コロンボはスリランカの経済・交通の中心。バンダラナイケ国際空港から市内までは車で約1時間で、多くの旅行者は最初にここを通ります。外務省と大使館のソースで見る限り、邦人被害の実例が一番具体的に記録されているのもコロンボ。歩き方と注意ポイントをまとめました。
Travel Alert 01
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危険レベルとコロンボの位置づけ
外務省の危険情報はコロンボ全域で発出なし。ただし2019年4月のイースター連続爆破テロではコロンボ市内の教会とホテルが狙われ、邦人を含む多数の死傷者が出た過去があります。現在は大規模テロの発生は確認されていませんが、大使館は「標的となりやすい施設や人混みは避ける等、引き続き行動には十分注意」と繰り返しています。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
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エリア別の注意点
フォート地区(FORT)
市の中心。主要ホテル、大統領府、中央銀行、ワールド・トレードセンターが集まる経済・政治のハブ。英国植民地時代に建てられた時計台がシンボル。旧オランダ病院を改装したダッチ・ホスピタル(レストラン・宝石店・手工芸品)は夜も観光客で賑わうエリアです。
観光で歩くぶんには比較的治安の良いエリアだけど、夜間の単独外出は治安が良いとされている地区でも控えるのが在スリランカ日本国大使館の基本方針です。
ペター地区(PETTAH)
コロンボ・フォート駅と長距離バスターミナルを抱える下町商店街。日用雑貨や電気用品の小さな店が密集し、終日多くの人で賑わっています。
外務省の邦人被害実例には、鉄道・長距離バス・飛行機内でのスリ、乗り合いバスを降りた直後のひったくりが並びます。ペター地区はまさにこの手口が起きる現場。大きな荷物を持った旅行者が無防備に歩くと目立つので、リュックは正面、ポケットに貴重品は入れない、が鉄則。手口の詳細はコロンボのスリ・置き引き記事で。
ゴール・フェイス・グリーン&ゴール通り
フォートの南側、海岸沿いに広がる芝生広場。夕刻はインド洋に沈む夕日を眺めに老若男女が集まる憩いの場。ゴールフェイス・ホテルは1864年創業でコロンボで最も歴史のあるホテルです。
このエリアで警戒したいのが宝石店連れ込み詐欺。外務省A2の邦人被害実例から。
コロンボ市内ゴール通りを歩いていたところ、「特別な祭りをやっている寺院に案内する」など言葉巧みに近づいてきたスリランカ人に、三輪タクシーに乗せられて宝石店へ連れて行かれ、宝石を売りつけられた上、法外な乗車料金を請求された。
日本語で近づいて寺院案内を持ちかけてくるスリランカ人には、基本ついていかない方が安全です。詳しくは コロンボの詐欺・ぼったくり記事 で。
バンダラナイケ国際空港(CMB)
コロンボ市街から車で約1時間、北方のネゴンボに近いエリアにある国際空港。外務省A2には次のような邦人被害実例が記録されています。
バンダラナイケ国際空港においてスリランカ人とみられる男2人にトイレに連れ込まれ、「金を出せ」と脅され、財布およびカメラを奪われた。
深夜便到着時は、空港正規タクシーかホテル送迎を事前予約するのが無難。空港のトイレも、人が少ない時間帯・奥まった場所は避けたい(空港トイレの強奪事例はコロンボの性犯罪・強盗記事で詳述)。
シナモン・ガーデンズ(Col.7)
高級住宅と各国大使館が集まる落ち着いたエリア。ヴィハーラ・マハー・デーウィ公園、国立博物館などもここ。比較的治安は落ち着いていますが、夜間単独は避ける原則は変わりません。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
交通手段と安全な選び方
コロンボの移動は配車アプリ一択と考えていい。大使館と外務省が繰り返し推奨しています。
流しのタクシーの使用はなるべく避け、信頼の置けるタクシー会社を利用するか、ホテルやレストランに配車を依頼する。コロンボなどの主要都市ではアプリを利用した配車サービスや大手タクシー会社のアプリを利用することをお勧めします。
具体的には PickMe、Uber、Kangaroo Cabs がよく使われています。空港から市内までタクシーを使う場合の目安は2,500〜3,000ルピー程度(別途高速代)。トゥクトゥク(スリーウィラー)の詳細は コロンボのタクシー・交通トラブル で。
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
主なトラブルと対策
コロンボで実際に発生している手口は、カテゴリ別に記事を分けています。
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
緊急連絡先(コロンボ)
| 用件 | 番号 |
|---|---|
| 警察(コロンボ市内) | 119 / 011-242-1111 |
| 救急(ナショナル・ホスピタル 24時間) | 1990 / 011-269-1111 |
| 消防 | 110 / 011-242-2222〜3 |
| 災害対策センター(DMC) | 171 |
| ツーリストポリス | 1912 |
| 在スリランカ日本国大使館 | 011-269-3831〜3 |
主要医療機関は National Hospital of Sri Lanka、Asiri Central、Asiri Surgical、Durdans、Lanka Hospital、Nawaloka(011-577-7777)、Joseph Fraser Memorial など。私立病院は入院時にデポジットを求められることが多いので、キャッシュレス対応の海外旅行保険があると安心です。
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