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アンマンの詐欺 マッチアプリぼったくりと紙幣すり替え【2026】

アンマンの詐欺・ぼったくりの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

アンマンで日本人旅行者が引っかかりやすい詐欺は、サウジで増えている「銀行なりすまし電話」のような遠隔詐欺ではなく、対面の古典的な手口。マッチングアプリ経由のぼったくり、タクシーでの紙幣すり替え、交通事故を装った恐喝。中東の中ではアルコールが正規流通する分、「夜遊び系のぼったくり」が成立する街、と理解しておくと出発前の心構えになる。

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マッチングアプリ・SNS経由のぼったくり

大使館の手引き(2025年2月版)が固有の手口として警告しているのがこれ。

マッチングアプリやSNSで出会った異性にカフェ、バー、ナイトクラブなどに誘われたり、入店した店で女性による接待を受けたりしたのち、飲食後に数万~数十万円程度を飲食代として請求される、いわゆる『ぼったくり』被害がアンマン市内で確認されています。

中東の他国だと飲酒が制限されているけれどヨルダンは比較的寛容で、アンマン市内にはバー・ナイトクラブが普通に営業している。Tinder/Bumble/Hingeなどで「観光案内するよ」「いいバー知ってる」と誘われ、ついていくとメニューに値段が書いていない店で飲食、後から数万〜数十万円を請求される。逃げようとすると複数の屈強な男性が出てきて支払うまで帰らせない、というのが定番パターン。

防御策はシンプル。

  • マッチングアプリで会うなら自分が指定した有名チェーン店の昼間に限定
  • 「いい店知ってる」と言われたら断る
  • バー・ナイトクラブに行くならホテルのコンシェルジュが推薦する正規店のみ
  • メニューに値段が書いていない店には絶対に入らない

詳細は国ページのテロ・誘拐情勢セクションに書いた通り、ヨルダンは無許可銃器が広く出回っている。物理的に脅されても抵抗は禁物で、命優先で支払って後から大使館に相談する流れが現実的。

Travel Alert 02

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タクシーの5JD/50JD紙幣すり替え

タクシー詐欺の手口として手引きに明記されているのがこれ。

タクシーを利用する際、色柄が似た5JD(ヨルダンディナール)紙幣と50JD紙幣を、わざと混同して釣り銭をごまかす運転手もいるので、注意するとともにあらかじめ小額紙幣を用意しておく。

ヨルダンディナール紙幣は色合いが似ているため、暗いタクシー車内で気づきにくい。50JD(約1万円)で払ったのに「5JDで払いましたよね」と言われ、釣り銭で40JD以上を抜かれるパターン。

対策は3つ

  1. 乗車前に1JD・5JDの小額紙幣を用意しておき、20JD・50JDの大札で払わない
  2. 払う紙幣の額面を運転手に見せながら声に出す(「フィフティ・ディナール」と確認)
  3. 配車アプリ(Uber/Careem)を使う --- カード決済で物理紙幣のやりとりが発生しない

無許可営業タクシーに乗ってしまうと、違反が発覚した場合に客側も罰金を支払わされることがある。タクシーは黄色(メーター制)・銀色(予約制ムマイヤザ)・肌色(空港固定料金)の正規4色のみ利用すること。

交通事故を装った恐喝

なかには、交通事故の被害者を装い(車がぶつかった、車にひかれた等主張し)、警察に通報しないかわりに現金を要求する詐欺・恐喝事件も発生している。

レンタカーで運転中、急に飛び出してきた人が「ぶつかった」と主張するパターン。実際に接触感覚がなければ、その場で現金を渡さず警察(911)を呼ぶのが正解。本物の事故被害者は警察通報を嫌がらない。「警察を呼ぶ前に現金で示談を」と急かされたら詐欺の可能性が高い。

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信号待ちの物乞い・押し売り

手引きにはこんな記述もある。

アンマン市内や観光地において、外国人等に対し、つきまとい、金銭等を要求する物乞い行為が確認されています(車両運転中、信号待ちの際に、子供が運転席に近寄ってティッシュ等を売りつけてくることもあります。)。

レンタカーで信号待ちしていると子供が窓に寄ってきてティッシュやガムを差し出す。1JD程度を払えば終わるけれど、助手席の窓を半開きにしているとバッグやスマホを引っ張られる二次被害もある。窓は全閉、ドアは全ロック、財布をダッシュボードに置かない、を守ること。

TESTIMONY · 旅行者A

Tinderでマッチした地元女性に「いいバーがある」と誘われて行ったら、ボトル1本2万円のシャンパンを開けられて、最後に8万円請求された。出口に強面の男が3人。逃げられず払って帰った。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ヨルダン日本国大使館「安全の手引」のマッチングアプリ・SNS経由ぼったくり手口を基に構成

手口早見表

手口特徴対策
マッチアプリぼったくりバー/ナイトクラブで数万〜数十万円請求知らない店には行かない/昼間チェーンのみ
紙幣すり替え5JDと50JDを混同して釣銭ごまかし小額紙幣を用意/配車アプリ利用
無許可タクシー違反発覚で客側も罰金正規4色(黄/白/銀/肌)のみ利用
交通事故装った恐喝「ぶつかった」と現金要求警察(911)を呼ぶ
信号待ち押し売り子供がティッシュ等を売り込み窓全閉・ドア全ロック

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予防策

  • マッチアプリ・SNS経由で知り合った人と夜のバー・ナイトクラブには行かない
  • タクシー乗車前に小額紙幣(1JD・5JD)を用意、できれば配車アプリ(Uber/Careem)
  • 払う紙幣は額面を声に出して運転手に見せる
  • レンタカーは窓全閉・ドア全ロック、貴重品をダッシュボードに置かない
  • 「ぶつかった」と現金要求されたら警察(911)通報

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被害に遭った場合の対応

  1. ぼったくりで脅されたら抵抗せず支払って退店(命優先、無許可銃器が出回っている前提)
  2. 安全な場所に移動してから警察(911)通報
  3. クレジットカードを使ったなら即停止在ヨルダン大使館のクレジットカード会社連絡先一覧
  4. 在ヨルダン日本国大使館(06-593-2005)に相談 --- 被害届の出し方や弁護士紹介を受けられる
  5. 海外旅行保険の請求には警察の被害届コピーが必要なので必ず取得

アンマンの他のトラブル(ひったくり・性犯罪・健康)はアンマン都市ページから、保険の補償内容は中東旅行の保険ガイドで確認を。

よくある質問

マッチングアプリで知り合った現地の人にバーに誘われたら?

行かないのが安全です。大使館の手引きには「マッチングアプリやSNSで出会った異性にカフェ、バー、ナイトクラブなどに誘われ、飲食後に数万~数十万円程度を飲食代として請求される」ぼったくり被害がアンマン市内で確認されている、と明記。会うとしても自分が指定した有名チェーン店の昼間に限定するのが基本です。

タクシーで5JDと50JDを混同された場合は?

手引きには「色柄が似た5JD(ヨルダンディナール)紙幣と50JD紙幣を、わざと混同して釣り銭をごまかす運転手もいる」とあります。50JDで払ったのに5JDと言われるパターン。乗車前に小額紙幣(1JD・5JDの組み合わせ)を用意しておくのが鉄則。配車アプリ(Uber/Careem)ならカード決済で物理紙幣のやりとりが発生しないので最も安全です。

「車にぶつかった」と言って金を要求する人が出てきたら?

手引きには「交通事故の被害者を装い、警察に通報しないかわりに現金を要求する詐欺・恐喝事件」がヨルダンで発生している、と記載されています。実際にぶつかった感覚がなければ、その場で支払わず警察(911)を呼ぶこと。本物の事故被害者は警察通報を嫌がりません。

出典

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