも有効。

できるだけ高い場所へ向かう(海、河川、低地に向かわないでください)

ヒロ市内は1946年・1960年に壊滅的な津波被害を受けた土地で、市内各所に津波避難経路の標識があります。宿泊先のハザードマップ(Tsunami Evacuation Zone)を到着時に確認しておくと安心。

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マウナケア高地の高山病(4,200m)

ハワイ島最大の固有リスクがこれ。マウナケア山頂は標高4,205mで、富士山より高い。ソニー損保のハワイ事例にはこう書いてあります。

標高の高い場所で休憩中、意識を失い救急車で搬送。肺塞栓・脳浮腫と診断され4日間入院。 836万円

マウナケアの「肺塞栓・脳浮腫」はまさに高山病の重症化。山頂サミットツアーは事前に山麓のオニヅカビジターセンター(2,800m)で30分以上の高度順応が必須で、心疾患・呼吸器疾患・妊婦・小児は山頂行き不可とされています。ツアー会社の医療条件は事前確認。

溶岩観光・ハイキング・レジャー事故

ハワイ火山国立公園は観光の目玉ですが、総領事館「レジャー事故に関する注意」の対象そのものです。

ハワイでは、スカイダイビング、シュノーケリング、スキューバダイビング、バギー乗車、山岳サイクリング、ヘリコプターや飛行機での遊覧飛行等、万一事故が発生した場合に生命の危険を伴うアクティビティーが盛んですが、これらの事業を運営するためには簡単な届け出を行うのみで足り、関係当局からの特別な許可は必要とされていません。

たとえば危険を伴うスポーツ等には保険が適用されないといったケースもあることから、これから加入しようとされている、或いは、既に加入しておられる保険で、どのようなアクティビティーに、どのような範囲で、どの程度の補償が得られるかに関し、念のため日本出発前に保険会社に対して照会されることをお勧め致します。

ハワイ島では溶岩観光のヘリツアーマウナケアのサンセットツアーハワイ火山国立公園のハイキングなどが該当。保険適用可否は出発前に保険会社へ電話一本で確認を。

外務省はハイキングの滑落事故も指摘しています。

ハワイ州内には数多くのハイキングコースがありますが、ハイキング中の滑落事故は毎年複数件発生しています。

ハワイ島のハイキングコースは溶岩台地・急峻な渓谷が多く、雨天時の滑落が起きやすい。ウィキ・ツアーとは違う装備(登山靴・レインウェア・水2L以上)で臨んでください。

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遊泳中の溺死・ビーチ(島全域)

ハワイ島のビーチも例外なく置き引きゾーン。

置き引き:ビーチ(島全域)、レストラン、ショッピングモール、空港等

加えて遊泳中の溺水リスクがあります。

シュノーケリングなど海でのアクティビティ中における溺死事案等も発生しています。当地は潮流の流れが複雑な場所も多くあります。遊泳時にはライフガードがいる場所を選びましょう。

コナ側のビーチは透明度が高く人気だけど、潮流が複雑な場所も多い。ライフガード常駐ビーチを選ぶのが大前提です。

離島ゆえの領事対応(ヒロ・コナ各年1回巡回)

ハワイ島にも総領事館の出張所はありません。在ホノルル総領事館「領事出張サービス」案内によれば、ハワイ島ヒロで年1回、ハワイ島コナで年1回の巡回のみ。

  • パスポート紛失→ホノルルまでフライト必要
  • 重篤な医療事案→ヒロ・コナの病院で初期対応、重症はホノルル搬送が一般的(費用感はホノルルの医療費と病気・遊泳事故
  • 911は全島共通、領事サポートはオアフ島経由

島内のヒロ・コナ間でも車で2〜3時間かかるため、滞在エリアから近い病院を事前に把握しておくと安心です。

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レンタカー・交通

ハワイ島は車がないと実質動けない規模の島です。レンタカー3点セット必須。

無用なトラブルを避けるため、国際運転免許証も携行することを強くおすすめします。

マイナ免許証はカード券面に運転免許証の情報が表示されないことから、現地官憲で無免許であるとされる可能性があります。海外で運転される場合には、従来の日本の運転免許証を取得し、渡航先の国・地域に持参するようにしてください。

国際免許 + 従来の日本の運転免許証 + パスポート。マウナケア山頂道路は4WD必須で、2WDレンタカーは契約上進入禁止とされていることが多い。サミットツアーバンに乗り換えるのが一般的です。

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緊急連絡先

  • 緊急時(警察・救急・消防): 911(ハワイ島共通)
  • 在ホノルル日本国総領事館: +1-808-543-3111(24時間・ハワイ島も管轄)
  • ハワイ島領事出張はヒロ・コナ各年1回、有事はオアフ島経由

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