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ジャカルタのスリ バイクひったくりとパンク強盗【2026】

ジャカルタのスリ・置き引きの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.12 KAIGAI-RISK

インドネシアの2023年の犯罪届出件数は584,991件。そのうち窃盗が133,396件でトップです。しかも「犯罪被害者の4人に1人しか警察に届け出ていない」と外務省は指摘していて、実際の被害数はこの数倍と考えたほうがいい。

ジャカルタに限ると、在インドネシア日本国大使館の「安全の手引き」が挙げている犯罪被害の大半はスリ、置引き、ひったくり、車上狙い等の窃盗。特に空港やホテルのロビー、レストラン、デパート等で発生しています。

ここからはソースに載っている具体的な手口を一つずつ見ていきます。読んでおくだけで、現地で「あ、これあのパターンだ」と気づけるようになります。

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ジャカルタで多いスリ・窃盗の手口

手口1:バイク2人組のひったくり

ジャカルタで邦人被害が増えているのがこれ。在インドネシア日本国大使館も最新警告として「オートバイによるひったくり事案の増加」を出しています。

オートバイに乗った二人組が歩行者の背後から近寄り、脇を走り抜けながらスマートフォンやショルダーバッグ等をひったくる手口で邦人も被害に遭っている。

後ろから来て一瞬で奪われるので、気づいたときにはもう遅い。歩きスマホは格好のターゲットです。

TESTIMONY · 旅行者A

ジャカルタの通りを歩きながらスマホで地図を見ていたら、後ろからバイクが2台近づいてきて、すれ違いざまに手からスマホをもぎ取られました。追いかける間もなく、バイクはそのまま走り去っていきました。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在インドネシア日本国大使館「安全の手引き」(2025年版)

手口2:繁華街・公共交通機関でのスリ

混雑に紛れて、気づかないうちにやられるパターン。

スリは繁華街、デパート、公共交通機関(トランスジャカルタ等の市内バス、電車、駅構内)、イベント会場での被害が報告されている。特に混雑している場所では、ポケットやバッグから財布やスマートフォンなどの貴重品を盗み取るスリが発生している。

トランスジャカルタやMRTの混雑時間帯は特に注意。複数人で囲まれて注意をそらされた隙にやられるケースが多いです。

手口3:飲食店・空港での置き引き

置き引きはショッピング・モール内の飲食店やカフェ、長距離バス、空港・駅構内、ホテル等で多く発生している。

椅子の背もたれにかけたバッグ、足元に置いたリュック、テーブルの上のスマホ。ほんの数秒目を離した隙に持ち去られます。

TESTIMONY · 旅行者B

ショッピングモールのフードコートで食事中、椅子の背もたれにかけていたバッグが気づいたらなくなっていました。財布とパスポートが入っていて、その後の手続きが本当に大変でした。

※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在インドネシア日本国大使館「安全の手引き」(2025年版)

手口4:パンク強盗

ジャカルタ特有の手口がこれ。車で移動する人は要注意。

道路上に釘をまき、タイヤをパンクさせ、タイヤ修理中に車のドアを開け、車内のバッグ等を持ち去る手口の犯行が発生。

さらに「後方から『タイヤがパンクしている』と合図をして停車させ、確認中に犯行に及ぶ手口」もあります。パンクしても慌てて降りないのが鉄則。

手口5:ATMスキミング

ATMから銀行口座の預金が知らない間に引き出される被害が発生。手口としては、空港やショッピング・モール等のATMにカードの情報を読み取る装置を取り付け、周辺に小型カメラを設置して暗証番号を盗撮するケース。

カード挿入口に不自然な出っ張りがないか、ATM周辺に小型カメラがないか、使う前に必ず確認してください。

手口6:車上荒らし

駐車中の車の窓ガラスを割り、ドアをこじ開け、車中に置いてあるものを盗む犯罪に注意

車を離れるときは車内に荷物を残さない。バッグやスマホが外から見える場所に置いてあるだけで狙われます。

手口7:白昼の強盗

ジャカルタでは夜間だけでなく昼間の強盗も報告されています。

夜間、徒歩で帰宅中の邦人が強盗に遭う被害が発生。過去にはジャカルタ中心部・タムリン通り等での白昼強盗被害も報告されている。

安全の手引きは「強盗に遭遇した際は、相手が武器を持っている可能性が高いので、抵抗せず身の安全を第一に考えて行動すること」と明記しています。

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手口早見表

手口発生場面対策
バイクひったくり路上(特に歩きスマホ中)スマホを手に持たない、荷物は建物側
スリ繁華街・バス・電車・駅構内バッグは前抱え、貴重品は内ポケット
置き引き飲食店・空港・ホテル荷物は膝の上、目を離さない
パンク強盗車移動中パンクしてもすぐ降りない、安全な場所まで移動
ATMスキミング空港・モールのATM銀行内ATMを使う、挿入口を確認
車上荒らし駐車中車内に荷物を残さない
白昼強盗タムリン通り等の中心部抵抗しない、貴重品を分散

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予防策

安全の手引きが掲げる安全の三原則は「目立たない」「行動を予知されない」「用心を怠らない」。これをベースにした具体策がこちら。

  1. 歩行中にスマホを手に持たない — バイクひったくりの最大のターゲット。地図を見るなら立ち止まって建物の壁を背にする
  2. 手荷物は車道の反対側(建物側)に持つ — バイクが近づきにくい側にバッグを寄せる
  3. 高価な腕時計やバッグの携行は控える — 安全の手引きの明示指示。目立つ持ち物が狙われる
  4. バッグは前抱え、貴重品は内ポケットに分散 — 混雑した場所での鉄則。現金も一か所にまとめない
  5. レストランや空港で荷物を背後・足元に放置しない — 膝の上か、斜めがけのまま
  6. ATMは銀行内のものを使う — 空港やモールの独立型ATMはスキミング装置を仕掛けられやすい。暗証番号入力時は手で覆う
  7. 車のパンクは慌てて降りない — 周囲を確認し、ホテルやモールの駐車場まで移動してから修理する
  8. 夜間の徒歩移動は極力避ける — 安全の手引きの明示指示。安全なタクシーの選び方を押さえて、ブルーバードかシルバーバードを使おう
  9. 抵抗しない — 強盗に遭った場合、相手が武器を持っている可能性が高い。身の安全を最優先

これらの対策を道具で確実にやるなら、セキュリティポーチ・盗難防止リュック・スキミング防止ケースの3点セットが1万円以下で揃います。選び方とおすすめはスリ対策グッズ比較にまとめています。

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もし被害に遭ったら

  1. 警察(110)に届け出る — 盗難証明書(Police Report)を必ず受け取る。海外旅行保険の請求に必須
  2. クレジットカード会社に即連絡 — カード停止を最優先
  3. パスポートが盗難された場合在インドネシア日本国大使館(021-3192-4308)に連絡
  4. 海外旅行保険の事故受付窓口に連絡 — 損害品の請求手続きを進める

携行品損害は、海外旅行保険でカバーできるケースが多いトラブルです。クレジットカード付帯保険とネット保険を組み合わせておくことで、実際に保険金が支払われる可能性があります。

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ジャカルタの他のトラブル情報

スリ・ひったくり以外のトラブル手口と安全対策は、ジャカルタの治安・危険エリア情報からまとめて確認できます。

インドネシア全体の法律・マナー・治安情報は、インドネシアの治安・法律・マナーでまとめています。

よくある質問

ジャカルタでスリが多いのはどんな場所?

繁華街、デパート、ショッピングモール、トランスジャカルタなどの市内バス・電車・駅構内、イベント会場で多発しています。混雑に紛れてポケットやバッグから財布・スマホを抜き取る手口が典型です。

バイクのひったくりはどう防げばいい?

歩行中にスマホを手に持たない、手荷物は車道の反対側(建物側)に持つ、高価な腕時計やバッグの携行を控える、の3つが安全の手引きに書かれている基本対策です。背後からバイク2人組が近づいてきて一瞬で奪われるので、気づいてからでは間に合いません。

ジャカルタでスリやひったくりに遭ったらどうすればいい?

まず警察(110)に届け出て盗難証明書を受け取ってください。海外旅行保険の請求に必須です。クレジットカードはカード会社に即連絡して停止。パスポートを盗られた場合は在インドネシア日本国大使館(021-3192-4308)に連絡します。

ジャカルタのATMでスキミング被害を防ぐには?

安全の手引きでは、銀行内のATMを使う、カード挿入口やATM周辺に不審な装置がないか確認する、暗証番号入力時は手で覆う、不審点があれば取引を中止して銀行や警察に通報する、と書かれています。空港やショッピングモールのATMは装置を仕掛けられやすいので要注意です。

出典

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