ロサンゼルスはレンタカー・配車アプリでの移動が中心になる街。在LA日本国総領事館「安全の手引き」が偽ライドシェア・カージャッキング・路上強盗の手口を細かく解説しているので、これを基に整理します。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
偽ライドシェア(最重要)
依頼中のドライバーを装って利用者を乗せ込み、非正規の値段を請求したり、見ず知らずの土地に連れて行き、強姦等を行う事件が発生しておりますので、利用の際は、下記注意事項を参考とし、正規のドライバーからのサービスを受けるよう心掛けてください。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ロサンゼルス日本国総領事館「安全の手引き」)
強姦事件が公的ソースに明記されている重大リスク。
ライドシェアサービス利用時の注意事項 ①依頼と実際に到着した車が間違いないか確認する(車種、色、ライセンスプレート)。 ②ドライバー情報を確認する(名前を聞く、写真と見比べる) ③自ら氏名を名乗らず、ドライバーへ依頼主は誰か確認する ④基本的には後部座席を利用する ⑤可能な限り、家族や友人に旅程を共有し、不測の事態に備える
特に③: 偽ドライバーは「You’re [名前]?」と聞いてくるけど、本物のドライバーは依頼者の名前をアプリで知っている。「Who’s your passenger?」と逆質問するのが一発で見抜ける方法です。
LAX空港の Uber/Lyft(LAX-it)
空港外周に黄色のタクシーゾーンが設けられていますので、白タクに騙されないためにも、必ずタクシーゾーンで待機するタクシーを利用するようにしてください。また、中には土地勘のない旅行者から遠回りをして料金を過剰に請求する運転手もいます
LAXは2021年から LAX-it という指定エリアでのみ Uber/Lyft 乗車可能。手順は
- 到着ロビーから出る
- 緑色の LAX-it シャトル(無料)に乗車
- LAX-it エリアで Uber/Lyft をリクエスト
- アプリの車番・車種・色と一致を確認
- ドライバー名を聞いて写真と照合
- 後部座席に乗車
到着ロビーで「Uber? Lyft? Taxi?」と声をかけてくる連中は全部白タク。無視一択です。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
バンプ&ロブ(追突して車を盗む)
当地では、車をわざとぶつけてドライバーが降りた隙に車ごと盗んでしまう『バンプ&ロブ』という窃盗手口もあるため、特に夜間に車をぶつけられても暗い場所では車からすぐに降りず、明るい安全な場所まで車を移動させることが重要です。
夜間追突時の手順:
- 車内に留まる(ドアロック・窓閉め)
- 明るい場所(ガソリンスタンド・コンビニ)まで走行
- 911通報し警察到着を待つ
- 相手が「警察呼んだ?保険書見せて」と急かしてもその場で対応しない
カージャッキング・張り紙トラップ
『カー・ジャッキング』とは、持ち主が乗っている車を武器などで脅して奪い取ることで、以前は空車を盗んでいた泥棒も、ハイテク・アラーム・システムの一般化のため、信号で止まっている車や駐車直後の車を狙うようになっています。
近年では、停車してある車両の後方に張り紙を置き、乗車してエンジンをかけた運転手が同張り紙を除去しに車を出たところを盗んで乗り逃げする等、犯人側が仕掛けた罠にはまってしまうケースも報告されています。
車内対策:
- 信号待ちはドアロック・窓閉め
- 駐車直後は周囲を確認してから降車
- 車外に張り紙・物が置かれていても乗ったままなら無視して発進
- カージャッキングされたら抵抗せず車を降りる(命を優先)
路上強盗・走行中の威嚇
強引な運転(急な割り込みや後方からハイビームを点滅させる等の威嚇行為等)が起因して暴力事件に到るケースが少なくありません。
車外からのひったくりや、信号待ちの間に強盗などに助手席に乗り込まれないように、一般道などでは窓を閉めておくとともに、必ずドアをロックしておくことが大切です。
信号待ちの間、窓を拭いて金を要求する者がいますが、運転者が承諾して支払いをしようとした時に強盗被害に遭う場合もあります
ロードレイジ対策:
- 煽られても反応しない・追わない・罵らない
- 後方から威嚇されたら安全な場所で先に行かせる
- どうしても追ってくるなら警察署・消防署に駆け込む
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
警察官停止指示への対応
車両運転中に警察官に停止を求められた場合、両手をハンドルの上に置き、そのまま乗車した状態で、警察官の指示に従ってください。慌ててポケットやバッグから免許証を取り出そうとすると、けん銃を取り出そうとしていると勘違いされる場合もあり大変危険です。(在SF総領事館、LAも同様)
手順:
- 路肩に停車、エンジン切る
- 室内灯ON、両手をハンドルの上
- 警察官が窓に来るまで待つ
- 「Officer, my license is in my [pocket/bag]. May I get it?」と確認してから動く
- 急な動作・大きな声を出さない
レンタカー保険・事故対応
レンタカー契約時にフルカバレッジ(Collision Damage Waiver + Liability)を付けるのが安全。事故時の対応:
- 怪我があれば 911
- 相手の運転免許・保険情報を撮影
- ナンバープレート・車種・損傷部分を撮影
- 警察が来たらポリスレポート発行依頼
- レンタカー会社の緊急連絡先に電話
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
ヒッチハイカー・同乗者
素性の分からない者に対する安易な同乗許可、もしくは見知らぬ相手の車への同乗は、自ら危険を招いているような行為であり、絶対に避けるべきです。いきなり武器を突きつけられ、金品や車両の盗難被害、更には殺人事件に発展する可能性もあります。
ヒッチハイクは絶対避ける。
手口早見表
| 場所 | 手口 | 対策 |
|---|---|---|
| LAX到着ロビー | 白タク・偽ライドシェア | LAX-it指定エリアからのみ乗車 |
| 夜間走行中 | バンプ&ロブ(追突→車盗難) | 暗い場所で降りず明るい場所へ |
| 駐車場 | カージャッキング(武器で脅す) | 抵抗せず車を降りる |
| 駐車直後 | 張り紙トラップ(降車させて盗む) | 車内から張り紙を無視して発進 |
| 信号待ち | 窓拭き→金要求→強盗 | 窓閉め・目を合わせない |
| 走行中 | ロードレイジ(威嚇→暴力) | 反応しない・追わない |
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
被害に遭ったら
- 怪我あり: 911、救急車(有料・1,000ドル超)、保険会社アシスタンスデスク
- レンタカー被害: レンタカー会社の緊急連絡先+ポリスレポート
- 強盗被害: ダミー財布渡す→離脱→警察→保険会社→在LA総領事館(+1-213-617-6700)
LA本土の医療費は高額。詳細は北米の旅行保険へ。
よくある質問
Uber/Lyftで乗車前にチェックすべきことは?
在LA総領事館「安全の手引き」が5つの注意事項を明記しています。「①依頼と実際に到着した車が間違いないか確認する(車種、色、ライセンスプレート)/②ドライバー情報を確認する(名前を聞く、写真と見比べる)/③自ら氏名を名乗らず、ドライバーへ依頼主は誰か確認する/④基本的には後部座席を利用する/⑤可能な限り、家族や友人に旅程を共有し、不測の事態に備える」。**「自ら名乗らない」**が一番見落とされがち。本物のドライバーは依頼者の名前をアプリで知っているので、聞いてくるはずです。
夜に追突されたら、すぐ降車していい?
NGです。在LA総領事館は「車をわざとぶつけてドライバーが降りた隙に車ごと盗んでしまう『バンプ&ロブ』という窃盗手口もあるため、特に夜間に車をぶつけられても暗い場所では車からすぐに降りず、明るい安全な場所まで車を移動させることが重要です」と明記。**ガソリンスタンド・コンビニ・警察署など明るい場所まで移動してから降車**してください。
信号待ちで窓を拭いて金を要求されたら払うべき?
払わない&無視一択です。在LA総領事館は「信号待ちの間、窓を拭いて金を要求する者がいますが、運転者が承諾して支払いをしようとした時に強盗被害に遭う場合もあります」と警告。財布を出した瞬間に強盗に発展する可能性があります。**窓を閉めて目を合わせず、信号変わったら発進**が正解。