ポートルイスは「治安が良い」とされるモーリシャスでも、日本人がもっとも遭いやすい犯罪が起きる現場。凶悪犯罪は少ないものの、商店街でのスリ・ひったくり・置き引きが散発し、近年は薬物絡みで金品を強奪するケースが増えています。「アフリカの楽園」のイメージのまま無防備に歩くと、足元をすくわれる可能性は十分あります。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
商店街・雑踏の中での盗難
外務省と大使館は、日本人が遭いやすい犯罪を盗難系と明記。
日本人が遭遇しやすい犯罪は、主に盗難被害であり、雑踏の中でのスリ、ひったくり、置き引きに注意する必要があります。 首都ポートルイス市内の商店街等で、スリ、ひったくり、置き引きなどの犯罪が発生しています。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省「モーリシャス 安全対策基礎データ」犯罪発生状況・防犯対策)
ポートルイス市内の市場や商店街は観光ガイドにも必ず載るスポットですが、混雑時間帯のスリ多発エリア。買い物の間、隣の人が体を寄せてくる動きに敏感になっておくのが第一歩です。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
バッグの持ち方 --- 体の前・貴金属はつけない
在モーリシャス日本国大使館の「安全の手引き」(2026年3月)に、対策が具体的に書かれています。
歩行中、ショルダーバッグは体の前に持ちましょう。ショルダーバッグの中にはなるべく貴重品を入れず、貴金属もむやみにつけて歩かない方がよいでしょう。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在モーリシャス日本国大使館「安全の手引き」(2026年3月))
ポイントは2つ。
- バッグは体の前に: ショルダーは前掛け、リュックは前抱き
- 貴金属を見せない: 金製ネックレス・高級時計は街中では外す、襟元をスカーフで覆う
ハネムーンで来る日本人カップルは結婚指輪・ネックレスを身につけがちですが、市内観光ではホテルのセーフティボックスに預けて出るのが安全。
スマホは手に持って歩かない
歩きスマホは、北アフリカ・インド洋圏共通で標的になります。
外出先で携帯電話を手に持ったまま歩いたり、狙われる可能性の高い場所で携帯電話を操作することのないよう注意
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在モーリシャス日本国大使館「安全の手引き」(2026年3月))
地図確認やSNS投稿はカフェやホテルロビーで腰を落ち着けてから。歩いているときはバッグの中に入れる。バイクひったくりの定番手口を未然に防げます。同種の手口はカイロのスリ・ひったくりやカサブランカのスリ・ひったくりでも頻発しています。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
車両運転中・駐車中の置き引き
レンタカーや配車で移動する場合の鉄則。
車両運転中は外部から見える座席上等にバッグを置かず、中から必ず施錠してください。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在モーリシャス日本国大使館「安全の手引き」(2026年3月))
信号待ち中に窓ガラスを割られて助手席のバッグを持ち去る車上荒らしは、観光地で定番。バッグはトランクか足元、走行中も施錠と窓閉めを徹底してください。駐車中も、外から見える位置に荷物を置いたままにしない。
知らない人に話しかけられたら
見知らぬ者から声を掛けられても気軽に対応しないようにしましょう。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在モーリシャス日本国大使館「安全の手引き」(2026年3月))
「日本語勉強してる」「写真撮ってあげる」「道案内する」という声かけは、観光客のスキを作るための導入。話を聞いている間に共犯がバッグを開ける、というのが定型パターンです。愛想笑いせず、足を止めず、はっきり首を振って通り過ぎるのが正解。
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
夜は徒歩で動かない
最大のポイントが夜間の動き方。
夜間には、ポートルイス市内をはじめモーリシャス全土で急激にひと気がなくなるため、一人歩きは危険です。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:外務省「モーリシャス 安全対策基礎データ」)
夕方5時で店が閉まり、人通りが消えた商店街を一人で歩くのは強盗の格好の標的。夜の移動はタクシーかホテル送迎、徒歩で帰れる距離でも夜は車、と決めておくのが事故防止になります。薬物絡みの強盗が増えているという大使館の警告は、夜の単独行動と直結します。
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
やってしまったときの動き
- 抵抗しない: 凶器所持・薬物使用者の可能性があるため、財布やスマホは渡す
- 安全な場所へ移動: 近くのホテル・店・警備員のいる施設に駆け込む
- 警察 999 に通報: 暴行・強盗は警察、窃盗は所轄警察署で被害届
- 大使館に連絡: パスポート盗難なら +230-460-2200 へ(領事窓口は予約制)
- 被害届の控えをもらう: 保険請求とパスポート再発行で必須
パスポート再発行は「日本での代替作成」になるため、申請から交付まで約1か月。帰国便の変更が必要になるケースもあるので、海外旅行保険の航空機遅延費用特約があると安心です。詳しくはアフリカ向け海外旅行保険で。
よくある質問
ポートルイスでスリに遭ったらまず何をする?
安全な場所に移動し、警察(999)に通報。窃盗被害は所轄警察に届け出てください。パスポート盗難の場合は在モーリシャス日本国大使館(+230-460-2200)へ。被害届の控えは保険請求と再発行で必須なので必ずもらうこと。再発行は「日本での代替作成」で申請から交付まで通常約1か月かかるため、帰国予定の調整が必要になります。
ポートルイスのどのエリアが特に危ない?
外務省は「首都ポートルイス市内の商店街等」と名指ししています。市内の市場・商店街・雑踏は混雑時間帯にスリ・ひったくり・置き引きが集中するため要注意。さらに大使館「安全の手引き」が指摘するように、夕方5時頃から店が閉まり始め、夜は急激にひと気が消えるため、夜間の一人歩きは全エリアで避けるべきです。
バッグの持ち方の鉄則は?
大使館は「ショルダーバッグは体の前に持つ」「中にはなるべく貴重品を入れない」「貴金属もむやみにつけて歩かない」と明記。リュックは前抱き、スマホは手に持たずバッグの中に。歩きスマホは標的になります。
レンタカーや車での移動中に気をつけることは?
大使館は「車両運転中は外部から見える座席上等にバッグを置かず、中から必ず施錠してください」と指示。信号待ちでの車上荒らし・割込み強盗を防ぐため、走行中も窓を閉めて施錠、貴重品はトランクか足元の見えない位置に。