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ビエンチャンの治安 睡眠薬強盗とバイクひったくり【2026】

ビエンチャンの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.15 KAIGAI-RISK

ビエンチャンはラオスの首都でメコン川沿いに広がる、アジアの首都としては最ものんびりした街の1つ。ただ、在ラオス日本国大使館と外務省の注意喚起を並べると、「のんびり」と「路上の暴力犯罪」が同居しているという独特の構造が見えてきます。夜間の拳銃強盗、メコン川ナイトマーケット周辺の睡眠薬強盗、バイクによる女性狙いのひったくり——いずれも日本人が被害に遭った事例として大使館が名指しで記録している街です。

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ビエンチャンの犯罪エリア・時間帯

大使館「安全の手引き」(令和7年度版)の書き方はまっすぐです。

地方と比べ、首都圏は犯罪発生率が高く、拳銃やナイフを使用した凶悪事件が数多く発生しています。(中略)首都ビエンチャンにおいては路上での銃撃事件が散発しており、いつ巻き込まれてもおかしくない状況にあります。

日本人旅行者が被害を受けた具体的な地点として、大使館の注意喚起に登場するのは以下。

  • メコン川沿いナイトマーケット周辺:睡眠薬強盗(2022年以降連続発生)/夜間の拳銃強盗
  • 噴水広場前通り:バイクによるスマホひったくり(2022年8月・日本人女性)
  • チャオアヌボンスタジアム付近:配車アプリ待ち中の日本人女性がひったくられ路上を引きずられた
  • チャンタブリー郡オントゥー寺角の交差点:「ジミー」を名乗る男が酒に誘って財布を盗んだ事件(2021年9月)
  • サイセッター郡・チャンタブリー郡:薬物絡みの銃撃・中国人銀行員への銃撃など2023年報道

いずれも夜間(19時〜22時台)の発生が多く、観光客が普通に歩く市内中心部で起きてます。

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日本人が遭ってる主な手口

1. バイクひったくり(女性・スマホ手口)

特徴は単独歩行の女性がスマホ使用中に狙われること。大使館が注意喚起で記録した例はこう。

8月29日22時30分頃、首都ビエンチャン市内の噴水広場前通りにおいて、日本人女性が携帯電話で電話しながら歩いていたところ、後ろから来たバイクにすれ違いざまに携帯電話をひったくられたもの。

配車アプリLOCAでタクシーを待つ間にスマホで位置情報を見ていた日本人女性が、バイクの犯人にショルダーバッグをひったくられそのまま引っ張り倒されて路上に引きずられた事例もあります。物を奪うために手段を選ばないのが特徴で、抵抗した外国人が拳銃で撃たれた事案も過去にありました。バイクひったくりの基本手口はホーチミンのバイクひったくりと共通してます。詳細はビエンチャンのスリ・ひったくりへ。

2. メコン川ナイトマーケット周辺の睡眠薬強盗

2022年以降、ナイトマーケット付近で自称オーストラリア在住の銀行員を名乗る外国人から「ラオスの文化だ」と言われてビールを交換させられ、意識を失って金を盗まれる被害が連続発生。容疑者は身長約180cm・中肉・坊主頭・黒人男性・自称37歳のオーストラリア銀行員という共通特徴で記録されてます。詳しい対処はビエンチャンの睡眠薬強盗に。

3. ミニバン車内窃盗(ビエンチャン⇔バンビエン)

ホテルや旅行代理店で申し込むビエンチャン・バンビエン間の乗合ミニバンの車内で、鍵をかけたリュックから現金(外貨のみ、ラオスキープは残される)が抜かれる被害が継続中。長いトイレ休憩や、出発まで荷物を積んだまま放置される時間が手口の前提です。対処はビエンチャンの詐欺・求人詐欺ページで扱ってます。

4. 航空機内の窃盗

成田→ホーチミン経由→ビエンチャン(ワッタイ空港)の機内で、頭上収納棚に入れたカバン内の封筒から現金が抜かれる事案が複数発生。大使館は「貴重品は頭上収納棚に入れず、見える範囲で肌身離さず保管」と明記してます。ビエンチャンに着く前から手口が始まっている、というのは覚えておきたい。

5. 夜間の拳銃・刃物強盗

●最近、首都ビエンチャン市内において、夜間、拳銃・刃物を使用した強盗事件が発生しており、複数の日本人が被害に遭っています。 ●犯行の背景は不明ですが、日本人を含む外国人をターゲットとしている可能性があります。

具体例として、ナイトマーケット周辺を1人で歩いていた日本人男性が2人乗りバイクから拳銃を突きつけられ、さらに複数人に囲まれて斧を振りかざされて所持品を全部奪われた事例が手引きに記録されてます。ラオスでは銃器が規制されてるものの近隣諸国から密輸された銃が相当数流通している、というのが大使館の認識。夜の単独行動は避けるのが鉄則です。

6. 置き引き・侵入盗・ホテル内犯行

カフェ・レストラン・長距離バスでの置き引きに加え、ホテル/ゲストハウスの従業員による居室内窃盗も記録されてます。備え付け金庫は従業員がマスターキーを持っていて完全に安全とは言えない、と大使館はハッキリ書いてます。貴重品は居室内に放置しないのが基本。

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ビエンチャンの交通事情

タクシー・トゥクトゥクは運転が乱暴・整備不良・保険未加入が少なくない、と大使館は書きます。都市部では配車アプリLOCAが浸透していて、こっちのほうが安心。ただし上記のように、配車待ちでスマホを出してる時間がひったくりの機会になるので要注意。

地方行きの長距離バスは整備不良・運転ミス・居眠り・スリップ横転など事故例多数。夜便は避け、日中でも天候・道路状況を事前確認、と手引きにあります。

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緊急時の連絡先

  • 在ラオス日本大使館 領事班(開館時):021-414-400〜403
  • 在ラオス日本大使館 閉館時緊急電話:020-5551-4891
  • 警察:191 / 救急:195 / 消防:190

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ビエンチャンの手口別詳細

ラオス全体の治安・医療・法律はラオスの治安トップに。

この都市のトラブル別ガイド

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