ハボローネはボツワナの首都で、人口約27万人(都市圏約42万人)。ボツワナ国際空港(GBE)のあるサー・セレツェ・カーマ国際空港から市内まで車で約15分。オカバンゴデルタ・チョベ国立公園のサファリツアー起点となる町です。整備された幹線道路と新しいショッピングモールが並ぶ「アフリカで最も治安が安定している首都の一つ」というラベルがついていますが、外務省と在ボツワナ日本国大使館は2020年以降、日本人を狙った犯罪の増加を継続して警告しています。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
エリア別のリスク
CBD(中心業務地区): 政府機関・銀行・大型モール(Fields Mall・Game City・Riverwalk Mall)が集中。2026年4月にFields Mall付近の歩道で邦人が若年層10名以上の集団に取り囲まれて刃物強盗に遭う事件が発生。日中・夕方関係なく集団犯行が起きるエリアです。
モール駐車場: 2024年10月、11月、2025年2月と立て続けに、ハボローネ市内のショッピングモール駐車場で日本人が車上荒らしの被害に遭ったことが外務省「安全対策基礎データ」に記録されています。リバーウォークモール(ABSA銀行付近の駐車場)で運転手側ドアの鍵穴を破壊された事例も大使館の安全の手引きが記録。
Bus Station周辺・Fields Mall高架下: 2023年5月、邦人が「同僚の友人」を名乗る男に握手を求められ、会話中に背後の共犯者にジャケットのポケットから携帯電話を抜かれた事件が発生(C2-handbook)。スリの典型的な動線です。
オールドナレディ地区: 大使館が「夜間は現地の人間でも避ける地区」と明言。地図アプリの最短ルートで通り抜けないこと。
カーリーヒル: 登山スポットですが、強盗事案が多発しています。大使館は「少人数での登山は控えてください」と注意喚起。
ブロードハースト・エリア27・ハボロネウェストフェーズ2(BTV付近)・モホディツァネ・オリエンタルプラザ・ハボローネダム周辺: 「特にひと気の少ない時間帯」は外務省が要注意エリアとして名指ししている地区です。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
主な犯罪手口 — CBDで集団化、駐車場で連続化
ハボローネの犯罪は、4つの構造に分けて理解しておくと動線を作りやすいです。
1. CBD歩道での集団強盗(10名以上で取り囲む)
2026年4月のFields Mall付近の事件は、前方と側方を10名以上の若年層に同時に取り囲まれたのが特徴です。
被害者が徒歩で移動中、前方及び側方にいた若年層の集団(10名以上)により取り囲まれ、刃物の様なものを突きつけられるなどして制圧され、所持品(バッグ、スマートフォン等)を強奪された。
3〜5人組の路上強盗とは違って、逃げる方向のすべてを塞がれる規模です。CBDの歩道、特にショッピングモール周辺で「妙に若者の集団がたむろしている」と感じたら、すぐにモール内・店舗内に避難する判断が必要です。
2. モール駐車場の車上荒らし(連続発生中)
2024年10月、11月、2025年2月の3回連続でハボローネ市内のモール駐車場で日本人が車上荒らしに遭っています。リバーウォークモール駐車場では1時間駐車で運転手側ドアの鍵穴が破壊されたケースも。
駐車場では車を離れる時間そのものがリスクです。買い物中に荷物を車内に置かない、ダッシュボードもグローブボックスも空にしておく、というのが鉄則。
3. 路上歩行中の3人組強盗
2023年2月、在留邦人夫婦2名が、ハボローネ市内の Village 地区内にある自宅から買い物のため徒歩で外出したところ、自宅から約200m離れた路上で3人組の男に襲われた。犯人は、殴る、蹴る、踏みつける等の暴行を加えたうえ、持っていたナイフで脅し、被害者のリュックサック、スマートフォン、財布等を奪い、待機していた車に乗り込み逃走した。
自宅から200mの距離で襲われています。「すぐ近くだから歩こう」が最も狙われやすい瞬間です。
4. 握手・声かけからの背後スリ
Bus StationとFields Mallの間の高架下で発生した握手スリは、ハボローネの典型的なスリ手口。「同僚の友人」「日本人の知人」を名乗って近づき、握手と会話で注意を引きつけている間に背後の共犯者がポケットから携帯電話を抜きます。
各手口の詳細と対処はトラブル別ページへ。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
移動手段 — 流しのタクシーは使わない
ハボローネの公共交通は乗り合いミニバス(コンビ)が中心ですが、観光客向けの選択肢ではありません。
- 配車アプリ: Yango・inDrive がハボローネで稼働
- ホテル手配のタクシー: 安全度・料金透明性ともに最も安心
- 流しのタクシー: 利用しない(料金トラブル・拉致リスクがある)
- レンタカー: 慣れていれば選択肢になるが、駐車場の車上荒らし・走行中の声かけ詐欺(「タイヤがパンクしてる」と止めさせる手口)に注意
「車に異常がある」と並走車から声をかけられて停車するパターンも報告されています。本当に異常を感じても、最寄りのガソリンスタンド・モール駐車場まで走り続けてから確認する習慣を出発前に決めておきましょう。
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
オカバンゴデルタ・チョベ国立公園への起点
ハボローネはサファリの国際空港玄関口ですが、観光地そのものは国内線か陸路で別エリアへ移動します。北部のオカバンゴデルタ・チョベは野生動物・マラリアリスクが主役になり、首都圏の犯罪リスクとは別物。サファリ移動中の医療アクセスは首都以上に厳しいので、保険のカバー範囲を出発前に確認しておくこと。
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
緊急時の連絡先
| 連絡先 | 番号 | 備考 |
|---|---|---|
| 警察 | 999 | |
| 消防 | 998 | |
| 救急(私立・有料) | 992 | MRI社。997は公立病院搬送だが外務省非推奨 |
| 在ボツワナ日本国大使館 | 391-4456 | 国外から: +267-391-4456 |
ボツワナ全体の治安はボツワナの治安まとめを参照。保険の備えはアフリカの海外旅行保険ガイドを確認してください。
この都市のトラブル別ガイド
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